「JR ウォーク」で 佐倉を歩く(5回目)

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東の佐倉、西の長崎」と呼ばれる蘭学の盛んだった城下町をたずねて

 

2月7日(金)、翌日が雪の予報のため、8時30分に水道屋さんの蛇口修理後、急遽、近場の佐倉へ行くことに。

先月のオジン組で行った、鋸南の水仙ロード以来のウォーク。

駅ハイで 「サムライのまち佐倉 七福神招福開運ウォーキング(約10km)」に行って来ました。

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京成大久保駅から京成佐倉駅までは約20分。そこから、千葉グリーンバスでJR佐倉駅へ(11:08)。

11時10分に駅前の観光情報センターで受付。今年からカード読み取り機が設置されていて、マッ DSC03468.JPGプとチラシ、缶バッチなどをいただきました。コースは、昨年と少し変更されていて、距離も1.5km長くなっていました。今回で、駅ハイでは3回、サークルで2回来たことになります。女性係員に参加者の情報を聞くと、やはり同じ考えで本日参加している人が多いとのこと(夜、駅ハイホームページを見ると、ほとんどのコースが8、9日中止になっていました)。 正解!

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まず、駅前のロータリーから城南橋に向かう道に、女性の彫刻像が等間 DSC03473.JPG DSC03470.JPG隔で数体並んでいます。こ DSC03469.JPGこは彫刻通りと呼ばれています()。橋を渡ると左折し、お花見ができる桜並木の高崎川土手沿いを進みます。竜灯橋手前で右折し、佐倉八景園を右手に回り込み。

 

すると、高崎川の河川敷がのぞめ、その先に城南堤が右側に続く道路へ。前方から佐倉中学の女 DSC03474.JPG子生徒がジャージ姿でマラソンの練習。何やら、楽しそうにしゃべ DSC03478.JPGりながら走って来ます。今回は城南堤を進まず、コースは右折して、直接、 サムライの古径 ひよどり坂へ(11:25)。武家屋敷方面と案内板があり、うっそうとした竹林に囲まれた坂道は、武骨な雰囲気が漂い、京都・嵯峨野を思わせます。

 

ひよどり坂を上がっって、コースは左折して市民体育館佐倉中学校佐倉城址公園へとなっていましたが、病み上がりなのでショートカットして、右折し、すぐ手前にある最初の七福神、大聖院布袋尊〕へ(11:08)。

 

 

その先は、平らになっていて、武家屋敷(11:34)が続く道で、藁葺 屋根の旧但馬家住宅(修復 DSC03482.JPG DSC03485.JPG中)、旧武居家住宅旧河原家住宅など武家屋敷が道なりに点在していて、往時の面影が残っています。

 

武家屋敷群を抜けると、左折しジグザグに左折、右折すると正面に七福神恵比寿天 DSC03494.JPG DSC03493.JPG DSC03491.JPG・福禄寿麻賀多神社〔佐倉藩の総鎮守で古くから「まかたさま」と親しまれている〕 (11:41)。境内には、御神木の大イチョウや休憩ベンチやトイレもあります。手前には、佐倉養生所跡の石碑があります。近代医学の先駆的役割をした"佐倉"の面影が町のあちらこちらに残存されています。

 

 

神社参拝後、佐倉市街の中心通りに。 2/10~3/3まで「佐倉・城下町ひなめぐり」が開催され、DSC03498.JPG倉町並み美術館・佐倉一里塚(旧駿河家住宅)では、ひな人形やつるし雛が店内 DSC03500.JPG DSC03501.JPGにきれいに飾られていて、見学。佐倉市立美術館〔佐倉・房総ゆかりの作家作品を中心に収蔵・展示〕には入口を入っただけ(11:52)。何でも、モンキー・パンチ(漫画家)が佐倉市在住だそうです。

 

駅ハイ特典店舗には今回は一人だったので立ち寄らず。

 

通りに面して、手づくり工房さくらは、旧商家を利用し、お休み処、地元工芸作家の作品展示・販売。 DSC03507.JPG体験教室も有。 佐倉新町おはやし館では、昨年のウォークサークルの引率でお世話になっていたので入館(11:58)。佐倉市指定無形文化財の佐倉囃 子の歴史、伝統を継承する憩いの場で、きらびやかな山車人形の展示もありました。受付嬢が優しく対応してくれて、旧堀田邸の特別公開や、原付の「ルパン3世」ご当地ナンバープレート情報などや、城下町佐倉の良さなどで立ち話を。

 

残念だったのは、昨年訪れた「歴史生活資料館」〔商家や民家の懐かしい小道具や家具、 城下町佐倉の歴史や生活、佐倉城に関する写真、資料など展示していた〕が本 DSC03509.JPG DSC03510.JPG年、1月末で閉館。 ここでもらった「七福神ポストカード」はスタート時に。デザインは、佐倉在住のタレント、車 ダン吉さん。

 

前資料館前を横断して狭い道の右側に宗圓寺寿老人〕(12:15)。 DSC03511.JPG DSC03513.JPGその向かいに嶺南寺弁財天〕があります(12:15)。境内に、の古木が横たわっています。

 

 

宗圓寺甚大寺との間の奥まったところにある堀田家墓所(県指定史跡)を墓参(12:17)。その DSC03516.JPG後、甚大寺 〔堀田家の菩提寺で天台宗の寺院。本尊は十 DSC03518.JPG一面観音像。そのほか不動明王、金比羅権現などを祀っている。七福神毘沙門天(12:20)へ。奥に本殿。その扉に小さな窓があり、覗くと薄暗い中、観音像が安置されていました。 

 

 

次に、コースは佐倉高校方面に下り、松林寺妙隆寺〔大黒天〕旧堀田邸JR佐倉駅となっていましたが、同コースは歩いていたのと早めに帰りたかったので、前資料館の中心街の道を左折し、細い坂道を下って上ると、目の前に地方裁判所。右手に大きな樟に囲まれた DSC03522.JPG松林寺〔佐倉藩主「土 DSC03527.JPG井利勝」により江戸時代に創建され た浄土宗の寺。佐倉七福神毘沙門天〕(12:29)へ。境内の御神木は大きくて立派なのに比べ、境内、本殿は意外と小規模。参拝後、左折すると寺の前に土井利勝父母夫人供養塔があります(12:30)。

 

 

車の往来も多い道路を直進し、T 字路へ。ちょうど正面に、県立佐倉高校。受付も守衛さんもいな DSC03528.JPG DSC03530.JPG DSC03534.JPGかったので、恐る恐るキャッバス内へ。

 

 

 

佐倉高校〔1792(寛政4)年、佐倉藩学問所とし DSC05853.JPG て創設。洋風建築校舎は、国の登録有形文化財に指定されている。堀田正睦をはじめ歴代の佐倉藩主は人材の育成の為、学問および武芸を奨励し、幕末には蘭学、英学などの洋学も積極的に取り入れた。またプロ野球長嶋茂雄の母校で有名〕(12:35)へ。校門脇に、大きなクスノキが立っていました。

屋根が青く外装が薄いピンクがかった洋風校舎や、堀田正倫(堀田正睦の四男で佐倉藩最後の大名)の銅像を見学。記念館・地域交流館は、日本で最初の蘭和辞典『ハルマ和解』やオランダ医学書をはじめ、藩校以来の和漢洋書約1万点が所蔵され、土・日曜のみ一般開放されています。本日は休館。それでも白梅のバックに建物が見えて、1枚パチリ。

高校を観た後、県道296号線を京成佐倉駅方面へ。約6分ほどで駅へ到着(12:46)。

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帰りに、チャリンコを停めていた大久保中央公園内の勤労会館筋トレ

おばちゃん二人が、周囲を気にせずに大きな声でおしゃべりに夢中。軽く注意をしましたが、その後もずっとしゃべっている無神経さ。

しゃべるのなら、室外のロビーでしゃべれば良いのに。話に夢中になってしまうと周囲の状況が見えなくなるんですね。自分も注意しなくては!

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3週間ぶりの駅ハイは、無理をせずにショートカットして、歩行距離は約6kmぐらいで足慣らしのウォークとなりました。

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