先月は、湯河原駅ハイを小生のみキャンセル。翌日、体調が戻って、湯河原を一人歩き。したがって、2ヵ月ぶりの再会―――。
7月17日(木)、雨が心配された不安定な天候の中、大学の先輩3人と共に オジン隊は、大月駅で待ち合わせて、富士急行線終点の「河口湖」駅へ。
髭の兼子隊長は、本日、不運な日だと車中で告白。前日、ハトちゃんが教えた「富士山フリー乗車券」を購入する際、研修中の新人に当たって、本日からの利用を、誤って明日からに。
朝、改札口で気づき、新宿駅で変更しようとするも、みどりの窓口は大混雑で、結局、フリー乗車券は買わずに来たとのこと。また、数日前に入金ありの Suica を落とし、結局、今まで届出が無く、何ともついていない! さらに、暑さ対策で駅のコンビニで買った水が炭酸入りと間違えるとか...。
それでも、「駅ハイ 夏の富士山と河口湖ハーブフェスティバル」約7kmにチャレンジ。駅到着後、改札口で受付の手続きをして、絵はがきやコースマップをもらいスタート。
駅前から、路線バスに乗って行きます。懐かしいボンネットバスを見かけました。バス内で出発を待っていると、東南アジア系の観光客が乗り込んで来ました。行き先がわかりづらく、運転手は、英語の単語を並べてのやり取りが長くなり、なかなか出発できません。
バスの半分以上が東南アジア系外国人。やはり、世界文化遺産に登録された富士山の影響大。以前、富士山駅の案内所でも言っていましたが、外国人の来訪が急に増えたそうです。
路線バスは満員御礼!ギュウギュウ詰め(10:40出発)。観光客が増えたのに、バス会社で増便するなりの対応が必要だとオジン隊の意見が一致。
約20分、河口湖のほとりをぐるぐると進んで行きました。終点の「河口湖自然 観察館」前で下車。 途中のくねくねとした道路から考えると、7km以上、下手すると10kmはあるんではという意見も...。
大石公園内では、ハーブフェスティバルが開催されていて、紫と白のラベン ダー畑が満開。湖岸からの河口湖の景色と花がマッチしています。残念ながら、富士山は裾野が見えるだけで、後は雲の中。 しばらく、観光客とともに、あたりを堪能し、湖をバックに記念写真。
その後、隊長の先導でマップを参考に河口湖駅へと戻る、ほとんど平坦なコースを進みます。 湖岸に沿って遊歩道を歩き、白いアジサイが残っていたり、ね むの木の毛ばりのような赤と白い花が咲いていました。右手に湖を観ながら進むと、時折、背丈を超える葦が生えていて、またボートで釣りを楽しむ太公望にも出会います。
湖岸の遊歩道を抜けると、長崎公園から河口湖の湖面が 良く観えました。このあたりは、湖北ビューラインと呼ばれています。湖岸の波打ち際で、手を水面につけたり...。水深計もありました。
その先から、県道21号線に合流。先ほどバスで通った道の歩道を歩きます。車の往来が激しくなります。アジサイが咲く道路脇に「動物注意!(鹿の絵が描かれている)」の看板。馬乗石の石碑もありました。広瀬の信号を越えて、 モデルコースは湖岸の遊歩道へ入る道になりますが、オジン隊は話と歩くのに夢中になって、そのまま県道を真っ直ぐに。
県道を進んで行くと、「綾小路きみまろの店」の幟があり、オ バちゃんに下ネタなどでもてている、きみまろの話題に。右手に河口湖オルゴールの 森美術館〔世界のオルゴールを集めた美術館〕が。1,200円の入館料を払ってまで観る? ということで外観のみに。洋風の建物に音符の看板と、ローズガーデンなどの庭園がありました。
オルゴール美術館を過ぎて歩いていると、「日本の富士から世 界の富士へ」のきれいな写真の看板。韓国人と思われる、高齢の夫妻に道を尋ねられました。「久保田一竹美術館はどこですか?」と。隊長が路線バスの停留所を、チラシで確認。みんなで、バス停前まで一緒に歩いて探すも見つからず。地元の人に聞くと、結局、元来た道を300mも戻ることに。
停留所に名前があるのに、随分、離れていて「それは観光客には不親切。停留所をもっと近くに移動するべきでは」と思いました。
続いて、県道に沿った河口湖美術館も外観のみで通過。その先のT字路を右折して、国道137号線を歩いて行きます。
夢先案内人?の遠藤副長が、チェックポイントのJA北富士(農の駅)を発見。危うく通り過ごすとこ ろでした。「さすが、チェッカーズ!」。
店内に入り、無事押印。新鮮な野菜や果物、土産品を販売していて、隊長や山根副長が買物。
間もなく、前方に河口湖大橋が見えて来ます。橋の歩道を渡って行くと、上から湖面が見え、かなりの高さがあり、高所恐怖症のハトちゃんは最後尾に。下を見ずに前を見て渡ります。同じメンバーで行った眼下に観た那須 大橋の深い谷が脳裏をかすめました。
大橋からは、晴れていれば富士山が前方に観えて絶景ポイントになるのですが、本日は、左右の裾野がかすかに観えるだけ。 ぜひもう一度、晴れた日に来訪したいですね!
橋を渡りきって間もなく、車窓から望めた河口湖ハーブ館へ。館内にはハーブ関連の商品が多数あり、館内のガーデンには富士山を花で彩った壁面や、ハーブなどの栽培園、ゆたりとしたベンチ・東 屋、入館すると各種の良い香りが漂う「香水の舎」があって、ゆっくりウインドーショッピング。
ベンチで休みながら、今、問題になっている脱法ハーブ(最近は、危険ドラッグと名称変更)が社会問題になっていますが、ここで販売している物は、合法ハープという冗談も出て、一同大笑い。
湖畔の遊歩道を和気藹々な感じで、日陰を探して歩いて行くと、左手の天上山の 上まで延びている「カチカチ山ロープウェイ」 が見えて来ました。ロープウェイ方向は左折ですが、寄らずに右折して137号線を道なりに進んで、ゆるやかな上り坂を進み、先の横断歩道 から右折すると河口湖駅前へ。駅前の掲示に「28.3℃」の表示。やはり、30℃を越えていないので、幾分涼しい感じ。
駅に立ち寄りゴール受付(13:02)。駅の時刻表で帰りの電車を確認。駅近くのレストランで、反省会。駐車場で、電気自動のタクシーが充電中の珍しい光景に。
「河口湖」駅で、いつものように先輩たちは天然温泉へ。当初予定の「河口湖ロイヤルホテル」は、貸切で利用できず別の温泉へ。またも隊長にとっては、厄日です。
その後、小生のみ早く帰路につきました。
「河口湖」駅(13:56発)の富士急行線で「大月」駅(14:52着)へ。
次の上りは特急だったのでパス。特別快速東京行(15:19発)まで時間があったので、大月駅の改 札口を出て、観光案内所に寄ってパンフレットをもらい、桔梗屋で甲州銘菓の信玄餅を買いました。小生は普通列車だけでのんびりと幕張本郷駅(18:00着)まで。
富士山方面へは、千葉からはかなり時間がかかりますが、電車の中で、疲れからか、ほとんど寝ていたので、乗車時間はそれほど長くは感じませんでした。
富士山がほとんど観れなかったものの、ラベンダーと河口湖の景色など、真夏のガンガン照りではなかったのがラッキー。歩行距離は、河口湖大橋を渡ったのでほぼ7kmぐらいで、7月のウォークとしては歩くのにちょうど良い距離でした。
話題満載の珍道中は、8月を休んで、再来月に――
東京・多摩の渓谷美が観れる 五日市ウォークで また珍道中をよろしく!
コメントする