2月18日(土)ハトちゃんは、JR駅ハイで「史跡を訪ね、ボートの町 戸田(9km)」を歩きました。早朝、習志野は昨夜からの雪がうっすらと積もったんですが、晴天の下、意を決して、家を出る。途中、埼京線の車窓から、あたまが白くなった富士山がくっきり見えました。
北戸田駅に着いて、すぐ並んで受付後、スタート。まず、笹目川遊歩道〔北部 橋から谷口橋までの450mの遊歩道。さまざまな 植木や草花に彩られ、中岡慎太郎作の7体の モニュメントもある〕をゆっくり進みます(9:03)。直進後、左折。途中、土に親しむ広場がありました。新曽中学校を過ぎて、戸田市スポーツセンターの角を右折すると、戸田翔陽高校、レンガ色の図書館・郷土博物館、新曽北小学校を左に見て新曽福祉センターまで真っ直ぐの道(9:16)。
センターを過ぎて、すぐ左折し、右に入ると間もなく観音寺〔塀に線が5本入っていて、筋塀といい、筋は定規筋。寺の格の高さを表すもので、5本線が最高。真言宗智山派の寺院 で、開基については不詳。室町時代末に庄(荘)和泉守秀永という人によって中興されたと伝わる〕へ(9:25)。
交通量の多い道に出て、コースに沿って、右折、左折、左折、右折して、また 元の道に。右手に妙顕寺〔日蓮宗身延山久遠寺の末で、日蓮上人が佐渡へ流刑になる途次、武州新倉(和光市)の辺りを通るとき、新倉の領主隅田五郎時光が難産に苦しむ妻のため護符を乞いました。その甲斐あって一子徳丸を無事に得たため、日蓮に帰依して一寺を起立し、日蓮上人の高弟日向上人を招請して1281(弘安4)年に開山したのが始まり〕へ(9:38)。
その後、川の手前を左折すると、お菓子の工場で湯茶のサービス(9:43)と 、菓子の工場直売も行われていました。近くに、新曽氷川神社〔1429年(永享元)年創建〕があります(9:46)。境内には、高さ10mを越える夫婦柿(めおとがき)の木(市指定天然記念物)がありました。
そこから約1kmをコースに沿って歩くと見事なアーチ型の白い吊り橋「戸田 公園大橋」が...(9:57)。右手の目の前には、戸田競艇場があり、 本日はレースが行われていて、実況放送と船のエンジン音がけたたましく聞こえ、豪快な水しぶきが...。橋の合間に小さい窓があって、そこからも遠いながらも様子が覗けます。
ウォークのコースは、川沿いの道を 横断して、荒川の土手を上がり、土手上の道を歩きます(10:03)。一段高いところから、右手の河川敷には、野球のグラウンドやその他施設と、雄大に流れる荒川が見えて、左手には戸田漕艇場(ボート場)がありボート等を漕ぐ風景が...。風は少し吹いていましたが、気にならず、土手を歩いていると、気持ちが晴れ晴れとして来ます。
途中で、土手を降りて、ボートコース横の戸田公園を歩きます。ボートの格 納庫には、大学名の表示も。東京オリンピック〔1964(昭和39)年開催〕聖火台もありました。その先でトイレ休憩。左手の戸田ボートコースでは、大学や愛好者のボートやカヤックが所狭しと練習中。監督・コーチのメガホンからの叫ぶ声も聞こえて活気でいっぱい。
約1kmほど練習風景を眺めながら、戸田橋親水公園の入口に(10:26)。
そこからは、埼京線戸田公園駅まで約10分ほど。かなり早いペースで、9キロを約1時間半でのゴール(10:32)となりました。
一度は行ってみたかったボートの町 戸田にやっと来ることができました。ウォーク日和で、ボートをたくさん観ることができ、来て良かったと。最後に会って話した地元のウォーカーに荒川の後ろに、富士山が観えたといわれ、チョッピリ写真が撮れずに残念。ウォーキング最中は、前を歩いているのが普通なので、後ろを振り向くことはほとんど無いので...。明日(19日)は、南房総・御宿 早春の旅へ......。
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