2月11日(月・祝)、朝から晴れたのと、連休でもったいないので、急遽、2日連続で「南房総 ちくら 早春のお花畑めぐり(8.1km)」に行くことに決定。
6時起床で、早朝の電車。千葉駅6時57分発の内房線。天候は晴れで微風のウォーク日和。館山から二つ目の千倉へ。
千倉駅に着いて、隣の観光案内所で機械でゴールドカード・suicaをチェック.スタート(9:08)。 1年ぶりなので一瞬、記憶がとびましたが、駅前の道を直進。途中の畑では、昨年、焼畑農業で、煙を焚いていたことを思い出 しました。お地蔵さんを2つほど見て、その先に、八幡神社。右折して進むと、最初のポイント高家神社〔日本で唯一料理の神様を祀る。「包丁式」という儀式が行われる〕。石階段を上って、本殿を参拝(9:28)。
道を戻り、「円乗院」の赤い屋根の先に、円蔵院〔真言宗智山派の寺。安房 三巨刹の一つ。本堂の欄間等は、名工 後藤義光の作品。梵鐘は1723(享保8)年の銘、市の指定文化財。紫陽花寺としても有名〕があり、南無大師遍照金剛石像が緑黄色の屋根の本堂前にあり、閑静なたたずまい(9:38)。
寺の横から道路に出ると、海岸へと続く道。川上石材で、ピノキオ像が目を 惹きました。商店の右側を進み千倉公民館を過ぎると、国道410号線へ。車に注意して右折し、「たてしん(館山信用金庫)」先を左 折すると、千倉漁港に出ます(9:52)。
潮の香りが漂って、漁船や水揚げ場が目の前に。遠くには、赤い灯台や桟橋、太平洋が一望できま す。釣り人の姿も...。いかにも、漁師町という感じで、漁民や付近の人が立ち話。また、生鮮食品を扱う工場では、数人が作業中。海に沿っての 海岸道路を、写真を撮りながら漁港風景を楽しんで歩きます。地元の海産物を取り扱う商店もあちこちに点在。
少しずつ、変わる海岸線の岩の様子。忽戸漁港を過ぎて、長尾川にか かる 新川間橋を渡って、間もなく屏風岩(10:09)。マップでは、民宿「しあわせ荘」の先になっていましたが、手前に。さらに、町道海岸線を歩いて行くと、道路のガードコンクリート壁には、海の魚などの絵が描かれていて、ロマンチック。2kmほど、海岸線を進みます。
川口漁港前で国道を右折すると、右手に川口地区、左に平磯地区のお花畑が続きます(10:17)。農家の畑に一面に咲いていて、花摘みや花観賞をしながらのウォーク。
昨年3月に花を買った緑色の駅ハイの幟のある花畑へ。懐かしいオバちゃんとオジちゃんの顔。 今 年は寒さのため、1ヵ月ほど遅くなり、今が満開。色とりどりのストック、キンセンカ、金魚草などの花摘みができました。普通は10本で500円のところを、口と顔で何と、10本300円に。さらに、また3月に来ることを約束して、3本サービスでキンセンカをいただきました。
また海岸の道に戻り、花摘み園を過ぎて、大きい七浦漁港前の漁船を眺めると間もなく、最終ポイントの「道の駅 ちくら潮風王国」のこげ茶色い建物が見えて来ました(10:44)。観光バスや乗用 車が いっぱい。敷地内に広い芝生公園と、船内が覗ける船が置いてあり、建物内では鮮魚(館内中央に大きな水槽もある)や農産物、土産品、それにお花を販売している店舗も充実しています。チェックポイン トのため、情報コーナーで、地元のチラシとカードを機械に通します。
帰りのバスは、七浦小学校バス停11時24分発でしたが 、2分ほど遅れて到着。観光案内所のゴールチェックや49分発の上り、千葉行に間に合うか途中心配しましたが、乗降客が少なく、所要時間12分で駅へ。トイレとチラシをもらうのには十分。
6号車に乗り、4人がけボックス型に乗り、軽食をつまんで、水を飲む。駅で、下着を着替えれば良かったのですが、やはり下着は汗ビッショリ。2時間超えの乗車時間と風邪をひいてもばかばかしいので、人目につかない後部ですばやく取り替え。
前のボックスには、酔っ払った男が...。途中、ハトちゃんが水分補給と軽食を端の席で摂りながら、いつも空いているのと、のどかな感じが心地よく、満腹になってウトウトと...。眠っていた間に、ゲロを吐いて、浜金谷で降りて行ってしまいました。何とも、マナーの悪い乗客で、後から次々と座ろうとする人が、嫌な気分になってしまいました。
千葉駅には13時53分に着いて、早い帰宅。
千倉というと、白間津のお花畑が有名で、昔、親友の佐藤くんと行ったことを思い出しました。早春の南房総は暖かく、お花いっぱいで、昨春は7回。今春も駅ハイなどで、それ以上訪れたいですね。ただし、残念なことに昨年まで実施された「元気になるちばフリーパス(一律1,800円)」の発行が無いのが、痛いのですが...。
3℃は違うと思われる習志野へ戻ると、冷たい北風が吹いていて、千倉が早くも恋しくなって来ました。
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