11/2(土)秋晴れの下、ハトちゃんは外房線に乗り、「徳川家康 鷹狩りの地 東金へいざ行かん!(約8.5km)」に行って来ました。最寄りの東金駅へは8時34分に到着。
前日、旭市の江田ご夫妻にメールして待ち合わせ。お会いするのは、西千葉 での駅ハイ以来。すると、駅に着いてゆるキャラ「駅長犬」もお出迎え。スタート受付で、四街道の中村さんもいて、4人で歩くことに......。コースは、昨年とほぼ同じで、江田さんのご主人は、勤め先が以前この地だったので地理に詳しい。和気藹々とゆっくりしたペースで進みます。
まず、駅から5分ほどで目の前に、八鶴湖〔春には睡蓮の花で、桃色に染まるそうです〕が...。湖面 は、葦や蓮の葉で覆われている箇所も...。
まず、最初に最福寺〔東金の古刹で、807(大同2)年、最澄によって創建。天 台宗の寺院で1万7千坪の境内には四五百年の老杉。もみじ、いちょうなど種々 の樹木に囲まれていて、築山、日本庭園もある〕。本堂に続く坂道の途中に、安国山第7世日善上人と、徳川家康公の対談模様のブロンズ像や、鐘楼堂前に長唄で有名な、切られ与三郎の墓もありました。湖周遊道を進むと、明治18年創業の老舗の料亭「八鶴亭」へ。
その前で、冷たい麦茶と菓子のサービスがあり、ウォーク開始ではありますが、 遠慮なくいただきました。地方ならではのおもてなし。
次に、東金高校〔徳川家康が鷹狩りのために建てた東金御殿の跡地にある、 由緒ある学校〕前へ。正門入口に女子生徒が案内係で立っていて、箏曲演奏と 有料のお茶のおもてなしがありましたが、他のウォ ーカーも寄らないので、通過。次に、観光案内所を過ぎて本漸寺へ。小生の足のケガの話から、急階段が少しトラウマになっていたので、外観だけでパス。
八鶴湖を抜けて、細い道を進んだ先に、あたり が薄暗くて切り立った、切通しが。ジグザクと崖を観ながら上って行きます。ところどころ途中に湧水や小さな滝もあります。ヒンヤリ感。
各ポイントや分かれ道には、東金高校の山岳部他の生徒さんが道案内。ちょうど石段 を上がった先の杉林を抜けて日吉神社参道から奥にある境内、本殿に向かいます。数人のウォーカーと一緒に参拝。参道には、市天然記念物の杉も...。参拝後、境内右手から出るのがコース。
神社を出ると、またも案内の生徒さんが立っていて、丸山公園内へと。園内は広くて、東金高校による発掘 調査で見つかった住居跡、竪穴式住居などの丸山遺跡があるそうです。広場とアスレチックでは、家族連れが楽しそうに遊んでいました。ポプラの落葉に混じって実も落ちています。
園内の真ん中を横切って、県道301号東金山田台線に出ます。左手にまちの駅「パサパ(ケーキ工房)、カフェレストラン「グラッチェ」、200mほどで、右手にめっけもん市場〔地元の農産物直売所〕へ。 本日は、周年祭が開催され、出店も並んでいます。
そこで、翌々日に海外旅行を控えている江田ご夫妻とは、ときがね湖(東金ダム)を一周せずに、 めっけもん市場で待ち合わせすることに。中村さんと二人で一周することに...。案内にしたがって、背の高い草木の間の道を進むと、目の前に湖が観えて来ます。出入口で、船橋のウォーカー中川さんと出会って、挨拶。同じ電車で来たかも知れないのに、相変わらず速いペースで恐れ入りました。
湖は、南北に細長く、湖面に水鳥が遊び、水を浄化する装置もあります。
周囲の遊歩道では、大勢のジョギングしたり、散歩する人たちと出会います。...。歩くにつれ、単調な景色と直線が長いので、前に歩く人を目標に、小生たちは時計回りで周遊道を進みます。
昨年は、給水施設が見える地点で折り返しと勘違い。長いコースに疲れた記憶が蘇ります。今年は検討がついているので、おしゃべりしながらのマイペース。しばらく歩いていると、やっと湖の折り返しの東金ダム説明書き地点。途中、ときがね 湖の看板横の植え込みに、さつきが変動気候で狂い咲き。湖が相対しているので、右手に、後続のウォーカーが歩いているのがよく観えます。それにしても、1周 3.6kmが長く感じました。
やっと、湖の出入口に着いて、県道の舗装道路に戻ります。めっけもん市場前 で待っていてくれたご夫妻にお餅1個と米粉麺の試食を勧められ、賞味。ちょっとぼそぼそ感がありましたが、さっぱりしていて美味でした。
舗装道路を進んで、途中から山道へと。
右折して、雑木林の道を歩いてしばらく行くと、舗装道路の分岐に 。左手に、岩川池の水面が見えて来ます。水面は濁っていて釣り人が一人いました。
岩川池を過ぎて、左手の東金文化会館へ(今年、新たに加えたポイント)。
文化会館までは、徒歩5分程度。坂を上って行きます。「家康来訪400年―家康と東金御成街道―記念展示〔御成街道造成の歴史や、東金御殿、家康の鷹狩り資料〕と市民文化祭を開催中。入館して、展示物を鑑賞。ロビーのベンチで、軽食と水分補給で小休止。
その後、浅間神社横を通って、紅葉で色づき始めた木々を観ながら、山王 台公園へ。道の両側に、線路の枕木の古材を利用したガードレールを発見。鉄道マニアの中村さん曰く 「枕木は頑丈で意外と値段が高い」とのこと。公園を抜け、左手の急階段を下りると、朝通った八鶴湖が観えて来ま した。遊歩道を下った左手に最福寺の駐車場が。山門前の生徒さんにコースを回って来たことを報告し労をねぎらいます。
東金駅前の信号手前の湖月堂本店で、ゆずジュースのサービス。喉が渇いていたので、大変おいしくいただきました。駅前の商店街は、土曜というのにシャッター通りの様相。
東金駅に出て、ゴール(11:50)。江田ご夫妻は車だったので、駅前でご挨拶。再会と旅行のご無事を祈って、別れました。
結局、中村さんと一緒に千葉行で千葉駅まで同行。発車時刻まで余裕があったので、下着を着替えて、水分補給やトイレを済ませて電車に乗り込むことに。
到着した11時58分発の千葉行に乗り、駅ハイ情報や豊富な話題を聞けて楽しいひとときを過ごしました。
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急に、「公園スタンプラリー」該当の「千葉都市緑化植物園」を思い出し、千葉駅へ降りると小雨が...。 「ヤバイ」。このまま自宅に戻ることも考えましたが、とりあえず息子に留守電を入れてバスに乗車し「北星久喜」で下車。高速道路のガード下横にある、植物園に入園。入園料:無料。
スタンプ押印後、園内を散策。小雨の中、菊まつりで見事な菊や、バラ園でカラフルな花と香りを楽しみました。14時過ぎのバスに乗って、自宅に戻ったのが16時近く。
大学生の息子は、部屋の中でパソコン、勉強をしていたようで、携帯ならびに自宅の留守電を見なかったそうで、干してあった洗濯物は、かなり濡れていて、息子は全く役にたたず。
それでも、4連荘となる駅ハイは、親しいウォーク仲間と一緒に歩けて、楽しいひと時を過ごせて幸せいっぱいに。 次回も楽しい道中を期待しています、ハトちゃん。
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