毎月1回の恒例、大学先輩たちとの駅ハイ。5月30日(金)、5月とは思えない暑さの中、駅ハイ期間限定コースの「那須高原ウォーク~絶景那須岳と小路散策(約10km)」 に行って来ました。
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ハトちゃんは、例のごとく鈍行で、宇都宮で乗り継ぎ、東北本線黒磯駅へと向かい ます。最寄りの幕張本郷(5:45発)から乗って、黒磯へ(9:10着)。先輩3人は新幹線利用で、一つ手前の那須塩原駅に集合して路線バスへ。
小生は一つ先の黒磯駅に到着。バスの時刻を調べていなかったのですが、乗車予定の1本前のバス(9:20黒磯駅始発)に間に合い、那須街道を北上すること約30分。一足お先にスタート地点へ。
バスは、新緑の那須高原を通って、道の駅 「那須高原友愛の森」〔広谷地の交差点手前〕 へ。
スタートの受付をして、構内を散策。道の駅は、那須高原の観光中心地にあって、大自然に囲まれた広い敷地には、至るところに大きな建物、数々の彫刻作品や地元の新鮮野菜の直売所、食料品 を販売している物産センター、レストラン(なすとらん)、工 芸館、観光交流センターなどの施設が散在しています。
また、シャトルバスの発着所でもあり、構内は車で詰め掛けた観光客がいっぱい。
別荘に運ぶのか、食料品を大量に買い込んで車に積んでいる人たち、横の雑木林で森林浴を楽しむグループもありました。
先輩たちが来るバスまで50分。待ちくたびれて、ベンチで朝寝。
次のバスが来て、合流。携帯にかけなかったので、事情を説明。先輩たちを交流センターに案内。 カード手続きをして、いざスタート。
まだ5月というのに、ここ数日、関東では真夏日が続き、本日も気温が高い予報。それでも2~3℃は低い感じです。
1ヵ月ぶりの再会で、雑談をしながら、オジン隊は兼子局長を先頭に、遠藤副長、山根副長、しんがりに小生の順で、コースマップに沿って歩いて行きます。
広谷地交差点を左折し、県道30号線をひたすら直進。500mほどで、左手に最初のポイント「NAS Uのラスク屋さん」が見えて来て、入店しフリードリンクのサービス〔隣りに那須高原の水も置いてありました〕で、冷たい飲み物で喉を潤して再出発。
歩道はラインのみのところが多く、車の走行も結構 あって、気をつけながら進みます。気温26℃の掲示。
前に、若い男性ウォーカーが歩いていて、少し離れて目標にして付いて行きます。
約1.5kmほど先に、谷になっている開けた場所が見えて来て、ゆるい下り。那須高原大橋〔平成6 年に完成し、県道30号線に架かり、那珂川を越え那須塩原市と那須町を結ぶ橋で、高さ42m、長さ1,320mの橋〕へ。
橋を渡る際、右手遠方に雄大な那須連山が観えて、左側の田園地帯と那珂川渓谷がはるか 下に観えます。ハトちゃんは高所恐怖症のため、尻や太もものあたりがムズムズして、歩くのにビビッて しまいました。高さの話から、オジン隊では東京スカイツリーにのぼった時の感想が話題に。
橋の2/3ぐらいから、那須町の方へ戻って 来て、ゆるく上って、途中で左折します。またも舗装道路で、日差しが強くなって来て、汗が噴き出して来ます。
前方に那須岳が観える絶 景ポイントを越えて、室野井小学校跡では、当初、廃校になったような感じがなかったのですが、体育館の中を見ると、器物が置いてあって人の気配が感じられず納得。少子化による学校統合や過疎化の状況は、ここだけではない問題だと...。
突き当たりに、町営のテニスコートがあり右折。あたりに雑木林はあるものの、コースには含まれて いないので、局長から『脇道の森林に入るコースの方が良いのに』 と言って苦笑い。
コース上に、人影がなくなり、遠藤副長からも 『那須まで来て、舗装道ウォーク?』。感じる思いはみんな同じでした。涼しい地帯らしくタケノコが残っていたり、田んぼには、おたまじゃくしが孵ってうじゃうじゃ泳いでいました。また、特産米「なすのひかり」の看板あり。
横沢公民館前には、店舗や住居の廃墟もあって、低経済成長下での観光 地の廃れ状況が話題に。
突き当たりに「清流の里」(釣堀と食事処)があり、その横の滝が流れる場所で少 し休憩。
続いて、バイパスを車に注意しながら進んで行きます。飲食のできるシャレたお店もあります。
右手奥に、外観は普通の家の感じ。「那須高原HERB's」 〔アロマとハーブの農園〕に立ち寄って、 店内で冷たいハーブティーのサービス。本当に一息つけました。
中庭のベンチで休むと、ヤギが1頭 、草を食べていました。ハーブなどの草花の自家栽培の様子も観察。局長が『飲んでミントわからない』と言ったのですが、美味しかったので、お土産としても全員購入。
歩行後はじめてゆっくりした感じ。その先を歩いて行くとユニークな戦国武将 ショップがありました。また、別荘地の販売の看板が出ていて、『坪、いくらぐらい?』。また、『大学の先輩が 北軽井沢の別荘を売りたがっているので買わない?』 と冷やかされて大笑い。
また、小生の妻が看護師であるのを知っている局長(隊長)が、『病院の婦長が体調不調ではダメだね』というジョークも飛び出しました。
吼えたライオンが頭上にある出入口と、シマウマの色調のバス が見えて来ました。那須サファリパークの外観を見学。小さい子どもがいないので、誰も寄ろうという声がありません。
パークを越えて右に曲がります。4人は、これまで舗装道ばっかりだったので、 最後の土の道を期待したのですが、結局、まわりは林があり、別荘群が連なっていて「避暑地」というイメージのみ。それでも木陰が続き、ときおり木漏れ日が漏れて森林浴が楽しめましたが「小路散策」というには、程遠い。
両側に建てられた新しい別荘などを観ながら、「別荘を持てる身分になりたいね。しかし、頻繁に来れないので、金持ちの贅沢」という結論に。
「パンのいえ クーロンヌ」は、店内でコーヒーとラスクを食べる場合は無料ということでパス。
その後、県道30号線を左折(約15分)して、スタート地点の道の駅でゴール。ややアップダウンありのコースを完歩。
次の14時9分発のバスまで時間があったので、「なすと らん」で昼食。反省会と6月候補地の日時と場所選定。東海道本線の湯河原に行くことに。
その後、時間が来るまで、道の駅構内を散策しました。バスに乗車し、30分ほどで黒磯駅へ。小生は、14時56分発で宇都宮まで行き、宇都宮から湘南新宿ラインで、車中ぐっすり眠って電車だけで4時間かけて最寄りの幕張本郷駅へ(18:33)。
先輩たちは、駅近くの天然温泉に入浴して、ゆっくり旅の疲れを癒やしたそうです。帰りは、新幹線利用なので、結局、鈍行で帰った小生より、少しだけ遅れて帰宅したと、メールに書いてありました。
結果的に、1週間後に梅雨入りとなって、不安定な天気が続いてしまったので、暑さの中の駅ハイも幾分良かったのかと...。
那須高原というと、避暑地で別荘、ペンションなどが多いリゾート地でしたが、キャッチフレーズ「高原を歩く」といっても、コースは小路や雑木林を歩くことはほとんど無く舗装道のみで、お店屋さん、パークめぐりに終始して、「那須まで来て?」と疑問の残るウォークとなりました。
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