5月16日(木)、ハトちゃんは千葉健生病院友の会春のファミリーウォークの下見に、「佐倉(約8.5km)」を計画。
本番は来週末の25日(土)。午前中に友の会で、広報紙「友の会だより」の封入手伝い。今村事務局長と一緒に昼食を病院の栄養科の一室で。混ぜご飯とお吸い物など早々に済ませ、JR「幕張」駅まで徒歩15分。
一緒に電車に乗って、千葉駅へ。佐倉までは、総武本線と成田線のどちらでも行けるので、待ち時間の少ない総武本線で、スタート地点のJR佐倉駅へ。
今村さんから当日現地集合を幕張駅に変更の提案。確かに、当日の時刻表では、9時50分佐倉駅は、成田線まわりがベスト。また、80歳後半の方も2名参加されるので、間違えのないように、事務局から事前に集合場所変更の連絡をお願い。
まず、駅前のロータリーから城南橋に向かう道に、女性の彫刻像が等間隔で 数体並ぶ。ここは彫刻通りと呼ばれている。橋を渡ると高崎川の土手沿いに進む。竜灯橋手前で右折し、佐倉八景園を左折したのが間違い。本来は右折。
城南堤が右側に続いていて、道路に比べて3mぐらい高くなっていて、約2kmほど桜並木が続く。左側は高崎川と田園風景。「カインズホームセンター」が見える。見晴らしが良い。前後に人の姿が見えない。車の往来もほとんど無し。ただし、一直線で単調で飽きるかも? 佐倉城址公園の入口になっている山道を上ります。
ちょうど、冷たい水の飲み過ぎで腹痛をもよおして、脂汗がひたたるハトちゃん。またも、道を間違え、出丸跡への急階段を上らず、公園の堀をグルッと回り道して戻ることに...。
やっと、元の道に戻り目的地へ。公園内は広くて、出丸跡、天主台跡、大きな夫婦モッコクの樹、佐倉の街並みを高台から眺める。往時の佐 倉城址の広さを感ずる。一の門~三の門跡を過ぎて、やっとトイレがあり、駆け込む。堀田正睦公像、タウンゼント・ハリス像の前で、案内文を読んで待つ今村さん。
やっと一息ついて、汗ビッショリの上着を1枚脱ぐ。来たついでに、国立歴史民俗博物館〔通称、歴 博〕に寄ろうと思ったいたが、出口へ着いてしまい、本番当日の宿題に。出口 からの右側にイチョウ、左にサクラ並木の続く道へ。くらしの植物苑に寄って花の観賞。バラの開花季節なのに、植えていない。主に自然野生の花が中心。ハマナスやシャクヤク〔写真左〕に混じってきれいに咲いていた紫の花の名前は「シラン」〔知らん?〕というダジャレで苦笑。
佐倉中学校を過ぎて、駐車場右手に曲がる道を確認していたところ、今村さんの「ぎ ゃぁー、蛇!」という声が。道を横切り草むらへ蛇が動いていたのを目撃。大の蛇嫌いで、二の腕に鳥肌が立っていました。しばらくして、その横を通り、坂を下って行きます。
竹林に囲まれた細い坂道(土の階段)は、ひよどり坂(サムライの小径)。武家屋敷方面という案内板がありました。
階段を上がった先は、平らになっていて、手前に最初の七福神、大聖院〔布袋尊〕。武家屋敷が続く道で、藁葺 屋根の旧但馬家住宅、旧武居家住宅、旧河原家住宅など武家屋敷が道なりに点在していて、往時の面影が残っている。
武家屋敷群を抜けると、左折しジグザグに左折、右折すると正面 に七福神で恵比寿天・福禄寿の麻賀多神社〔佐倉藩の総鎮守で古くから「まかたさま」と親しまれている〕 。社殿 左右に七福神が。境内は広く縁台も多くあって、昼食・休憩の候補に。ただし、土曜日に一般客が利用していない条件で。裏には樹齢八百年以上のイチョウの御神木が。手前には、佐倉養生所跡の石碑が。
そこから、佐倉市街の通りに〔新町〕。カラフルな小物やゲタなどを売る店があり、ウォーク時に立ち止まる可能性が。舗装道は歩行者と車を色分けしているが、横に2人並ぶとはみ出る 。白線外に出ないように歩く徹底をしなくては。
佐倉市立美術館〔佐倉・房総ゆかりの作家作品を中心に収蔵・展示〕の1階エントランスホールは広くて利用できるが、椅子の数が意外と少ない。冷房がかかっているので、少し休憩する程度。
通りに面して、手づくり工房さくらは、旧商家を利用し、お休み処、地元工芸作家の作品展示・販売。体験教室も有。 佐倉新町おはやし館で、佐倉市指定無形文化財の佐倉囃 子の歴史、伝統を継承する憩いの場で、展示もあり、休憩もできるとのこと。
次に訪れたのが、「歴史生活資料館」〔商家や民家の懐かしい小道具や家具、 城下町佐倉の歴史や生活、佐倉城に関する写真、資料など展示〕。入口にいたボランティアの2人と立ち話。先日、国民栄誉賞を受賞したミスタープロ野球の長嶋茂雄さんの写真パネルが多数あり、ロッテ大ファンの今村さんは、写真を見て「皆に愛された長嶋」の話に。本番でも必ず立ち寄ることにしました。なぜなら、長嶋の出身校の佐倉高校記念館に寄ると時間がかかるので。
資料館前を横断して狭い道の右側に宗圓寺〔寿老人〕。ここには、順天堂の創立者 佐藤泰然の墓 があり、見学。東山千恵子の墓ではなく、家老渡辺弥一郎の墓がある。その向かいに嶺南寺〔弁財天〕があり、境内に支えられながらも、梅の巨木が横たわっています。ただし、七福神の弁財天を探して寺の関係者に聞いて本殿内にあり、通常は閉めているので見られず。
甚大寺 〔堀田家の菩提寺で天台宗の寺院。そのほか不動明王、金比羅権現などを祀っている。七福神毘沙門天〕 。奥に本殿。その扉に小さな窓があり、覗くと薄暗い中、観音像が安置されていました。 裏手にある堀田家墓所(県指定史跡)を墓参。この通りだけで3つの七福神。
その後、細い道を進んで、最後の七福神妙隆寺〔日 蓮宗の寺院で1471(文明3)年開創。大黒天〕へ。外観のみで通過。
道を回るように行くと、途中で道が不安になって戻ると、竹を切っていた地元の人が坂を下り上りしない神社先の回り道を教えてくれた。さくら ゆうゆうの里〔立派で広い施設〕の横を通って、旧堀 田邸〔国指定重要文化財〕へ。16時を過ぎていたので残念ながら閉館。
さくら庭園は、隣のさくら厚生園の脇からも入れるようになっていて、陽光と広い芝生の中に邸宅が浮かび上がっていました。
庭園内の山道〔雨が降ると滑りやすく、結構、急勾配〕を下りて国道51号へ。
ここで、勘の良い相棒が国道を右折せずに、冒険して畑・田んぼの道を選択。
一直線に歩いて行くと、朝歩いた彫刻通りに。感の良さにあらためて感心。ほぼ予定通りの16時 30分ゴール。20名を超える人数と、高齢者が多いことを考えると、全行程は無理との結論。
結局、旧堀田邸は行かずに、新町の旧城下町通りから、京成佐倉駅へ坂を下って15分。または、JR佐倉駅へ麻賀多神社を左折して、薬師坂を下って、彫刻通りに出て徒歩20分コースにした方が安全で楽だということがわかった。
メンバーが暑さでバテないか、ちょっと心配です。
コメントする