2月25日(土)、昨日の小春日和から一転、朝から冷たい雨が降る中、仕方なく2日連続で駅ハイ「取手 (10.2km)」に行くことに決定。
午後から晴れるという予報で、少し遅く出発。武蔵野線と常磐線を乗り継い で取手駅に到着、スタート(9:48)。
「寒い中を参加いただいてありがとうございます」という、受付係員。駅員の 誘導で、まず西口へ。東西連絡通路にも、ひな飾りが...。まず白山通りに出て、車の往来が激しい水戸街道を横断して、白山小学校を左折すると弘経寺〔1414(応永21)年、良肇が飯沼の弘経寺の分寺として創建。現在、徳川家康以下将軍の11代の御朱印を保存〕へ(10:03)。本日は、本尊の阿弥陀如来像が公開されていました。
次に、水戸街道まで戻り、駅方面へ。途中、駅西口入口 の交差点から駅へと。取手宿ひなまつり縁日会場に寄るも、客はほとんどいないで、女性歌手の練習のマイクが響くだけ(10:18)。
駅を通り過ぎて、階段を上って下りると、利根川橋梁工事の現場に(10:31)。水溜りを避けて、作業員やガードマンが案内・誘導。傘をさしながら、持つコースマップは、すでにビショビショに濡れて...。
JR常磐線の天王台駅~取手駅間の利根川橋梁は全長964mの橋で、すでに50年が経っているとのこと。現在も架け替え工事の最中。時折、電車が通過。
本来のコースは、土手の下(河川敷の道路)を歩く予定でしたが、ぬかるみの ため、堤の上の道路を指示され、歩く、歩く...。高い位置から、広大な利根川と野球グラウンド、テニスコートなどを眺めますが、視界は悪い。
小堀の渡しの幟を過ぎ、1.5kmほど歩くと、水門があります(10:46)。さらに、600mで展望台(11:02)があり、その先に利根川浄水場の浄水設備があり、500mで相野谷川と利根川が合流する地点に設置された、排水機場の角にある白のガードレールが折り返し地点(11:10)。やっと土手を歩くところからサヨナラ。
左に下ると、右手にトイレ。そこでいったん休憩。遊具などもあって、相野谷親水公園になっています(11:12)。
相野谷川橋を渡って、真っ直ぐ進み、右手にある吉田消防署の角を左折。水戸街道の標柱(11:23)。500mほどして、埋蔵文化財センターの標識。右折して右手に埋蔵文化センター〔取手市内の遺跡からの出土品や宿場町の歴史資料などを展示〕(11:30)。建物入口まで、小さい豚のミ二チュアの列が印象的。
ひととおり、館内をまわって、元の道に戻って、旧水戸街道を駅方面にひたすら進みます。わかりやすい道。
途中、左手に八坂神社(11:54)。濡れたマップの右手に、 旧取手宿本陣染野家住宅〔県指定有形文化財。旧取手宿本陣は寛政7年(1795)に建てられた建物。染野家は代々取手宿の名主を務めた家柄で貞享4年(1687)に水戸徳川家から本陣に指定された。取手宿は、水戸街道の宿場の一つで、本陣では藩主をはじめ上級武士が休息や宿泊に利用。そのため、建物の規模だけでなく式台付きの玄関や唐破風の屋根、座敷の床の間など格式の高い様式が随所に見られる。敷地内には九代藩主徳川斉昭が詠んだ歌碑もある〕へ(12:00)。ポイントにはなっていませんが、立ち寄って見ると、これが思っていた以上にすばらしい。表門、土蔵、主屋(玄関、土間、居住部分、なかのま、郵便窓口跡など)、歴史を感じる重厚な感じを堪能できました。また、茨城新聞からチョッピリプレゼントをいただきました。近くの市商工会の雛飾りにも立ち寄り、ひな飾り観賞
やっと、雨が小止みになり、傘もいらなくなって、最後のポイント東口駅前の取 手宿ひなまつり会場へ。雛人形やつるし飾りなどを展示。また、地元の物産や模擬店が開かれていて、賑わいを見せていました。
ゴールの取手駅東口には、12時10分に到着。
雨中のウォークとなりましたが、取手には昨春のひなまつりに続いて2回目。今年も色とりどりのひな飾りで、華やいだ気分に浸れました。雨さえなければ、さらに良かったのに......。
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