小さな親切で、大事なあいさつ

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連休明けの19日(火)は、大型台風の影響もあり、関東でも時々強い雨が。蒸し暑さはあるものの、じりじりした猛暑からは逃れられました。いつ雨が降って来るかの心配もあり、本日は家でのんびりしました。

テレビでは、なでしこジャパンの帰国風景と、国会の予算委員会の中継を観ていましたが、少し飽きてしまい、高校野球も天候不順で中止。地元の市立習志野高校の観戦もできずに、ただ時間だけが過ぎていくという感じでした。

午後3時ごろ、雨がやんでいたので、気分転換にチャリンコで近所のスーパーに買物。帰りの道で、身長と雰囲気から見て、学校帰りの小学生低学年の集団に二度会いました。

どの子も、学習道具をいっぱい抱えていたので、最初の子どもたちにハトちゃんが「今日は1学期の終業式?」と聞くと、「明日が終業式」と一人の男の子が元気に答えてくれました。

こちらも納得して曲がり角を曲がると、道の真ん中に手提げ袋と雑巾が一枚、落ちていました。先ほどの子どもたちの物かも?と思い、引き返して聞いてみると違っていました。

仕様が無いので、毎度のことながら、坂を下りて小学校に届けようと思い、途中まで行ったところで、おしゃべりをしている小学生の集団6人に出くわしました。通り過ぎて30mぐらいのところに、またも先ほどより一回り大きい黄色い手提げ袋が落ちていました。

どうしようかと思いましたが、またも引き返して「これ、誰か落としていない?」と聞くと、男の子が「僕のです」と。話に夢中だったのか、あるいはいっぱい持ちすぎて落としてしまったのか、それにしても持ち主がいて良かったです。

先ほどの落し物が、自転車のカゴに入れてあったのを、女の子が見つけ、名前を見て「その子、同じクラス」とのこと。「渡してくれる?」とハトちゃんが言うと、「わかりました」という返事。明日が終業式なので、ちょうど学校に登校して渡せるので良かったと安堵。こちらも、学校に行かなくて大助かり。

なぜか、みんなで「おじさん、ありがとう」という言葉を言われて、照れくさくなり、「バイバイ」と言って別れました。小学校1年生は、素直で可愛くて印象的でした。

家の近くに中学校と小学校、幼稚園があって、習志野市では昨年9月からこの近辺を「あいさつ通り」と定めて、実践しています。子どもを中心に、地域の人々が「あいさつ」を通じて、一つになれれば、とても良い地域社会ができるという趣旨です。それから、小生も努めて挨拶するようにしています。

今回も「あいさつ」の大事さと、「小さな親切」を実感した瞬間でした。自分の息子と娘の幼くて可愛かった頃を思い出し、なぜか懐かしくもありました。

そういえば、小生は親友と同じ大学を受験して、小学校教師を目指したのですが、親友は見事現役合格し、現在も小学校の教師を続けています。自分は一浪してH大学進学後、なぜか教師ではなく母校の事務職員になって、一昨年選択定年で退職し現在に至っているのも、不思議な感じです。

一応、教育現場からは離れていませんが、小さい子どもたちと仕事で接触していたら、もう少しにこやかな顔になっていたかも知れません。

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このページは、hatochanが2011年7月19日 17:34に書いたブログ記事です。

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