「ゆうほ21」で谷津干潟ウォーク

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春一番が吹いた2月25日(金)、気温も19℃に上昇し、絶好のウォーキング日和。花粉症のハトちゃんはマスクをして参加。「京成谷津」駅に9時30分集合。前回の市外ウォークが、義母の病気付き添いのため、欠席を余儀なくされ、今年の全回出席の目標が早くもダメになってしまったハトちゃん。しかし、優しい言葉を皆さんからかけていただきました。

いつもギリギリのKさんは、今回は2分遅れて到着。いつもハラハラさせてくれます。先生の合図で、 DSC02208.JPG計13名で出発。9時45分に「谷津ヘルスステーション」に立ち寄り、スタンプとトイレ休憩をして、本日のメインコースの「谷津干潟1周コース」に挑戦するため、もと来た道を戻って、駅の南口へ。

ちょうど駅前の時計台が10時を指して、からくり時計から「ドレミの歌♪」 DSC02207.JPGが流れて、遅れて来た Kさんに感謝。小生が後ろの方を歩いていると、船橋から来た70代の女性が、「干潟」への道を尋ねて来て、一緒に同行することに

昨夏に歩いたコースでしたが、まず「谷津バラ園」前の「読売巨人軍発祥 DSC02209.JPG之地の記念碑」で、先生から解説してもらい、ここが球場跡ということを初めて知りました。そういわれれば、高い椰子の木があり、庭園内の周囲がカーブしている事実もあり、一同、新たなことを知ることができて感激!

巨人軍の長嶋や王選手をはじめ、有名な選手の手形が並べられており、昭和9年の日本野球発祥の地ともいえる場所が、習志野にあることは、市民として誇らしいものです。

谷津公園内では、「習志野名木百選の木」として、「鈴懸け」「スモッグツリー」(残念ながら、落葉して冬は見られず)の樹木も鑑賞しました。

DSC02218.JPGまた、この地が明治45年~大正時代は、伊藤新田(塩田)の地として栄え、その後、1925(大正15)年に京成遊園地(改称:谷津遊園)になり、1982(昭和57)年の閉園後は、バラ園のみ残すことになりました。春と秋バラの季節には、多くのバラ観賞者で賑わいます。

DSC02221.JPGバラ園裏から、谷津干潟周辺道路に到着。船橋ららぽーと方面に進みます。周回道路には標識があり、自分の位置がわかります。1周3.5kmで、夏と違って、干潟には満々とした海面が。悪臭もにおわず、うっすらと潮の香りが漂い、歩きながら、広大な干潟を眺めて、すがすがしい感じです。

左周りで干潟の反対側に出ると、「自然観察センター」に(10時50分)到着。 DSC02235.JPGみんなで館内に入ると、巨大なガラスの前面に、干潟の全貌が見えます。早速、備え付けの望遠鏡で、鳥たちの観察。コサギが5羽、等間隔で前の方の陸地の部分で休んでいました。また、館内では、干潟に来る鳥の模型や写真、資料、そして出版物もたくさんあって、干潟の様子がわかりやすく解説されていました。

ちょうど訪れたときが、まだ満潮時に近い状態であったため、水面に水が多い状態でした。11時から学芸員によるビデオ上映があり、他の来館者と一緒に説明を聞きました。

「鳥は風に向かって立っている。谷津干潟だけが埋め立てられずに残った理由(この土地を大蔵省が所有していて、自然保護のために残した)や、2つ(高瀬川、谷津川)の水路で、東京湾の水が入り、1日に2回、潮の干満がある。

110種類の鳥(カモ・サギ・シギ・カモメなど)が多数飛来することから、1993(平成5)年 ラムサール条約に登録されて国際的湿地に認定。カモの種類・オスとメスの見分け方や、渡り鳥(冬場はエサを求めて遠いシベリアからやってくる)や留鳥(カルガモ)の話」を熱心に聴きました。その後、興味深い質問も出て、ビデオ上映は遅れて11時30分から始まり、11時50分に終了。

途中、鳥を観察できる場所には、平日だったせいか、カメラマンが2名しか見られませんでしたが、休日やイベント時は、多くのカメラマンで賑わいます。

DSC02241.JPG津田沼高校を過ぎたあたりで、12時を知らせる放送があり、また、干潟を見ると、多くのカモが水面に出ている杭に、羽根を休めていました。

京成谷津駅前の商店街で12時20分を過ぎて、自由解散となりました。

ハトちゃんは、ここまで、チャリンコで来ていましたが、来るときに、2駅先の最寄り駅で見かけたメンバーの女性と、帰りも京成大久保駅前の「マルエツ」付近で、またも会いました。

小生にとって、今日の「ゆうほ(友歩・遊歩)21」のウォーキングは、1ヵ月ぶりでした。次回からは、できる限り、続けて参加したいと思います。

それにしても、夏に歩いたときと違って、悪臭もなく、晴れて暖かい1日でしたので、あらためて皆さんとウォーキングできる楽しみに浸れました。

 

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