11月9日(土)、朝から曇り空ながら時々晴れ間が見えてまずまず。「南房総 くじらのまち (南三原~和田浦)約10.5km」へ。
今回は、午後3時からの観劇があるため、スタート受付ぴったりに。幕張本郷駅を5時43分とかなりの早起き。稲毛で快速に乗り換え、内房線の君津から安房鴨川行に乗って、館山から南三原(みなみはら)へ(8:28)。
南三原駅に着いて、手続きを済ませてスタート(8:30) 。 前回の安房天津の駅ハイ係員が言っていたように、参加者は少ない。
一緒に降りた、安房拓心高校の生徒さんに付いて同方向へ。高校前の農場で ダチョウが見られると楽しみにしていたのに、ダチョウがいない看板があり、断念。
高校の校庭フェンスをまわるように、海岸手前の道へ。雑木林と、左手にモダンな校舎の和田中学校の広い校庭。校庭にいた女子生徒に、朝の挨拶を受けます。
直進して、フラワーライン入口の交差点へ(8:48)。
いったん、右手の海岸通りを歩いて行きます。サーファーが、果敢に外房の波をとらえてチャレンジしている光景を目にします。
約1kmほど、海岸線で海や砂浜を眺め て歩いて行くと、サーフ橋の前へ(8:56)。橋を渡って、くじらのモニュメントを探すも、案内人や標識もないのでわからず、先へと歩を勧めます。
内房・外房線の線路を渡ると、細い道がくねくねと続き、ゆるい上り坂。途中、道端に、 南房総らしくシュロを生育している場所も...(9:06)。
淡々と、コースに沿って歩いて行きます。角 に矢印があって、間違えやすい箇所はあまりありません。田園風景が続きます。コスモスが咲いている箇所も。
川の橋を渡り、500mほどで、山門脇の階段横スロープを上がって、やっと正文寺〔日蓮宗大本山誕生寺の末寺。1175~1180年に真 田氏の菩提寺として創建された禅寺〕へ(9:18)。本堂内には、開基正木頼忠公塑像や正木氏の位牌などがあり、墓地には代々の供養塔などがありました。
山門を出て、コースを左折。聖橋を渡って前に老人福祉施設の建物を見て、川沿いを進みます。 矢印が見えなかったので、念のため、地元の女性に尋ねると、親切に教えてくれました。
「急な上り坂の先にある」と聞いていましたが、坂はなだらかで、年配の感覚なのかなといった思いに。
妙達寺は、正文寺からは、1.5kmほど(9:31)。本堂に参拝して、道に戻ります。二股に分かれ ている道路。道を聞いている間に、鼻歌まじりの女性ウォーカーに抜かれ、その後を付いて行きます。
ここからが、山間の道(県道296号線)で、途中に人家はなく、下っているものの長い。なかなか、コース上のトンネルが出 て来ない。やっと、向畑トンネルが 出て来て、前方に漁村と海が、高台から眺められました。
2.7メートルという低い線路高架下をくぐり、外房黒潮ライン(国道128号)の和田漁港交差点を横断して、漁港沿いに歩くと、魚の網が干してあったり、停 泊している船の数々と、入り江に灯台(9:54)。
ここ和田浦は、知る人ぞ知る「鯨の町」。日本で4箇所しかない捕鯨基地。鯨漁は、6月末から8月末めで26頭捕獲。
漁港の入り江を周回して進むと、船宿も並び、その先に、海岸への細い道を 右折。赤い小さな鳥居の先に、「竜宮の鐘」がぶら下がっています(10:02)。
さらに進むと、和田浦海水浴場が続き、外房の海の景色が見渡せます(10:0 6)。夏は海水浴場で賑わった琴でしょう。駅ハイのウォーカーぐらいで、人影はありません。
最後は、国道に戻って、横断し、国道を歩くと、駅近くで賑やかな民謡や売り子さんの声、声、声...。
「道の駅和田浦WA・O!」 で、「南房総くじら祭り」を開催中。特製くじら料理やくじらの竜田揚 げ・コロッケなど、地元の新鮮野菜や生鮮品などを販売(10:13)。ステージでは、太鼓演奏なども行われました。
帰りの電車時刻まで、あまりなかったので、ひととおり見て。線路反対側の和田浦駅へ。
南三原というと、今年6月に訪れましたが、その時は千倉へと出て、和田浦は初めて。南房総は暖かい気候で、梅雨期の田舎道を歩きながらのあじさい寺社めぐりも良かったのですが、山間の寺社や海を眺めるのも一味違ったウォークとなりました。
10時38分発同時の外房線まわりが、千葉駅へ3分早く着くことを駅員さんに 聞いて、安房鴨川まわりで帰ることに。ホームに「ツチクジラの頭骨」がありました。
車窓から、長者町あたりで、厚く垂れ込めた雲より雨が...。ちょっと一眠りした間に、雨が降ってないところに...。4人掛けのボックスシートは、途中でハトちゃんの他は若い女性。3人ともスマホに熱中。千葉駅に降りると、駅構内は工事中。外は曇っていましたが雨は降らず。
すし銚子丸前のマグドナルドで昼食をすませて、バスの時刻までコーヒーでくつろぐ。マグドナルドの2階は、初めて入ったんですが、BGMが流れていて、意外と居心地の良い場所。
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午後2時過ぎにバスを降りて、青葉の森公園へ。公園管理センターで「公園スタンプラリー」のス タンプを押印(14:20)。彫刻の広場をはじめ、公園内は紅葉も進んで、すっかり秋のよそおい。西洋庭園前では、コスプレ撮影が行われていました。
観劇の会場周辺で待っている間に、可愛い豚の親子像の前にご夫婦が写真撮影中。小生が『お二人のを撮ってあげますよ』と声をかけると、どこかでお会いしたようなお顔。奥さんに『小生の奥さんが、先日、白神山地に行ったんですって』と言われても、思い出せません。
失礼ながら、名前をうかがうと、思い出しました。小生が職を現役の頃、一緒に、白馬山荘に行った隣町の人で、かれこれ10年以上も会っていなかったと...。あちらは知っていたのに、恥ずかしい限り。
公園内の芸術ホールで、前進座の「赤ひげ」(山本周五郎原作)特別公演。開場(会場)内では、健康友の会のメンバーの方々に会って挨拶(15:00)。
開演して20分遅れて、妻も隣席へ。「江戸、小石川養生所に織りなされる人間模様と医療のあり方を問う、希望のストーリーに大変感動しました。
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