「イテテー」。 朝起きると、太ももの筋肉がパンパン。そうです。昨日(2/16)、 12月以来になる習志野市・実花公民館主催の「第10回 リフレッシュウォーク "南房総・富山を歩く(10km)"」に、行って来ました。
曇りという予報の中、8時集合のバスに乗り込み、習志野から富山へ。前回、ハトちゃんは、集合時間を間違え遅刻して鋸山に行けなかったので、今回は6時起床。逆に、早く着いて、皆さんを待つことに。
バスが早く着いたので、参加者全員が揃って予定の5分前に出発。
ところが、車窓から眺めていると、途中からあたりが暗くなり、雨がちらついて来ました。
「富山(標高349.5m、古代神話に登場する天命富の逝去の地から名づけられ、滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』の舞台として知られる)」への入口近くの道の駅「富楽里」では、みぞれ模様で吐く息も白くなるほど冷え切っていました(9:20)。外観の写真を撮っている間に、右手袋をうっかり落としてしまい、手の先が無い写真用で全行程を歩く破目に...。
小生は、1月22日(日)に本降りの中、駅ハイ「岩井海岸~とみやま水仙ロード」に行った際、こちらの道の駅へ寄ったので2回目。今日も悪天候でのウォークとなりました。
指導員の神田先生や、公民館長、担当員などを含め総勢29名で、ストレッチ後、雨具をつけたり、傘をさしてのスタート(9:35)。いつも、リュックに入れていた折畳みガサが役立ち ました。
田園地帯を過ぎて、舗装道路を進み、途中から川沿いにせせらぎを聞きながら少しずつ登って行きます。途中、うっすらと白く積もって来て、手袋が無いときつい状態。
富山の中腹にある伏姫籠穴(ろうけつ)〔里見義実の娘「伏姫」と飼犬「八房」が暮らした洞窟〕へ(10:03)。さっきまでの山道がウソのような、きれいな城壁風の建造物があります。
山門近くには、里見八房が眠る
「犬塚」や、「円舞台」(八本の柵の上に珠と、その下に犬という名字が使われている八犬士を刻印)もある〕。半々で、トイレ休憩と、籠穴(階段を上り、一番奥の洞窟まで行き中を覗く)組に別れて見学。神話の世界を想像。
登山道標識前で小休止。いよいよそこからは、ゆっくり上って行きます。川の堰止め?(水は枯れている)を過ぎ、「山頂まで30分」の標識。山道が本格的に険しくなり、階段の上りがきつくなる。前のウォーカーと1~2m間隔で、 降りだした雪道を、上ります。先頭は結構、早いぺース。間が途切れて、縦に長くなります。
階段から次の階段までが高いところもあり、体を持ち上げて進みます。やっと、尾根に出て、そこからはだいぶ楽に歩けます。寒いのに汗ビッショリ。
「里見八犬士終焉の地」という白い標識とベンチを過ぎて、やっと、広場に着いて、 まず三角点のある山頂へ(11:10)。もちろん、何も見えません。天気の良い日には、富士山も観えて360度の大パノラマが展望できる、北峰展望広場にある展望台も、手すりの雪が目立つだけで、一望どころか、寒さが身体に凍みてきます。皇太子・皇太子妃散策記念碑があります。
途中で、ショートカットの方も出て来て、早々に下って降りることに...。ボタンスギの巨木(縁結び)があります...(11:29)。
途中の南峰観音堂で、遅れた組と合流。その先から、行きの階段以上に急峻な 階段を一気の下り。歩幅を狭く取り、滑らないように注意をして下っていきます。相変わらず、雪は降り続く...。
景色を観る余裕はなく、前の人に遅れないように、足元を確認しながら進みます。
5合目休憩所を過ぎて、福満寺の標識が出て来る頃に、左手に水仙群(11:58)。麓では、終わりなのに、ちょうど満開で 、甘い香りが疲れを癒してくれました。しばしの休憩。誰かが、『この場所をスイセン(推薦)します』というダジャレに一同大笑い。
しばらくして、最終ゴールの福満寺〔731(天平3)年、行基により開創。 1864(元治元)年、現在地に本堂が再建された。山頂に仮堂が建てられて石造の十一面観音像が祀られている。赤色の仁王像はかつて山頂にあった。参道入口に大正元年の登山道標あり〕にやっと到着(12:21)。小雨の中、整理ストレッチ。
暖かいバスの中に入って一安心。達成感で満たされました。
皆さん、良く頑張りました。一人では、絶対に悪天候下、歩けなかったと思います。
その後、今回が最終のウォークということもあり、隣り駅近くにある鋸南町保田漁業協同組合直営の「ばんや」で昼食(13:00)。刺身・煮魚・天ぷらが入った料理を満腹に食べ、また神田先生から 講座全出席者へのビールのご褒美などがあり、和気藹々のうちに話に花が咲きました。ちなみに、平均出席率も8.8回で先生が講座を受け持って以来の最高だったそうです。
各人、お土産を買った後、船着場で記念撮影。集合時に、保田だけに『ほたほた(もたもた)しないで』といわれる始末。
帰りのバス車内でも、疲れて眠るわけでもなく、いろいろな話題で盛り上がって元気な声が響き渡り、大いに笑い、楽しんでいました。市原SAでトイレ休憩(14:48)。
有志の方からの話もあり、神田先生から『せっかくの出会いなので、公民館サークルとして、鈴木先生を中心に活動できれば』という提案もありました。集合場所に戻って来たのが15時30分。
あいにく、天候には恵まれずに富山からの絶景は観られませんでしたが、本当に南房総では珍しい「雪の富山」ハイクとなりました。
ハトちゃんは、結局、8回の参加でしたが、多くの方々と楽しくウォークができて大変有意義でした。また、地元千葉でも知らないところを新・再発見できて、良いきっかけがつかめました。佐倉は後に一人でウォークしたのを含め、ブログも9回書くことができました。
ひとえに、10回のリフレッシュウォークを開催していただいた「実花公民館」職員の皆様の尽力と、神田先生の御指導の賜物だと考えています。
また、最後の3回、バスを出していただいた習志野市と運転手さんにも、感謝したいと思います。
次年度、ハトちゃんに参加できるものがあれば、積極的に参加したいと考えています。
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