さて、10月28日(日)は、JR駅ハイ「上総いちはら国府祭りと史跡めぐり(7.2km)」に参加。天気予報では、午後から雨という予報。朝方は若干の薄日がさしたので思い切って内房線に乗って、五井駅で開業百周年の久留里線(2両・単線)に乗って上総村上駅へ。
駅に降りると、電車が1時間に1本しかないので、ほとんどのウォーカーが降りました。 〈受付後〉
駅前から踏切を渡り、国分寺通りを北上します。まず、第一のポイント戸隠神社 へ(8:44)。石鳥居に太い注連縄と三つの房が印象的。丘の上にあり、急階段を登ると朱色の本殿。
参拝後、境内を抜けて、間もなく、上総国分寺跡〔奈良時代、聖武天皇の詔により、全国60箇所あまりの建てられた僧寺と尼寺からなる国立寺院で、上総国分寺は規模が大きく、伽藍も整っていた〕へ(8:49)。本日は、骨董市とフリーマーケットの開催中。多様な骨董品が並べられて、開始早々、客との値段交渉も...。空は、雲が多くなり、周りも薄暗くなって来ました。
続いて、市原市民会館(前では開場を待つ人たちが)前を回るように進むと、幅広 の道の上にかかる 長い陸橋を進みます(8:55)。派手な衣装を着けた祭りに参加する若い女性隊と会います。左前方に市原市役所が、右前方は、緑多き国分寺中央公園〔広場やアスレチック、日本庭園があり、いろいろな樹木がある〕へ(9:00)。入口の木々は紅葉して秋の気配。
公園内の景色を観て、抜けたあとは、史跡上総国分尼寺跡展示館が角にあ り、入館し展示物を一覧した後、トイレ休憩。
続いて、右手に通路に砂利が敷き詰めてあり、広い芝生の先に、上総国分尼寺跡(9:07)。遺跡の主要部が国の指定遺跡で、建造物が復元されていて、中門、回廊などを観ながら、当時(天平)時代の空間を体験す ることができました。
展示館前を通って、国分寺台西中グラウンド脇をゆるやかに下り、中学のフェンスに沿って左折し直進、横断。
さらに直進し、右側の北五井緑地に入ります。出口で元の道と合流し、左折して国分寺台西小を左に見ながら直進し、右手に、境内入口が先の道から階段で上がるようになっている加茂神社〔京都の賀茂神社 賀茂別雷神社(「上賀茂神社」)と賀茂御祖神社(「 下鴨神社」)から勧請されたものが多い〕へ(9:25)。
飛天坂交差点を右折して市役所通りを約1kmを直進すると、前方に高架になっている館山自動車道が(9:33)。祭りのため、交通止めになる看板が立っています。高架下をくぐり、県道21号五井本納線を横断して、さらに進むと、左手に緑青がイメージカラーのカインズホームセンターの建物が...。吉野家を過ぎて左折すると、カインズホーム前では交通整理のガードマン。挨拶して、前を通り過ぎると、左手に野外駐車場。家族連れが、祭り会場に向かう姿も。
右手に曲がると、五井駅までの大通りは、第2回いちはら国府祭り&千葉よさこい2012でダンスやチア・パフォーマンスの華麗な衣装に身を包んだ女性たちが、本番前の練習中(9:40)。パレードや神輿の共演、パフォーマンス大会、地元特産品や飲食店、野菜販 売所、役所関係の出店が軒を並べています。イベントも豊富で、ラーメン選手権、夜には花火も打ち上げるそうです。
地元放送局の中継カメラも準備中。ゆっくりと左右を観ながら、ステージイベントのある上総更科公園から駅手前の交差点へ。これから向かう観客とすれ違います。
小湊鉄道の高架下をくぐり、左折して五井駅前に出ます。
前方を歩いていた速足の男性ウォーカーは、ゴールへ寄らずに、駅階段を上って行きました。
ハトちゃんは、高く聳える「サンプラザ市原」の建物内へ。しかし、入口に案内が出ていないため、観光協会係員に聞いて、ゴールが6階だと言われ、エレベーターへ。
6階に降りると、駅ハイの旗は立っているものの、ゴール受付には女性一人のみ(10:06)。受付が12時からとなっていても、8時30分スタートで10時過ぎには、早い人は来てしまうこともあるので、準備・対応が遅い感じ。到着したウォーカーもわからず、苦情も...。
結局、「五井駅手ぬぐい」はいただいたものの、人手が足りずに地元特産品の無料抽選会はやっていたのか、わからずじまい。
帰りは、10時36分発の内房線に乗れたので、何と家には11時30分に...。心配された雨はウォーク中はあわず、最寄りの「幕張本郷」駅へ着いてから、しとしとと降って来ました。
強行軍で駅ハイのポイントを得した気分になりました。
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