「JR ウォーク」で 水道橋から巣鴨まで文の京の散歩

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2月10日(日)、駅ハイの期間設定コース「水道橋から巣鴨まで文(ふみ)の京(みやこ)約9km」を歩いて来ました。

 

PICT4040.JPG PICT4036.JPG PICT4037.JPG腱鞘炎の再発で、畑作業を週末休んだのですが、連休でもったいないので、都内へウォーク。スタートは、水道橋の小石川後楽園(東口・臨時開門)〔1629年水戸徳川家の祖である頼房が中屋敷として造ったもので、光圀の代に完成。回遊式築山泉水庭になっていて、中国趣味豊かな庭園で、国の特別史跡・名勝に指定されている〕。

園内を久々に散策。天気は晴れて良好ですが、外気は冷たく、日曜早朝で、駅ハイ参加者だけが目立ちます。大泉水周りの景色と遠景に東京ドームが観えるコントラストが...。

PICT4042.JPG 

ハトちゃんは、コースを迂回して、後楽園の観覧車や遊戯施設前を通って、頭上の景色を探訪。出入口では、観光バスから降りる観光客や家族連れにも遭いました。

PICT4051.JPG 次に向かったのが、小石川後楽園の外壁に沿って西門前を通過し、東京メトロ駅傍の後楽公園を過ぎて通りを横断してすぐにある高層の建物「文京区シビックセンター〔文京区役所があり、25階PICT4048.JPGに展望ラウンジ〕へ。

1月23日(水)にも駅ハイで訪れましたが、展望ラウンジに上がらなかったので今回はエレベーターで高層階へ。富士山や新宿副都心の高層群ビルなどが見渡せる絶景のスポット。ゆっくりと楼閣の展望を楽しみました。春日通り側の出入口を出て右折すると春日町交差点前に。

交通少年団の制服を着た少年少女が、交通安全のチラシを通行人に配っていました。

 

次に、横断してほんのちょっと春日通りの上り坂を直進すると、「文京ふるさと歴史館」 PICT3684.JPGhttp://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/ に到着。ここには、文京区という地名の由来にもあたる、明治時代に有名な文人達が多数住んでいたことを物語る足跡と、 PICT4058.JPG江戸時代の武士、町人などの暮らしの様子をミニチュア等を使って紹介されています。入館して見学。

 

続いて、一直線に通りを東に進むと、本郷3丁目。左折すると、先日食べた「日本一たい焼き」や東大赤門へ至る本郷通り。横断して、本富士警察署前を通過。先月、通っただけでも妙に懐かしい。右手に湯島天満宮(湯島天神)〔458年創建と伝わ PICT4061.JPGる古社で菅原道真候を祀る学問の神様として有名〕 が見えて来ました。

  ちょうど境内では、梅まつりが2/8~3/8開催中でしたが、寒さのせいで蕾のまま。  親御さんの合格祈願の光景が印象的。遠い昔の入学試験を思い出しました。

 

意外だったのは、500mぐらいの近さで、旧岩崎邸庭園。久しぶりなので長い砂利道を歩いて入園。建物の一部外装工事中でしたが、洋館や和館と広い庭園は見事。さすがに、大河ドラマ放映時に比べると、観光客は減りましたが、庭園内では記念撮影する姿が目立ちます。

設計はジョサイア・コンドルで、 明治期の上層階級の邸宅を代表する、木造2階建・地下室付きの PICT4069.JPG PICT4071.JPG 洋館があります。この建物は、左右対称ではなく、邸宅前にはシュロの木が植えられ、異国情緒たっぷり。

建物内部は、靴を持って入り、赤い絨毯の上を進むと、天井も高く、豪奢な造り。各部屋の壁紙は全部革製で、色や模様が違っていて、中には金色の唐革紙のまばゆい光沢を放っていました。

洋館の先は、和館となっていて、書院造りの広間を中心に、巧緻を極めた準和風建築の部屋があり。甘味とお茶を飲食できる、休み処もあります。 三菱」の創始者・岩崎家本邸の豪華さに接して、成功者の歴史を垣間見ました。

岩崎邸を出て、間もなく、不忍通りの不忍池。枯れた睡蓮の茎の先に、正月 PICT4074.JPG に回 PICT4079.JPG った「谷中七福神」水天宮が観えます。

水鳥にエサをやっていて、エサを食べに群がっている光景...。

PICT4083.JPG 不忍通りを北上。途中に、日本画の巨匠「横山大観記念館」がありました。今回は入らず。

1.2km ほど直進すると、左に入ったところに、根津神社〔1706(宝永3)年造営。6代将軍徳川家宣生誕の地でつつじで有名。 PICT4088.JPG 本殿、幣 PICT4084.JPG 殿、唐門、西門、楼門、透塀が国の重要文化財〕。境内は広く、参拝客で賑わっていました。

続いて、団子坂下から左折して、急坂を上ります。ウォーク後半の上りは、結構、きつい。

 

前のウォーカーを抜いて、森鴎外記念館へ。独特の洋風の外観、展示室には、鴎外の足跡や貴重 PICT4094.JPG な資料、ビデオ上映、加えて文京区ゆかりの文人たちを紹介。文京区が「ふみのみやこ」といわれるように多くの文人たちが住んでいたことを物語っています。

 

記念館から少し戻って、団子坂上を左折すると、くらしの道PICT4096.JPGの散歩道。真ん中は車道ですが、両脇の散歩道は情緒があり、閑静なたたず まい。動坂上に出て、さらに真っ直ぐ700mで本郷通りに出ます。富士神社入口を右折して、コンビニ「サンクス」の角を左折して六義園正面出入口へ。入園。 

 

 六義園〔柳沢吉保が下屋敷に設計し、明治期に三菱財閥の創業者、岩崎 弥太郎氏の所有となり、 PICT4099.JPG PICT4103.JPG その後、東京市に寄付されて一般公開。回遊式築山泉水庭園、国の特別名勝〕内は、手入れされた築山と泉水・池を十分に観賞しながら、軽食を頬張りました。水鳥や鯉たちもいて、都会とは思えないほどのオアシスです。PICT4108.JPG

 

六義園の赤レンガの壁に沿って歩き、白山通りからJR「巣鴨」駅でゴール PICT4112.JPGPICT4113.JPGトちゃんは、運賃の安 い東京メトロ隣り駅まで、北口から線路沿いを歩いて、9分ほど追加ウォーク。都内の駅間は短いので歩いて移動が可能。途中、染井橋を渡ります。

 

 「駒込」駅前に着いて、地下鉄の出入口が、北口側にあったので、桜のソメイヨシノPICT4118.JPG 発祥の地を記念した染井吉野桜記念公園を覗いて、南北線と東西線を乗り継いで西船橋 まで。その後、中央・総武線で最寄の幕張本郷まで。1時間弱で到着。

 

 

今回のウォーク「鴎外と歩く文の京の散歩道」は、サークルで歩いた水月ホテル鴎外荘で、 ホテル中庭に復元されている、明治の文豪 森 鴎外邸を見学したばかり。関連して記念館を見学できて大変に良かったと思います。

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このページは、hatochanが2013年2月14日 08:19に書いたブログ記事です。

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