オジン隊「JR ウォーク」で 大磯へ

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毎月恒例、大学先輩たちとの駅ハイ。今回は、遠出をして、期間限定コース「大磯を歩く(約11km)」に参加。2月21日(金)、前日の雪予報も2、3日前に変わり、天候は晴れでウォーク日和。

 

ハトちゃんは、東海道本線各駅停車で、9時集合の大磯駅へと向かいます。最寄りの幕張本郷駅(6:51発)から、熱海駅へ(8:49着)。東京駅から約1時間半。本日は、小生が1本早く着いて先輩たちをお出迎え。 

駅前の観光案内所で手続きをしてスタート兼子隊長を先頭に、オジン隊4人はコースマップを見な DSC03775.JPG DSC03777.JPGがら、進みます。 ちょうど ソチ五輪開催中で、ジャンプのレジェンド葛西選手の銀メダル、団体銅メダルの頑張りに、われわれも負けていられないと...。

駅前洋館〔重要建造物〕でテレビ撮影の準備。

大磯というと、ロングビーチが有名で、東海道に面した松並木と、湘南海岸が頭に浮かびますが、小生は初めて。藤沢に住む山根副長は、近くて地理に明るい様子。

 

四方山話をしながら、

最初のポイント妙大寺へ。山門前から覗くだけ。続いて、早くも狭い急坂を上り、丘の上にある高田 DSC03780.JPGDSC03782.JPG DSC03784.JPG公園へ。平塚駅ハイと似ていて、最初にアップダウンがあるのは、出鼻をくじかれます。丘上は平らになっていて、町の景色や海が観えるものと期待しましたが、木が邪魔していたり、曇っていたりで眺望はいまいち。

むしろ、坂を下りる時の前方の眺望の方が良かったです。

くねくねと坂を下りて、マップどおりに進み、東海道線の下にある地下道をくぐDSC03789.JPGります。壁にカラーで可愛い絵が描かれています。

 

南(海岸)側に出て、細い路地を入ると、旧島崎藤村邸〔晩年の2年半余りを過ご DSC03791.JPG DSC03792.JPG DSC03794.JPGして、この地で息を 引き取った。1943(昭和18)年8月21日没〕へ。無料なので中へ...。書斎や庭の苔や草木は往時の面影を残していて、受付嬢からいろいろな話をうかがい、見学。

 

その後、国道1号線(東海道)を横断し、大磯中学校校庭脇を抜けて海岸(こゆるぎの浜)方面へと向かいます。校庭が広いのは地方ならでは。

 

海岸手前の太平洋岸自転車道を右折。車道(西湘バイパス)から一段高いサイクリング道路を進み DSC03800.JPG DSC03805.JPG DSC03806.JPGます。松並木が続き、先日の積雪の被害かと思いますが、枝や松ぼっくいがたくさん落ちていました。海を眺めながらのランニングやウォーキングを楽しむ人たちを見かけました。 

左手には、行き交う車の騒音と、遠くに湘南海岸や江ノ島などが望めます。その後、一直線に同じような景色の中、ひたすら二宮方面へと...。隊長が冗談で、『ウォーカーは排気ガスに強い身体を作らねば」と言ったので、一同大笑い。以前、潮来 駅ハイで同様な道を歩いたことを思い出しました。

 

DSC03812.JPG血洗橋を過ぎて、城山公園まで約1.6km。一人で歩いていたら、滅入っていたでしょう。

公園脇を右折する手前、高架下の先に海岸へ出られましたが、本日は海岸には寄らず。

 

国道に出て左折。道路の左側を進みます。この道路は箱根駅伝が行われる DSC03813.JPG道路で、やはり、車の往来が多いので、『交通規制が行われると大変だなぁー』と。『正月3が日だから開催できるのかなぁー』と。

新不動橋を渡り、歩道橋を過ぎて、大磯警察署も通過し、左折道路には、大磯プリンスホテルへの案内表示。

 

オジン隊は、さらに500mほど真っ直ぐ進みます。六所神社入口で反対側に横断。ガード下(桁下2.5m以下通行可)をくぐって正面赤い鳥居の先の六所神社〔相模国六社の総社〕へ。

境内手前に古木が聳え立っていました。冬場のせいかわかりませんが枝ばかりで、元気がありませ DSC03829.JPGDSC03816.JPG DSC03818.JPGん。境内には池があり、不動様と稲荷神社が置かれていて、網で囲まれた中に鯉や金魚が...。奥に参拝用の社殿があり、太い注連縄飾りは風格があ ります。トイレは、神社裏の六所公園で。梅DSC03823.JPGが咲いていて、東屋で休む老人たち。トイレは狭く、だいぶ汚い。

戻って、スタンプラリーの台紙に押印後、元の国道へと戻り、左折して大磯駅方面へ......。

 

DSC03830.JPG200mで、松並木の左側(旧東海道)の道へ。途中に一里塚跡もありました。車の往来も少なく安心して横に広がって歩いていると、突然、自転車に乗ったおじさんが『横になっていて、邪魔だ』と言って、われわれを割って走り去って行きました。

みんなは、『道が広いのと、自転車は左側走行なのに、なぜわざわざ真ん中を通るのか?それに注意する言い方がある』と。同じ意見で苦笑い。DSC03832.JPG

 

それ以外は、松並木を観て昔の人が東海道を何日もかけて通行し ていたこを考えながら、閑静な道を歩きました。

 

しばらく歩いて、西長院はの入口を過ぎてしまったのでパス。その先の県立大磯城山公園〔三井財閥 DSC03833.JPG本家別荘跡地で、道路を挟んで南北に広い公園〕前へ。富士山も観えるという展望台へは行かずに、管理事務所で押印のみ。

 

 

道を挟んで南側にある旧吉田茂邸〔養父が別荘として建築〕へ。邸内には紅白桃色の梅が満開で、 DSC03834.JPG DSC03840.JPG感激。写生をする人たちも来ていました。邸宅は焼失して無いのですが、敷地内は広くて、チラシをもらって吉田茂の銅像を、『どうぞ』と言って探すも見当たらず。

 

ちょっと休憩してから、国道1号線を東 DSC03846.JPG進。途中、目ざとく河野太郎の選挙ポスターを発見。自民党には、二世議員が多いという話題になり、親の七光りで「二世」では無く「ニセ」議員もいるね、ということに。道は上り下りが分かれていて、下りが一段高くなっていて、さらに横の歩道も高くなっています。

 

大磯中学校の歩道橋を過ぎて、町役場が右側に。すぐ先の右側に、日本三大俳 DSC03849.JPG DSC03853.JPG諧道場(他に、京都・落柿舎滋賀・無名庵)の一つで、300年以上の歴史がある鴫立庵(しぎたつあん)に入庵。庵内には、門前を流れる鴫立沢のせせらぎ、五智如来石像や50を超す歌碑、句碑が庵内に残っていて有名人の碑石も観られます。入口でスタンプ。

 

また、観音堂、法虎堂、円位堂などの建造物、それに、庭の一DSC03854.JPG DSC03859.JPG段高いところには、投句箱も設置されていて、隊長や副長が考えて、感じたままを句に記していました。

 

湘南発祥の地大磯石碑〔鴫立庵内の標 DSC03862.JPG石に、江戸時代初期、小田原の祟雪という人が「著盡湘南 清絶地」と刻んだことから呼称される〕が近くに。また、大磯名産さつま揚げの幟の横に DSC03864.JPGトトロの精巧な雪像に目を奪われました。

 

続いて、NHK大河ドラマで一躍有名になった新島襄〔同志社大学の前身を設立。早稲田の大隈重信、慶應義塾の福沢諭吉ととも DSC03867.JPGに3大教育家〕の前で立札を読みました。

 

途中、地福寺に立ち寄り、島崎藤村・静子夫人の墓を隊長以下、探すも墓地は見 DSC03871.JPG DSC03872.JPG当たらず。あきらめて境内に戻ると、隊長が、境内左に囲まれた墓を発見。灯台下暗しでした。

 

最後は、延台寺へ。日本三大仇討ち物語(他に荒木又右衛門 鍵屋ノ辻赤穂浪士 吉良邸討ち入り )の一つ、『曽我物語』の曽我兄弟の兄と結ばれた、虎女(虎御前)の墓参。傍に大磯宿遊女の墓もあって、その他、言い伝え〔あるとき妻が、虎池弁財天に日夜お願いしたところ、夢枕に弁財天が現れた。翌朝、石が置かれており、石を日夜 DSC03877.JPG DSC03874.JPG礼拝していたところ、めでたく女児を授かった。虎池弁財天より「虎」の字をいただいて「虎」と名づけ、
虎女が大きくなるにつれて石もまた大きくなった。人々は生石といって不思議がり、山下長者はお堂を建てて、弁財天とともに虎女の守り本尊とした。この石が 「虎御石」。残念ながら、石は毎年5月第4日曜日に開帳されるだけ。

 

その後、左折して駅へ。観光案内所ゴール報告をして、昼食へ。駅前の食堂は少なく、端のレストランで次回の打ち合わせ。

 

40分ぐらい反省会。先輩たちは、路線バスで大磯プリンスホテルで日帰り入浴後、帰ることに。

バス停前で別れて、ハトちゃんは、13時45分発の東海道本線で帰路に着きました。3月27日(木)9時に「埼玉・北本の石戸蒲サクラ」で、また元気にレジェンドしましょう!

 

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このページは、hatochanが2014年2月27日 10:43に書いたブログ記事です。

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