義父の面倒を見始めてから、4日たちました。ハトちゃんの家に連れて来たときには、その前丸三日、食事をほとんど食べていなかったため、痩せ細ってしまい、その夜、点滴を2本、打ってだいぶ回復しだんだん水分や食事も摂れるようになって来ました。
人を観察していると、不思議なことがわかります。
具合の悪い時は、血圧も上が200を超えることがあり、情緒も不安定になることがありましたが、最近は、食事や水分を摂っているため、血圧も高くなく安定して、考え方が前向きになって来ました。認知のため、すぐ忘れてしまうことも多々ありますが、古い記憶はかなり鮮明に覚えていて、まともな話ができます。
もともと農家を義母と二人でやって生活していたので、贅沢はしていなかったので、我が家の料理をおいしく食べます。したがって、食べ物の心配はほとんどありません。
食べ始めると、あれほど食事を拒否していたのに、胃も大きくなって、普通食も食べ、「水、みず」と盛んに催促されます。自分から進んで飲むので一安心です。水分を摂るようになってから、老齢でしわだらけの皮膚のかさかさが、手足を触ってみると、少ししっとりした感じになって来たのは、当たり前ですが実感できます。
老人特有の頑固な性格も、相手の話をマンツーマンで十分に聴いて接すると、顔の表情も変わり穏やかな話し方になり、経験豊かな話も、ところどころ「人生訓」にもなっていて、聴いていて参考になることも。
話が長くなったり、繰り返しになるので、相槌を打って、半分ぐらい聞き流すと言う感じです。
足腰も筋肉が落ちてしまっていたので、上半身には、ハトちゃんが筋トレで利用しているのを思い出して、1㎏の軽いダンベルを左右10回を2セット、あと、本日(26日)は、脇を支えて400mほど歩いて家まで戻って来ました。非常にゆっくりしたペースなので、補助も時間がかかり、結構、大変ですが、本人は完歩できて、少し自信がついて来たようです。小生は大学生および社会人10年間、八王子で身体障害者とのボランティアをしていた頃の感覚がよみがえりました。個人個人に合わせていく、病院等の理学療法士の大変さがわかります。
本来であれば、明日(27日)は、ウォーキングサークル「ゆうほ(友歩・遊歩)21」の月末定例会ですが、こういう状況なので、会長に不参加の電話を入れました。
28日(土)は、新京成沿線健康ハイキング。土、日のハトちゃんは義父の世話から解放されるので今から楽しみですが、天気が台風2号の影響で、心配です。
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