晴れになった2月12日(日)、この日連チャンで「JR 駅からハイキング(in 横浜・根岸~弘明寺)」11kmにチャレンジ。緑豊かな本牧の丘や坂道、歴史あるお寺や商店街を散策。例のごとく運賃の安い経路で根岸線・根岸に向かうことに。東京メトロを利用して、「大手町」駅でまず下車して、歩いて「東京」駅へ。横浜駅で乗り換え、ホームに入ってきた「大船」行に飛び乗りました。
そこで予想できない出会いが...。電車が走り出して、斜め前の座席を見ると、どこかのウォークで、見かけた方が。しばらく思い出せませんでしたが、青いリュックの沢山のバッチを見て、南房総・保田の水仙ロードを途中一緒に歩いた來山さん。根岸駅手前で声をかけて再会の挨拶。
今回は同行していただくことをOKしていただき、駅ハイでは初の『横浜道中膝栗毛(ヤジさん&キタさん』と相成りました。スタート(8:45)の受付後、約8分ほどで最初のポイント、根岸森林公園 〔1867(慶応3)年にわが国最初の洋式競馬が行われたところ。丘陵の起伏地に、ケヤキ・ハナミズキなどが、またツツジ・アジサイなどが15,000株もあり、森林浴の散歩を楽しめます。各種行事も開催。ポニーセンターもある〕へ(8:55)。
いきなり、階段を上り高台から公園を眺めます。階段を下ると、広い公園内には芝生広場などがあり、桜やツツジも...。緑の清涼剤は憩いの場所。
公園を出て間もなく、馬の博物館〔馬と自然・人々・歴史・乗馬・競馬をテー マの展示がある〕へ(8:59)。外観を眺め、先を急ぎました。一人で歩くと、ハトちゃんは性格上、スピードがアップしてしまいがちですが、二人ともちょうど良い感じ。これは自分だけかも?
大平町入口を左折。昔からの住宅街「山手地区」へ。梵鐘が2階部分の高さにある珍しい寺も。山手メモリアルホール横の根岸共同墓地脇の道は閑静な雰囲気。小さいながらも山門脇の木彫りの 阿吽像が歴史ある風情の日蓮宗圓大院(9:13)などを通って、住宅街を抜けると、いきなり幅広の稲荷坂を下って行きます(9:25)。富士山も見え、市街地が一望できて、眺めを楽しみながら進みます。
中村川にかかる中村橋を渡って左折し(9:31)、前のウォーカーに続いて、 川側を歩いて行くと、途中で通行止めの柵が。跨いで越えましたが、マップでは横断して進むようにとのこと。慌てて、前のウォーカーとともに、ダッシュで反対側へ横断。交通ルールを唯一違反することに。マンホールは横浜ベイブリッジのデザイン。
そのまま横須賀街道を直進し、四間道路入口の信号を左折。丸山町二丁目の曲がり角では、交通整理員が立っていました。第2のポイント、横浜市電保存館〔『横浜市民のくらしを支える交通の過去、現在、未来を語る保存館』 として、市電滝頭車庫の車両修繕工場跡に昭和48年8月に開館。http://www.kyouryokukai.or.jp/ciden/〕への案内がされなかったため、行き過ぎてしまい、道を戻ることに...(9:50)。
こうしたイベントウォークでないと来ないので、入館することに。館内には市電の年代順の7車両が並べられ車内体験もできます。また、鉄道ミニチュアコレクションや写真、年表、映像と実物資料が展示されていて、鉄道ファンにはたまらない場所。ハトちゃんも、小さい頃あこがれて乗った都電を思い出しタイムスリップしたような感じ。前日駅ハイの帰りに見た「蒸気機関車」の鉄道マニアの光景が脳裏をよぎりました。
われわれが道を聞いたせいかも知れませんが、以後は市電保存館への案内も付け加えていました。
細い道をコースどおりに進み、もっぱらリード役はキタさん。第3のポイント、岡村天満宮〔源頼朝の家臣が菅原道真を京都・北野天満宮から分霊したことが始まりと伝わる。見上げるような石の大鳥居が迎え、境内には針塚や筆塚の碑、なでるとご利益があると云われる石の牛像がある〕を目指しました。天満宮の場所がわからずパス。岡村公園内に入る(10:15)と、右手眼下に野球のグラウンド があり、少年野球の試合中。観戦の人たちの脇を通り、先へ。すると、前のウォーカーが逆戻り。コースマップには、「梅林入口を右折、階段を下りる」となっていましたが、→ が無く、案内人もいないので間違いやすい。主催者に対する不満の声も...。何とかコースに戻り、梅林を過ぎて下ります。ここで先に行くと、またもウォーカーが立ち往生。坂を登って引き返し、梅林入口(10:25)から中を通って、やっとマップ写真の建物へ。一安心!
今回は、二人旅だったので、本当に助かりました。もっぱらヤジさんのハトちゃんだけでは、とんでもない場所を歩いていたかも。
そこからは、前を歩いていたウォーカーもいて、二人はペースアップ。国道16号(鎌倉街道)の向田橋 交差点を右折して、車の往来に注意しながら大岡川を渡って直進(10:43)し、弘明寺交差点を左折すると、大岡川を挟んでアーケードの色が変わる大規模な弘明寺商店街〔1956(昭和31)年に架けられた全長270mのアーケードは 当時、東洋一とたたえられ、2001(平成13)年全長312mのアーケードに改装。 市営地下鉄弘明寺駅と京急弘明寺駅にはさまれ、 鎌倉街道(国道16号線)に面していて、 交通の便の良さと、弘明寺山の門前町〕。約130店舗のいろいろなお店で賑わい、川にかかる観音橋ではちょっぴり駅ハイ参加者のみのプレゼントもいただきました(10:54)。
左右のお店を眺めてほどなく、山門を通って石段を上がるとゴールの弘明寺(ぐみょうじ)観音〔737(天平9) 年に行基が建立されたと伝わる。高野山真言宗の寺院。瑞應山蓮華院と号し、横浜市内最古の寺院。 本尊の木造十一面観音立像は、国の重要文化財。鎌倉時代は求明寺(ぐみょうじ)と表す〕へ。
ハトちゃんが写真を撮って、トイレ休憩をしている間、キタさんはご朱印状をもらいに...(10:58)。
その後、せっかくの再会だったので、喫茶店でしばし談笑。3月末までの駅ハイポイント目標・計画まで話題に上がりました。
40分ほどして、京浜急行「弘明寺」駅に向かい、到着時間の早い方法を教えてもらい、隣駅の上大岡駅から快速特急に乗って品川まで、品川からJR京浜東北線(快速)で東京へ。ハトちゃんはそこで降りて、再会を期待して別れました。
東京駅丸ノ内北口から大手町まで徒歩。東京メトロ東西線には、快速に乗れてラッキー。さらに西船橋駅でもJR総武線の千葉行にドンピシャのタイミング。
思っていた以上に早く自宅へ。ちょうど近所の住人に声をかけられ、挨拶とウォークに行って来たことを報告。早い帰宅にビックリしていました。
観る場所が少なく、梅林も寒さでほとんど咲いていなかったのが残念でしたが、不思議なご縁で一緒に歩けて楽しいウォークができました。
キタさん、どうもありがとうございました。
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