テニスの全米オープン決勝、錦織選手は、残念ながら、マリン・チリッチ(クロアチア)選手に0-3のストレート負けで準優勝に終わってしまいました。
しかし、アジア初、日本初の2位になり、テニス史に新たな1ページをしっかり 刻みました。何よりも体力的に劣る日本人が大活躍した頑張りは、大賞賛に値します。
決勝戦前日は、過去の対戦成績を考慮して、杉山愛さんや松岡修造氏は8~10割の確率で、錦織の優位を予想していました。ただし、勝負は実力だけではなく、コンディションや勢い、時の運、相性など、複雑な要素も左右します。また、勝負は最後の最後で逆転されるケースもあります。正直、ハトちゃんは、五分五分だと考えていました。
相手の20cmも上回る身長差から繰り出される強烈なサーブのスピード優位を崩せなかったのが敗因でしょう。相手のペースで、試合が経過・終了。
しかし、決勝で負けたとはいえ、4大大会での準優勝は金字塔です。今回は、8月上旬の右足親指のできもの手術を受けて、出場も危ぶまれたのに、出場後は、4時間を超えるタフなフルセットの試合も勝ち上がり、準決勝では世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ選手に見事、勝利しました。
表彰式で 『初めて決勝に来られたことは幸せだった。~また来年も、ここに戻って来たい』 というコメント。
テニス関係者、ファンだけでなく、日本中が注目して、熱い声援の中、大きな感動を与えてくれて、その頑張った姿に、勇気づけられました。
ここ〔全米〕がスタートという気持ちで、世界トップ選手として活躍し、大きな目標に向かって頑張って...。
『 大きな感動をありがとう! 錦織 』
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