東北大震災の影響で延び延びになっていた、第32回新京成沿線健康ハイキングが5月28日(土)、開催されました。あいにく、空は台風2号の影響で、雨模様。開催者発表では、いつも2千人以上の参加者が550名と寂しい人数でした、ハトちゃんは、前日までの義父の世話から開放されて、元気に参加しました。なお、今回で、健康ハイクは7回目の参加となりました。今回も参加記念に、とてもカラフルな記念バッチをもらいました。。
今回のコースは、松戸新田から松戸神社までの新緑コース(約13kmの長丁場)。新京成の「松戸新田」駅には、8時22分に到着。本日は受付の北仲町公園へ向かうウォーカーもいつもより少ない。受付をすませて、8時27分にスタートしました。
雨はほとんどあがっていたので、傘をささずに足慣らしの上、徐々にペースを上げて行きました。登り坂を上がると、広い通りに出ました。いつものように、船橋歩こう会の方々が、交通整理。挨拶をして、横断歩道を横切り、コースマップどおりに進むと、何やら白い煙突(高さ125m)の建物が。このあたりから、また小雨がしとしとと降って来ました。
和名ヶ谷クリーンセンター(8:42)敷地内には、さつきが咲き乱れていました。敷地内の遊歩道を通って、裏手から左折し、細い道を車に注意して直進し、角を曲がると、二十世紀公園(9:00)。ここは二十世紀梨発祥の地として有名。多くの面白いモニュメントがありました。 確かに、このあたりの地名を見ると、たとえば二十世紀が丘梨元町といった具合に、町名に二十世紀が付いているのが目を惹きます。
次に、車の往来の多い広い通りに出て、ホンダ(自動車)の建物を過ぎて進んでいくと、目の前に森が見えて来ます。その丘陵地帯に入ると、小雨は避けられますが、薄暗く、気温も下がり少し肌寒い感じ。堀之内貝塚公園(9:07)内に入ると、一度、コース矢印を見失い、4人のウォーカーで道を探す場面も。
歴史博物館、考古博物館の前を通って、やっと丘陵内を抜けて間もなく、また緑地が見えて来ます。アスレチック(遊具)が見えて来ますが、さすがに誰もいません。池で水草や生物を育てている水と緑の回廊があらわれます。
ここは、今年4月にウォーキングサークル「ゆうほ(友歩・遊歩)21」でも歩いた市川周辺コースでもある、じゅん菜池公園(9:25)。池では、カモが数羽泳いでいる、ほほえましい光景 も。新緑の木々に囲ま れた景色がすばらしく、市民の憩いの場にもなっています。
公園の入口付近でトイレ休憩。4月に歩いたコースと、同じ道で桜通りに出ました。先月は桜が満開で桜吹雪も見られましたが、通りは青葉がおおい茂って一変していました。前回歩いた際、目についた坂の上にあって被災した住宅・外壁は、まだブルーシートがかけられたままでした。里見公園(9:42)では、色とりどりのバラ の花園がきれいで、芳醇な香りに満ち満ちていました。天候が悪くて、高台から観る景色は、眺望がききませんでした、残念!
一人バラの写真を撮って、コースに戻って歩いて行ったのですが、またも道に迷ってしまい、またバラ園脇に元の木阿弥。後から来たウォーカーと一緒に、やっと、天満宮横から国府台緑地方面に出られました。それにしても、案内の矢印が小さくて見難い場所にありました。
やっとスタートから 9kmの栗山浄水場(10:06)を金網越しに眺めながら、北総線のガードをくぐり、細い道づたいに妙法寺、西蓮寺があります。ここには、伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の一節を刻んだ文学碑(10:17)があり、隣接している野菊苑展望台からの見晴らしは素晴らしく、矢切耕地、江戸川の流れ、遠方には東京の街並みが見渡せました。矢切神社を回って、国道298号上の長い歩道橋を渡って、上矢切の交差点に。
そこから、エネオス、リブレ京成を曲がって、川萩公園を右に見て、ずーと、下って行くと、のトンネルをくぐり、JR常磐線の線路に沿って200mほど歩くと、道が狭くなり上り坂の右手に戸定が丘歴史公園(日本歴史公園100選、戸定邸は国の重要文化財指定。洋風を取り入れた庭園)の看板に続き、丘の上に歴史公園(10:46)の出入口が見えて来ます。
以前にも、『新京成のんびり途中下車(VOL.16)』http://www.shinkeisei.co.jp/pdf/area/nonbiri/nbr_vol16.pdf でウォーキングして園内に入ったことがあったのと、雨が降っていたので、先を急ぎました。
そして大通りから左折して真っ直ぐ進み、常磐線の下を階段を下って渡り、同様に階段を上がると、見慣れた社の、松戸神社(10:58)でゴールとなりました。結局、13kmを2時間30分で完歩して、 ゴールでしばし水分と軽食休憩。雨と汗で下着が濡れてしまったので着替えることに。神社横で、先に着替えていた男性を発見。帽子に新京成ウォークのバッチが8個ほど。私より先輩で、食べ物の交換までして、5/8白井市の北総ウォークの話をして、また再会を楽しみにお別れしました。
そこから、「松戸」駅までは、坂川沿いを歩いて、伊勢丹広場を抜けて、約5分で到着。11時34分発の新京成電車に乗って、家路を急ぎました。めったに雨には降られない晴れ男のハトちゃんでしたが、今回は仕方ありません。それでも、リフレッシュできて、全コースを傘をささずに歩けたので満足ですが、結構、道の滑るところが何箇所かあり、雨中のウォーキングは、足元が悪くて、苦手です。