「ゆうほ21」で 野川から深大寺・神代植物公園を歩く

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10月8日(火)は、「ゆうほ(友歩・遊歩)21」で京王線・柴崎駅から深大寺・神代植物公園(約7km)を歩きました。

 

9時30分に京成船橋駅構内に集まった面々は、先生を含め14人だったそうです。というのも、ハトちゃんは、前日、実家に泊まってスタート柴崎駅(京王線)で合流することに。めじろ台駅から当駅までは約30分。インターネットで調べて、11時前に駅に到着。予想した電 車ピッタリで、神田先生率いるサークルのみんながやって来ました。PICT0259.JPG

南口からすぐに出発。和気藹々という感じで、国領方面へ向かって進みます。ちなみに、調布市の花百日紅

 

車橋児童遊園の突き当たりに野川〔水源は、以前ウォークした PICT0227.JPGはけの小路の先、国分寺あたり、 PICT0231.JPG武蔵野台地の湧水〕の遊歩道へ。今回は、川を眼下に観る遊歩道〔武蔵の路〕を、周囲を観ながら深大寺へと向かって歩きます。

川の脇の道には、保育園の園児が。手を振って挨拶。水がきれいで、川には鯉や錦鯉の姿が見えて、群生している場所も。亀の姿もところどころに...。

もなく踏切を渡って、北口方面へ。直進すると、両脇に大ケヤキが並ぶ甲州街道へと出ます(この先には、以前ウォークした大國魂神社のある府中へと繋がっている)。

再び遊歩道に入ると、両脇は桜並木の大木で、幹周りは二人でやっとの太い古木も。お花見の頃は、さぞかし賑わうことでしょう。

すぐ傍の住人が恵まれていると、うらやむメンバー。

 

PICT0236.JPG PICT0237.JPG遊歩道にサヨナラして 、祇園寺通りに入り、最初のポイントとなる寺社、祇園寺〔深大寺を開いた満功上人が開祖の天台宗の寺〕へ。入口付近に一対の珍しい石像が。

 

祇園寺を参拝して左折PICT0245.JPGし直進。両脇に PICT0241.JPGキャベツ、ブロッコリー畑がある場所を過ぎて行く。 脇を流れる用水も湧水できれいで、よく見ると底から小さな流れができています。稲を刈って、棚に干している懐かしい風景も観えました。

 

先生の案内で、雑木林の中へと...。深大寺自然広場に入り、季節の花コスモスが咲いています。 PICT0247.JPG PICT0249.JPG右手の野草園(入園無料)へ入園。園内には、武蔵野の雑木林に、棚にアケビがぶら下がっていたり、散歩道の両脇や池の周りに、野草が約300種類ほどあり、ひと回りしました。

 

中央高速道の高架下を通って、後方に高速道 PICT0257.JPGが見える場所で小休止。ここで先生が、深大寺そばの店へ予約。

 

完了後、雑木林のみちを上って間もなく、ハトちゃんは見覚えのある道に出ました。深大寺の東参道に出て、戻る形で三鷹街道へと。左手に大きな石垣で囲まれた深大寺小学校が見えて来ます。青渭(あおい)神社前の交差点へ。

 

PICT0263.JPG左手に、大きなケヤキの幹に穴が空いている御神木がある青渭(あおい)神社を参拝。メンバー一同、大木を見上げてため息。

 

 

道端には清水の流れる水路もあります。

小学校脇の石垣を左に眺めながら、PICT0270.JPG代植物公 PICT0268.JPG園分園 水生植物園〔1996(平成8)年に開園。湧水や湿地帯の場所に木 道をつけて整備〕へと...。

 

トイレ休憩後、一段高い所から全体を眺めます。その後、木道に降りて、菖蒲田や、水生池や葦の原などを見学。途中 PICT0273.JPG PICT0276.JPGに、こんもりした丘に深大寺城跡を先生に案内されて寄ることに。

そばを生育しているそば畑がありました。白い花が一面に...。

 

続いて、園外に出てからは、東参道通りを歩き、門前そばの店先前を右折。深大寺〔天台宗別格本山の仏教寺。「深大寺」の名は、仏法を求めて天竺(インド)を旅した中国僧玄奘三蔵を守護したとさ PICT0281.JPG PICT0282.JPGれる神「深沙大王」(じんじゃだいおう)に因んで付けられる。 733(天平5)年満功上人が法相宗の寺院として開創、後に天台宗に改組。日本三大だるま市(静岡富士市妙法寺、高崎と当地)の一つ。釈迦如来倚像(重要文化財)は関東で最古の白鳳時代の仏像を安置〕へ。

 

山門は、藁葺屋根造り。1695(元禄8)年に建てられたもので、深大寺で最も古い建造物で、門をく PICT0290.JPG PICT0286.JPGぐると広い境内に、重厚な本堂。賽銭箱の横に「木」という文字が両脇に。また梵鐘も重要文化財になっていて1376(永和2)年、山城守宗光が鋳造したもので、都内では3番目に古いとのこと。梁の龍の彫刻に風格が。

平日というのに、結構、参拝客が多い。左手にキンモクセイの大木があり、芳香を漂わしています。それにしても、こんなに大きなキンモクセイを見たのは初めて。前回訪れたのは冬で、本堂の屋根に雪が残っていた方に注意が集中して気がつかず。

 

裏手から階段を上がって抜けると、待ちに待った昼食「深 PICT0294.JPG大寺そば」 PICT0291.JPG玉乃屋)で、それぞれのお好みの手打ちそばを。こしがあって、少し固めですが、美味。お土産で買う女性メンバーも。暑い日だったので、ビールで喉を潤す先生たち。

食事後のトイレは、行列待ち。

 

続いて、深大寺門から都立神代植物公園〔1961(昭和36)年に開園。都立としては唯一の植物公園である。園内には約4,500種類、10万株の植物が植えられている。梅や桜の名所としても知られるが、都内最大で274品種5,100株を誇るバラ園では春と秋にバラフェスタが開催される〕内へ。クリスマスローズで足を止め、はなみずき園、さくら園を通って、芝生広場へ。

芝がきれいに刈ってあって足に心地良い。中央に何やら背の高いススキらしきものの固まり。近くに PICT0309.JPG PICT0311.JPG行って、観ると2~3mぐらいの西洋ススキ(パンパスグラス)。穂が密集していて車の掃除用のブラシに似ていて、風にそよぐさまは迫力はあるものの、日本のススキの方が風情があります。その先にあったヘビ瓜の気持ち悪さに、顔を背ける女性も。

 

 

PICT0321.JPG PICT0317.JPG園内は広くて、樹木・花などを観ながら名前を確認。散策しながらバラ PICT0313.JPG園をめざす。バラフェスタは今月12日から開催されますが、一面までは行かないが色とりどりのバラが咲いていて、顔を花に近づけるとかぐわしい香りが漂う。バラ園は中央に噴水、脇に藤棚。女性像の彫刻があり、習志野市地元の谷津バラ園に似た雰囲気。

 

 

時間を決めて、メンバーは各種好きなバラを観賞。観賞後、銀の花をあしらったモニュメント〔カリヨ PICT0326.JPG PICT0328.JPG 〕前に集合。続いて、亜熱帯・熱帯の植物が栽培されている大温室へ。右手前に大きなエンゼルトランペットの花がぶら下がっています。

 

 

順路に沿って、ジャングルを歩いている感じで、バナナやカカオが成っていたり、大小の珍しい草木・樹木が次々と現れPICT0329.JPGて、感動しまくり。食PICT0331.JPG虫植物もありました。

いくつかに温室が分かれていて、涼しくなったところに、さまざまなランの展示・販売PICT0334.JPGがあり、花の美しさや色 PICT0332.JPGの鮮やかさに目を奪われます。

出口の前の室には、池に浮かぶPICT0337.JPG PICT0338.JPG子供が乗れるオオオニバスや蓮の花が咲いていました。また、目を惹いたのはビッグなショクダイオオコンニャク(スマトラ産)は、ガイドの 話では「スーッと立っているのは茎ではなく、です。7、8年に一度花が咲く貴重なもの」とのこと。

 

 

名残り惜しかったのですが、集合時間なので外で後続を待って いると、ちょうど14時。すると時報PICT0345.JPG合わせ、カリヨンの上部が開閉し、童謡が流れて、それも3曲PICT0343.JPGのサービス。下に時期に合わせた案内の曲名が明記。「大きな栗の木の下 ♪」では、手振りをつけるメンバーも二人。

 

先生が知っていてのタイミングか? みんなにとってラッキーな時間・場所になりました。

 

 

その後は、近くのダリア園へ。ここもカラフルで鮮やかな花が多数。写真を撮るメンバー。ダリアもバ PICT0353.JPG PICT0351.JPGラに劣らず、さまざまな品種改良が進ん PICT0356.JPGでいることを実感。

時間の関係で、神代植物公園通りの向かい側、無料地域の西門方面は省略。

 

正門前から出て、京王線「つつじヶ丘」行のバスに乗り込むと、間もなく、深大寺山門前の「深大寺前」で数分停車。

乗車客を待って、途中通って来た、「青渭神社前」の交差点へ。

三鷹通りを北上し、東電変電所前を右折して、「つつじヶ丘」駅方面へ。道路が狭く大型車どうしはギリギリ。15分ほどの乗車で駅北口へ到着。

ここから全員で、京王線→都営新宿線で「本八幡」駅まで、座って帰りました。疲れてうとうと眠っていたメンバーも? 本八幡駅に到着後、京成線組とJR組とに別れて解散。

 

いつもより、ポイントめぐりは少なかったのですが、少々暑くても風がさわやかで、武蔵野の自然古刹「深大寺」「深大寺そば」を味わい、神代植物公園で華麗な花々を堪能できて、メンバーには大満足なウォークとなりました。

 

 

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このページは、hatochanが2013年10月 9日 20:23に書いたブログ記事です。

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