12/1(木)、あいにくの冷たい雨、習志野市実花公民館主催の、第8回リフレッシュウォーキングが行われました。ハトちゃんは、前回、義父の不幸があって、お休み。ちょっとコースは違いましたが、同じ「城下町佐倉」を11/30(水)にウォーク。
今回の参加は、全員参加20名+4名(主催者側)で、案内は、ピンチヒッターのT氏。紅葉の「梅ヶ瀬渓谷(千葉県)」を歩きました。初のバスを利用し、現地から歩くことに。集合時間はいつもより1時間半も早い。市のバスをチャーター。急遽、行けなくなったK先生と公民館長が見送りに。
参加者は、バスに乗り込み、武石ICから京葉道路、館山自動車道に。途中、道の駅「あずの里いちはら」でトイレ休憩。さらに、清澄養老ラインで単線の鉄道に平行して道路が伸び、途中から田園風景が続く。小湊鉄道「養老渓谷」駅(9:50)へ。紅葉シーズンとはいえ、平日で雨が降っているた め、駅前にも人がいない。田舎の小さな駅舎横には、足湯の入れる施設が。
「養老渓谷」という駅名が象徴しているように、房総半島の真ん中では、養老渓谷が有名です。ハトちゃんは、千葉に住んで20年以上になりますが、梅ヶ瀬渓谷を知りませ んでした。駅前から、準備運動後、梅ヶ瀬渓谷に向かって、歩き出しました。当初は、渓谷から大福山を 上るコースでしたが、雨で足元が危ないため、渓谷だけのコースに変更になりました。ちょうど10時にスタート。
駅付近も紅葉が見事な場所がありましたが、こちらは歩くたびに紅葉が観えて来るので、そのたびに感激できて楽しい雰囲気。ヒンヤリした外気に紅葉が映えます。傘のハナ開くウォークに。
宝衛橋を渡って、最初のスポット「黒川沼」(10:15)では、小さい沼ですが、雰囲気が幻想的で、 沼越しの紅葉が美しい。写真撮影に来ていた人が一人。やっと小休止。
トンネルを抜けると女ヶ倉(10:25)に。ここまでは、車が入って来れる駐車場もありました。大型車はここまで。渓谷の入口近くまでは、乗用車も何台か通って、道端に避けるように並んで、声を掛け合い、楽しくウォーク。
渓谷の入口(10:28)(水分補給)からは、最初は道幅も広く、梅ヶ瀬川が見えますが、なかなか川には降りられません。小滝あたりから川面に沿って、雨で水量は心配されましたが、さほど川の流れもゆっくりの浅瀬で、水量もさほどではありません。川面に飛び石があって、その石を踏みながら、川に落ちないように進みます。
板橋のあたりで、川の流れで浸食した川のトンネル(10:45)が木々の間から見えました。覗き込む皆さん。反対側からも覗き込みました。
丸太の階段を渡り、杉の小径を抜けると、右手に鮮やかなもみじが目を惹きます。天空のもみじと いわれ、紅葉シーズン真っ只中という感じ。
このあたりから、アップダウンがきつくなり、ところどころ、道が階段状になっているところも。少しペースダウン。前の人に続いて、慎重に足を運びます。
周りの景色を楽しみながら、時折、閑静(かんせい)な中に歓声(かんせい)が。初めて来たハトちゃんも感激。
とくに、高さ20~50mもある浸食断層の横帯と、急峻な壁とともに観られる 渓谷美と紅葉。大壁のつららと呼ばれていて、圧倒されてしまいます。そんな場所が3箇所ほど。
また、せせらぎの階段と呼ばれている川の流れにできた、貴重なものでした。途 中、予定の大福山へのルートは、入口から見ると、結構、登りがきつそうで、今回はショートコースにして正解でした。
途中、休憩も無く、ある人が「休憩したい」という声も...。足元は雨にもかかわらず、それほどでもないので助かりましたが、最終目的地の日高邸跡になかなか着きません。川の入口から3kmということでしたが、川がくねくねしているのと、アップダウンがあるので、思っていた以上に足に来て、時間がかかった感じでした。
やっと、着いた日高邸跡〔九州・高鍋藩出身の日高 誠実が当地に隠棲。この地で屋敷をかまえ、「梅ヶ瀬書堂」を開校し、青少年を指導〕(11:33)はカエデの大木 が3本あり、それこそ幻想的で、カエデの落葉で、あたり一面、ふわふわの紅いじゅうたんの上を 歩いているよう。石碑もあり、ちょっとした広場になっていました。ちょうど、クラブツーリズムの団体の帰宅時間。その集合の掛け声に間違う人も。
S先生のわかりやすい説明に、耳を傾け、しばし水分補給と景色を堪能。帰るときには、別のグループも寒いのにやって来ました。寒いので、頑張って歩いて、バスで昼食ということになり、来た道を引き返しました。雨もほとんどあがり、傘を閉まったり。また時折、小降りの雨が、の繰り返し。
帰りは歩く道に慣れて来たのか、スムーズに戻ることができました。途中、サワガニを見つけたときに「騒がにー」というダジャレも出るほどリラックス。帰りの反対側から観 る景色もおつなものでした。周りが美しい紅葉の駐車場広場で、トイレ休憩(12:37)。ありがたいことに、ほんの少し歩いた女ヶ倉の道標先に、バスが待ってくれていて、13時になりましたが暖かいバスの中で待ちに待ったランチタイム。ラジオも流してくれました。歩数計を見ると、15,000歩を越えていました。約8kmの歩行距離。
「養老渓谷」駅でトイレ休憩後、バスはほとんど信号の無い道を走ってくれたお陰で予定よりも早く帰れることに...。帰りのバスは、疲れて眠っている人も多数。そんな中、朝寄った道の駅で最終トイレ休憩。寒いのに、女性陣は、ソフトクリームを買って来て、元気印!
市原の石油コンビナート工場のたなびく煙を眺めて、習志野市の出発地「日立習志野クラブ」前に、予定の30分前に到着。
雨の中、皆さん、お疲れ様でした。お蔭様で。県内ですばらしい紅葉にめぐりあうことができました。
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その後、小生は、冷えた身体に鞭打って、近くの東部体育館に1週間ぶりに寄って、筋トレとストレッチで身体をほぐしました。
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