さて、2/12(日)は、外房線に乗り、パワフル千葉フリーパス(一日乗り放題1800円)を使って、「おんじゅく海の花まつりとつるし雛めぐり(11km)」に行って来ました。最寄りの御宿駅へは8時30分に到着。
スタート・受付を済ませ、5番目でスタート。まず、最明寺〔822(弘仁13)年、 創建といわれる。御宿という名の由来は、鎌倉時代に北条時頼が最明寺にが宿泊し、それにまつわる歌「御宿せしそのときよりと人とはゞ網代の海に 夕影の松」が伝えられていることから〕(8:41)と妙音寺〔尾崎士郎滞在。名作「人生劇場」創作の源とな った寺〕(8:44)に寄り、そこから、外房線のガード下をくぐり、海岸に向かって歩きます。
御宿海岸〔約2kmに渡る県下海水浴場のメッカ〕に出る(8:46)と、風は冷たいものの、晴れて海岸から太平洋が一望できます。波打ち際を避けて歩きますが、靴に砂が入 って来て、歩きづらい。
8分ぐらい歩いて、ようやく道路際に。童謡「月の沙漠」(加藤まさを)で有名になった、この地を記念したラクダに乗った旅人像の前へ(8:56)。記念写真を撮っている観光客が数人。
その先の広場では、本日の催し「海の花まつり」の準備中(8:58)。それでも地元の旬野菜や魚介類、花の即売、するもん汁の無料配布などが行われていました。
ポイントの月の沙漠記念館〔詩人、加藤まさをの作品をはじめ、ゆかりの文人、 画家の作品展示〕http://www.town.onjuku.chiba.jp/ は今回はパス。海岸で、髭の立派なウォーカーに抜かれたので、その後を離れないように付いて行きました。見覚えのある顔でした。2/5に千倉を歩いた際、前を歩いていて、帰りのバスで一緒になった方。 かなりのハイペース。
海岸通りの舗装道路は、歩きやすいのですが、距離が思ったより長く感じます。海辺では、若者がサーフィンを楽しむ姿も...。船谷トンネルを抜けて、少 し上りの山道に。ここでもう一人、女性のウォーカーが...。駅ハイの手賀沼を歩いていたとき、出会った方で、速い人はやはり速いという感じ。そういえば、昨日の戸田でも、玉川上水を歩いたとき、短パンに黒のスパッツ姿で先頭近くを歩いていた年配者を見かけました。
アップダウンが続く道路を約1km。角に交通整理員が立っていて案内。右手の階段を降りて行くと、海岸の景勝地が...。ドン・ロドリゴ上陸地(田尻海岸)〔1609(慶長14)年、フィリピン諸島総督ドン・ロドリゴと乗組員374 人が乗った船が、この地で座礁。村人が乗組員を救出・介護した〕に出ます(9:20)。天気が良いので、岸壁と青い海がクッキリ。
ひとしきり眺めて、上がって元の道の左手の、海洋生物環境研究所へ(9: 30)。本館前で、熱い伊勢えび汁が出て、冷えた体には持って来いのもてなし。ベンチで、先ほどのウォーカーと話。船橋の方で、10時25分の電車で帰ることに。2時間で11kmを歩くと言う。小生は次の11時33分発で帰る予定なので、別れました。
ハトちゃんは、ゆっくり建物内で写真やビデオ上映を観て、その後、反対側の飼育・研究施設内に入って、海洋環境研究・試験・調査、飼育水槽や海水供給設備や放射能測定などについて、研究員から説明を聞きました。
資料をもらって、来た道を戻る際には、後から来るウォーカーとすれ違う。
途中にメキシコ記念塔〔座礁したサンフランシスコ号の乗組員を救助したこと を記念し、1928(昭和3)年に建立。御宿とアカプルコとは姉妹都市〕入口の標識。右折して、急坂 を登って行くと頂上付近に高い塔が(9:50)。そこがメキシコ記念塔。周囲が公園になっていて、突端から、美しい海岸が一望できました。
帰りは、人ひとりが通れるぐらいの山道の階段を一気に下り、民家のそばに。途中、大宮神社の角に整理員が坐って待っていました。
「海洋研究所へ行って来ましたか?」と聞かれたので、資料を見せ「寄って来ました」と答えると、何人かはコースをショートカットしたそうです。
そこからは、ほぼ一直線で駅方面へ。道は車が通らず、歩きやすい。途中にピンクの「つるし雛」の幟 があちらこちらにあり、店屋に雛が吊るされています。市内で、「第6回つるし雛めぐりスタンプ」も実施中。
国道128号に出て、左折してすぐのところの「おんじゅくや(つるし雛会場)商工会・商工会女性部主催」へ(10:14)。1階に色とりどりのきれいなつるし雛が所狭しと飾られていて...。製作体験コーナーもあり、2階では写真展も。
華やかな雰囲気で、かなりの人が来て、賑わっていました。
国道を蘇我方面に向かい、一つ目の信号を左折して直進。少し歩いて右折す ると、小さな赤い社の白山神社。左手に酒造「岩の井」〔1723(享保8)年創業。東京サミットにも献酒したことがある老舗〕(10:28)。「岩の井」の由来は、「岩瀬の井戸」を表現。本宅は、数少ない茅葺屋根で、そこで利き酒と甘酒のサービス。ストーブにあたりながら、店員と、社長さんともお話。先代の禎之氏(故人)は、戦前から海女を撮り続け、毎日新聞社主催の展覧会で、「総理大臣賞」を受賞した写真家でもあったとのこと。
その脇の「海女記念館」(無料)を教えてもらい、貴重な昔の写真を観て来ました。
帰りの電車時刻に合わせ、ゆっくりとしたペース。駅手前に御宿町公民館、横に歴史民俗資料館(10:50)。館内に入り、御宿とゆかり の文人や歴史・民俗文化(農機具や海女が盛んだった頃の道具)、江戸~昭和時代の教科書「五倫文庫」などが展示されていました。
資料館を出ると、前に10mを越すフェニックスが立ち並び、行き止まりにゴー ルの御宿駅が...。
ゴール(11:03)でスタンプをもらい、観光案内所で御宿のパンフをもらって、着替えて休憩。
駅ホームには、海女さんの坐像があります。電車内で軽食と水分補給し、13時40分に自宅に着きました。昼食をとり、軽く昼寝。
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午後4時過ぎに、親友のライブが新宿・歌舞伎町の「ゴールデン・エッグ」であるため、向かう。
親友〔写真左〕の所属バンド(Zeals)の出演順は2番目。すべて英語の曲で、ロック、リズム&ブルース分野。練習不足とはいうものの、かなりボーカルをはじめ乗った歌と演奏を披露。若い客層というより、中高年世代に受けて、雰囲気は大盛り上がり。アンコールで、出だしがつまずいたものの、まずは無難に終えました。
次のバンド3人組が終わるまでの1時間30分ほど、久しぶりの生ライブを楽しみました。前回は、スピーカーの音がうるさくて、耳障りでしたが、今回は真ん中の席で、まぁ、良かったです。
帰りの新宿の歓楽街は、まだ宵の口。行き交う人々を尻目に、早々に退散。
それにしても、本日は西から東まで、かなりの強行軍。正直、家に着いた時は疲れました。明日は、筋トレぐらいで何もせずに、ゆっくり過ごします......。
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