昨年は梅雨が明けた二日目の7/7(日)に参加。今年は、梅雨の多雨や長雨で、まだまだ梅雨が明けそうにありません。そんな中、7/6(日)今年も駅ハイで高崎線「新町」(中山道の宿場町として栄えた)駅へ...。当初の予報では、雨でしたが、その後変わって晴れのち曇り。暑さを心配しましたが、風もあって、気温も26度くらいでまずまずの天気。 助かりました。
スタートは9時。8時57分着で、駅前で順次受付。缶バッチとマップをもらってスタート。すでに、10分ぐらい前にスタートしたようで、前に多くのウォーカーが歩いています。
駅構内には、七夕が飾りつけられていて、華やかさと彩りもきれい。本日は、7~9月の駅ハイ首都圏での イベントコースが暑さでほとんど無くなるので、今夏最後のイベントで、特典も楽しめるため、多くの参加者が集まりました。
〔コース〕
スタート:新町駅→①神流川合戦首塚八幡宮→②胴塚稲荷神社→③弁財天公園→④日本スリーデーマーチ発祥の地→⑤上武大学→⑥神流川古戦場跡碑→⑦ガトーフェスタ ハラ ダ→⑧諏訪神社〔五区〕→⑨浄泉寺の大銀杏→⑩明治天皇新町行在所→⑪於菊稲荷神社→⑫七夕まつり・もてなし広場(群馬銀行)→⑬駅前通り→ゴール:新町駅
コースマップどおりに、南口から線路伝いを歩くと、途中に岡崎醤油株式会社の建物(9:04)。千葉の野田に匹敵する群馬の岡崎。1751(宝暦元)年創業 で、1923(大正12)年に新町に進出。その後、藤岡大胡線に出て右折。信号二つ目のY 字路を左に入ると、歩道がカラーに整備された道路に。
途中で右折し て、最初のポイント 神流川合戦首塚八幡宮〔1582(天正10) 年、神流川合戦で討ち死にした武士の首を実検し、一箇所に首塚として埋葬したところから霊を慰めた〕に立ち寄ります(9:23)。住宅街の間にある狭い敷地でウォーカーですぐに埋まります。「スタッフ」と書かれた青のTシャツの上武大学の学生ボランティアが立っていて案内してくれます。今回はその後のポイントでも、学生さんが親切に交通整理をしてくれました。
次に、関越自動車道手前の道を左折し、右に少し入ったところの胴塚稲荷神 社へ(9:27)。古墳の墳丘に「稲荷」が 祀られていました。ここは、藤岡市という表示になっていました。首塚と同じく、〔敗戦した 滝川一益軍の戦死者の胴を埋葬〕を参拝(9:32)した後、新町駅方面にひたすら北上。
高崎線の七曲踏切を渡って、国道17号線にぶつかって、さらに直進。
右手に赤く塗られた社殿が見えて来ました。ここが八幡神社〔中山道の宿場の守護神をを御神体にし ている〕で、その先左手角に弁財天公園があり、休憩する女性ウォーカーもいました(9:44)。小生はトイレ休憩。
昨年は、ここから右折して、於菊稲荷神社へ向かいましたが、今回は、土手に上がって、左手に温 井川を眺めながら、河川敷の道を進みます。土手に上がる左手に、「日本スリーデーマーチ」〔1978(昭和53)年11月、この地で「全日本スリーデーマーチ」が開催され、3回まで行われていた。現在は埼玉県東松山市に移され、小生は一昨年、1日20kmを完歩〕の碑があって、ウォーキングを趣味にしている者には、大変意義深い感じがしました。
間もなく、右手に上武大学の建物が見えて来て、学生さん の案内で、キャンパス内へ(9:57)。
とてもきれいな大学で、「絵手紙ギャラリー&ミュージアム」に案内され、手作りの絵手紙作品群の展示を鑑賞しまし た。また、別の場所では、絵手紙の体験コーナーも設けられていました。
岩倉橋の手前を右折しても産業道路には出られましたが、岩倉橋の角に青いTシャツが見えたの で。諏訪神社横からコースどおりに右折。
横道から産業道路へと。しばらく産業道路の幅広い道を進むと、左手に陸上自衛隊新 町駐屯地の広い敷地が鉄柵越しに見えます。駐屯地正門前には、警備の自衛官がいて、敷地内には、多数のモスグリーンの輸送車や装甲車が駐車中(10:12)。写真を撮っていたら、出て来た車から『写真は撮らないでください』と注意されましたが、『別に正門前だけ撮っただけで、秘密でもないのに』と変な気分に。
県道中島新町線を南下し、国道17号を左折して、間もなく神流川古戦場跡碑〔1582(天正10)年 に、織田信長の重臣・滝川一益が本能寺の変で仇をとろうと上京する際、北条氏と激戦した〕前に到着(10:17)。神流川沿いにはサイクリングロードが続いています。
国道を横断して戻ると、洋風の建物「ガトーフェスタ ハラ ダ」(群馬だけでなく、全国的に有名な洋菓子店)があり、館内で、冷たい飲 み物とラ スク2個入りをいただきました(10:22)。お菓子の製造過程のビデオ上映もされていて休憩もできます。隣りの建物では洋菓子を販売しており、長蛇の列。観光バスが、数台停まっていました。
道の途中に、「新町検問所 」(昔はスピードオーバー、積載量 のチェックなどを行っていたと中村氏の説明)と書かれた塔が立っていて目を惹きます(10:24)。奥に新町交番。産業道路に出て、今度は右折北上し、信号を渡って、諏訪神社(五区)〔1708(宝 永5)年に現在地に移築され、石鳥居「明神鳥居」や神社の北裏に江戸時代前期の石製鳥居が半分埋められた状態で保存されている〕へ。現在では参道に新しい鳥居が建て替えられています。(10:29)。
その先の浄泉寺に寄って、樹齢400年ともいわれる、高さ約25m、周囲5.2mの大銀杏(高崎市 天然記念物に指定)は見上げるほどで、葉も隆盛に生い茂っていました。 その後、県道中島新町線に出て、一直線に西へ。
十字路を左折し、じょうごを逆さにしたような 形をした東屋がある行在所公園を右折すると石畳が続きます(10:35)。明治天皇新町行在所〔1878(明治11) 年、明治天皇が巡幸の折に、御宿泊のために新設〕を左手に観て直進。
右手に赤い鳥居群と幟が立ち並ぶ。角にある於菊稲荷神社〔1751~64(宝暦年間)に、落合新宿 大黒屋の遊女お菊のうえに奇跡的な霊験が起きて、新町の名所となる〕へ(10:39)。鳥居が多すぎて、本殿がどこにあるかわからず、地元の人に聞いて場所がわかって、参拝。
その後、石畳を戻って、同県道を右折すると 、駅前通りとの十字路横に群馬銀行があり、広場と駅 前通りで地元商店会の七夕まつりが開かれていて、イベントやグルメフェア、新町バザールなどで賑わっていました(10:45)。
もてなし広場では駅ハイ参加者にカキ氷(ハトちゃんはイチゴ)のサービス。汗も一瞬に引きましたが、冷たくてなかなかなくならずに、しばらくベンチに座って小休止。
駅前通りを南下して、商店前の色とりどりの七夕飾りを満喫。新町駅のゴールは 11時で、約8kmを2時間で歩いたことに...。
ちょうどゴールしたときに、スタート終了の片づけが始まっていたの で、係員に御礼の挨拶を。
帰りは、高崎線普通電車(11:09発)で座って、浦和で京浜東北線に乗換え、一つ目 南浦和から武蔵野線で西船橋、中央・総武線に乗換えて幕張本郷駅まで。ずっと、座れて楽でした。
駅に着いて、「みどりの窓口」で発売中の「青春18きっぷ」を初めて買いました。年齢制限がないのですが買うのがちょっぴり恥ずかしい。まだ青春している?62歳。今夏の駅ハイに利用しようと、今から計画作成にワクワク。 『少しでも、青春の頃の気持ちに戻れればと」......。
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