昨日に続いて、ハトちゃんは連チャンウォーク。本日(1/12)は、JR東日本高崎支社と秩父鉄道合同の「寄居十二支めぐり(埼玉)(約10km)」となりました。
本日も晴天の絶好の行楽日和。秩父地方は、昨春の琴平丘陵(シバザクラ)駅ハイ以来。意を決して、家を6時半過ぎに出発。
今回は、高崎線の熊谷経由で秩父鉄道に乗って、片道約2時間半をかけて、秩父鉄道寄居駅までの長丁場。途中、車窓から秩父地方が近づくにつれ、山々が迫って来ます。リュックを背負ったハイカーを多く見かけます。
駅へ着いて、駅前の寄居町役場前で受付を済ませてスタート(10:06)。寄居 の十二支めぐりは初のウォーク。
駅の階段を上り反対側へと。階段を下りて、マップを見なが ら、最初のポイントを めざします。駅前に観光案内所があったので、立ち寄り、観光パンフをもらいました。コースは、要所に矢印の案内板が あるので大丈夫でしたが、細い道をジグザグと進んで、放光院(勢至菩薩)で今年の干支である午の守り本尊へ(10:15)。
都心から近いこともあり、多くのウォーカー。
参拝後、前のウォーカーに付いて歩いて行くと、広い通りへと。角の標識に正樹院の案内が。小生は、2番目が確か浄心寺だと記憶していたので、寄らずに行き過ぎてしまったとわかり、やはり一つでも干支が欠けてしまうと御利益が無くなると思い、引き返しました。
後続のウォーカーと鉢合わせは、少々、体裁が悪い気持ちに。幸い、寺が近かったのでラッキーでした。
浄心寺(不動明王・酉)は、曲がり角にあり、境内も個人の庭のようで、見落としたのも当然といえます(10:25)。たまに、前のウォーカーにだけ注意していると、こんな失敗が駅ハイにはあります。
ホッとして確認後、3番目の正樹院(大日如来・未、申)へ(10:29)。寺院は 広い通りを入った場所に。
続いて、JR八高線と秩父鉄道、東武東上線の陸橋手前を横断すると、西念寺(阿弥陀如来・戌、亥)へ(10:33)。永代供養 堂や墓のチラシを、背広着用の男性がウォーカーに配っていました。地元の人でないと墓も売れないだろうにと思いながらも、『お疲れさま』と声をかけました。
陸橋を上がって、道をしばらく直進。国道140号線を横断し、さらにT字路(正面に八坂神社)まで直進。山をまわるようにコースを進むと、最後は階段を上って天正寺(虚空蔵菩薩・丑、寅)へ (10:45)。
寺の前のみかん畑で、ウォーカーに地元の農家が配っていましたが、ちょうど小生の前で無くなりました。二人連れのウォーカーは、片方がもらえて、もう片方がもらえなかったので、車の荷台からちゃっかり一つせしめて、渡すという恥ずかしい行為。
途中、庭先に夏みかんやみかんがたくさん生っている家や、畦道に水仙が咲いていたり。とてものどかな雰囲気の干支めぐりに...。
菅原公園の前を通って、大日如来堂の前へ、県道は通らず、車の通らない静かな道を進みます。ここが次の十二支まで一番距離・時間がかかりました(約25分)。正龍寺の少し手前に、大福御前自刃の地の碑が(11:05)。
細い道に入って間もなく、やっと、正龍寺(普賢菩薩・辰、巳)へ (11:08)。ろうばいの黄色い花が咲いていました。紅梅もつぼみが膨らんで来ていて、陽だまりは だいぶ暖かい感じ。
その後、またコースに沿って、秩父鉄道線路の傍に、広い境内の善導寺(千手観音菩薩・子)へ。本堂内に靴を脱いで上がると、本堂天井には、鮮やかな色彩の一辺約85cm正方形の桐材の一枚板に、小倉百人一首の歌人の肖像画と作歌を記載してあり、見事。また、千手観音像も鎮座されていました。ベンチもあって、休憩している人たちも(11:20)。
コースは、踏切を渡って、国道を進むようになっていましたが、前のウォーカーたちが、『少林寺へは、線路沿いの道でも行け る』 と言って、歩き出していたので、小生も付いて行くと、細い道になりながらも、だいぶ近道になって、少林寺下の県道349号線につながっていました。
少林寺〔文殊菩薩・卯〕へは坂道を上って一番奥の手前に本堂がありました(11: 37)。警備の方に五百羅漢までの道と時間を聞くと『駅ハイの保障はここまでで、後は自己責任。片道20分で、羅漢山からは円良田湖へ抜けてしまい、駅へは往復するしかありません』とのこと。
駅まで約30分と言われて、マップに沿って行く ことに。秩父連山が正面に観えて、気分爽快。
最後に、左折して末野神社が正面に見えて、右折。西行戻り橋を渡って(11:5 6)、線路沿いの道を進み、国道140号線に出ると、右手正面に秩父鉄道「波久礼」駅がゴール(12:02)。
駅前で、地元のうどん、野菜や果物、土産品などが安価で販売されて いて、小生は何杯飲んでも50円の甘酒を1.5杯飲んで、水分補給と疲れを癒しました。
帰りの電車は、12時28分発で熊谷へ(13:06)。行きと同様に上野へ出て、帰りました。
二度目となる電車の旅で訪れた秩父は、新年の開運祈願の十二支めぐりを通して、この地の歴史・文化を垣間見たウォークでした。
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