7月28日(木)、台風6号の影響で一週間延期された、実花公民館主催のリフレッシュウォーク(第4回で谷津干潟;歩行距離約8km)が行われました。当日、午前9時 30分に「京成谷津駅」(橋上駅)に集合した21名+4名(指導先生、関係者)の参加者は、曇り空で時折、小雨がちらつく中、まず、谷津ヘルスステーションを目指しました(9:35)。
駅北口から、直進(谷津5丁目)。右折後、石段を降り、軽い傾斜の坂を上り、民家らしい庭内を通って、目的地の谷津ヘルスステーション・コミュ二ティーセンター へ。何度も歩いていますが、こんな近道があるとは、知りませんでした。
ステーション前の広場で、準備ストレッチ。先生から本日のコース紹介とウォーク時の諸注意が。暑くなくて、皆さん気合十分。スタンプ押印、水分補給(夏はこまめに)、トイレ休憩(9:45~55)後、出発。
まず、JR津田沼駅南の再開発地区へ(谷津1丁目・7丁目)。巨大クレーンが立って、再開発がどんどん進んでいました。 遠くに、千葉工大の建物二棟も見えていて、歩く脇には高いフェンスがあリますが、戸建住宅も周囲にできて、早くも入居者が。2,3年後は、都心からも近く、ニュータウンとし活気づくことでしょう。また、電柱が一本も立っていないので、街の美観が損なわれないようなつくりに。
谷津小学校の十字路を左折し、丹生神社へ。和歌山県から移り住んだ方た ちの鎮守神社として創建。千葉県内には、和歌山と同じ地名が(たとえば、白浜、勝浦など)あります。境内本殿には、木造の彫刻が残っていて、象の画も観れました。前回歩いた「八剣神社」にも同じような建造物がありましたが、小さな神社に見事な歴史建造物が残っています。普通は、見落としがちですが...。
その後、京成電鉄の踏切を渡って、京葉道路のガード下の緑地を駅に向かって歩きます。残念ながら、整備されていないので、ベンチも壊れたままでもったいない感じが。谷津遊園が開園されていた頃は、急行も止まっていたのに、現在は各駅停車のみ。谷津公園近辺の住宅街も地価が下がり、入居者が減る傾向になっているそうです。
商店街を抜けると広場に、いくつかの鐘が付いた時計搭が。5種類の時報がなるそうです。団地脇 を通ると緑豊かな谷津公園(谷津遊園跡地)へ。谷津遊園のジェットコースターは、北海道で現役活躍中だそうです。習志野名木百選の1番目に選ばれた、大きなプラタナスの木がわれわれを待っていました。周囲には、桜や楓、姫りんごの木もあり、ちょうど実を付けていました。
谷津バラ園入口、右側に「読売巨人軍発祥の地」記念碑と、往時のサイン・手形もあります。また、日米親善野球で、ベーブ・ルースなども来日したそうです。本日は入園せずに、高いフェニックスの木と外からのぞく程度で、芝生の広場に向かいました。途中、今夏、初のミンミンゼミの鳴き声を聞いて、一同感激。広場内で、谷津遊園跡と、明治期、この地で塩田(伊藤新田)が拓かれていた記念碑が。前回の飛行研究所(伊藤音次郎)と何と偶然にも同姓でした。
谷津干潟(1周3.5km)の遊歩道は、船橋方面に向かって、時計と反対 回りに歩き始めました。住宅に近い手前は風が無かったのと満潮時で、それほど干潟からの臭いがしませんでした。干潟を横目に観ながらのウォークで眺望は良かったのですが、湿地周囲には高い葦。水辺にアオサがかなり発生。
船橋競馬場厩舎脇の広い道路に出て、京葉線、東関東自動車道、国道357号線の手前の細い遊歩道に戻り、しばらく歩くとちょっと悪臭が鼻をつくようになって来ました。干潟には、数種類の水鳥 が、エサを獲ったり、羽根を休めていたり...。
谷津干潟自然観察研究センター内の緑地で休憩して水分補給。本日は入館せずに、先生の説明のみ。館内の展望フロアでは、望遠鏡もあり、干潟の全景を観ること、学芸員の説明を聞くことができます。入口に「祝 習志野高校」の幟が飾ってあり、ウォーカーの皆さんもニンマリ。
残り半周では、干潟が干潮に向かい、海からの水路付近では牡蠣?藤壺?らしき貝や、ボラ(出世魚-最後はトド)の子が群れで泳いでいたり、エイの姿も。
秋津5丁目の小さい橋を渡り、津田沼高校脇を通ります。バードウォッチング(鳥を驚かせないように囲いあり)や干潟観察ができる場所で数分休憩。蒸し暑さとお昼が近づいて、ここからは少しペース が上がりました。また、谷津公園脇の住宅街を通って、朝来た、谷津バラ園前の芝生で整理体操ストレッチ。
先生から「年を重ねると、肩甲骨を大きく動かして、深い呼吸で有酸素運動のする必要性」を言われ、また担当者から、9月15日のウォークの集合についての確認が。ちょうど12時に解散となりました。
-----------------------------------------
帰りは、チャリンコをとばして30分ほどで帰宅。15時に1日置きの筋トレに出かけました。1時間ほど汗を流して、帰宅する予定でしたが、急に習志野市役所の「優勝垂れ幕」の写真を撮りに行きたくなり、自宅に向かわずに通り過ぎて、マラソン道路を京成津田沼方面 に向かいました。
ちょうど、17時の市のチャイムが鳴ったときに、市役所前に到着。前方の横断歩道で信号待ちしていた、前日、優勝し首にメダルをかけていた習高野球部の一団に遭遇。自転車の鍵をかけずに、ホッポリ投げて夢中でシャッターを押した一枚と、見失いかけて、教育委員会の駐車場でスクールバスで帰るときに一 枚。翌日の新聞に、野球部が県知事や市長に表敬訪問(報告)された記事が載っていました。
偶然に監督や選手の皆さんの晴れ姿を見ることができました。10年ぶりの甲子園。千葉県、習志野市の代表として、力一杯の健闘を期待しています。