「JR ウォーク」で 神宮外苑いちょう並木散策と博物館めぐり

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11月29日(木)、JR 駅からハイキング「神宮外苑いちょう並木散策(昨年に続き2回目)と博物館めぐり」 (約11km)に行きました。東京メトロで「四ツ谷」駅へ。この近辺も、学生時代からよく歩いていた場所で、スタートは、JR四ツ谷口臨時受付(10:22)から。

 

まず、四ツ谷口から外堀通りを通って、防衛省方面へ。途中、右手 PICT2389.JPG外濠公園沿いの紅葉が見事。靖国通りに出て左折し、防衛省前を見ながら、右前方に中央大学が見えて来ます(10:37)。大学前の合羽坂下信号を左折 PICT2392.JPG PICT2393.JPGして、津の守坂を上って行くと、デザインが、新宿区のケヤキ、高層ビル群、淀橋浄水場のカラフルな下水道蓋がありました。最初のポイント新宿歴史博物館〔1989〔平成元)年設立。常設展では、新宿の歴史、生活の変遷を時系列 PICT2395.JPGで、写真や資料で紹介・展示〕へ(10:41)。今回はここがチェックポイントとなり、あとはゴールでチェックということになります。

 次に、大学事務職時代に来たことのある、四谷税務署の前にある懐かしい公園と、税務署の建物が変わっていなくてタイムスリップしたように...。

 

通行人や車の往来が激しい新宿通りに出て右折。次の東京メトロの「四谷三丁目」の交差点を渡る PICT2398.JPGと角に「消防博物館」(10:52)。入館して、10階での新宿副都心をはじめ東京の街並みを眺め、各展示フロアで、消防の歴史の歩みを見学。エントランスにある消防ヘリコプターや江戸時代の火消に始まる装束や各組のまとい、そして現代の消火、救急活動などが紹介されていて、都民の生活を守る一面が見れて有意義でした。

すぐ先の「キムチ博物館」は韓国料理店「妻家房」 PICT2404.JPGの中にあったことと、ハトちゃんは辛いものが苦手なのでパス。妻は大好物なので、一緒だったら必ず寄っていたことでしょう。真っ直ぐ進むと、外苑西通り。左折すると右手に大きな森が見えて来ます。ここは、新宿御苑。残念ながら、御苑南口は閉鎖中です。

PICT2407.JPG総武。中央線のガード下をくぐり、続いて首都高速道路もくぐります。「千駄ヶ谷」駅前(11:26)に、公衆トイレがあり、トイレ休憩。

 

 

先の外苑橋信号を左折して、神宮外苑〔広い敷地には各種スポーツ施設や文化施設が点在〕へと向かいます。国立競技場の外周を歩きます。東京オリンピック招致の横断幕が掲げられていました。神宮第二球場入口を覗くと、東京ヤクルトスワローズの選手名鑑など販売中。球場内は野球観戦で足を運んだことがあります。

まず絵画館前まで行って聖徳記念絵画館〔明治天皇・昭憲皇太后の業績を後世 PICT2411.JPGに残すため、1926(大正15)年に竣工。縦3m、横2mの壁画〔日本画・洋画各40点〕が年代順に展示。歴史的光景を当時の一流画家により描写・展示〕を眺めました(11:34)。サークルのウォークで以前入館したことがあるので、今回は正面から外観を眺めるのみ。噴水池周辺では、第16回いちょう祭りが開催されていて、各県の物産品、模擬店が立ち並び、賑わっていました。

 

第二野球場、神宮球場を通って、神宮外苑のいちょう並木(11:41)を観賞。多くの観光客が、黄色く色づいた「いちょう並木」の下で、撮影したり、食事・観光を楽しむ人々で DSC05516.JPG溢れていました。オシャレなカフェのテラスで食事をする人を横目に見ながら、突 DSC05514.JPGき当たりの青山通りまでゆっくり PICT2416.JPG PICT2422.JPG黄色一色の並木道を歩きました。本日は、色づきが最高。黄色い絨毯の上を歩きながら、青山通りから樹高順に並んだ、左右対称の並木は、遠近法の手法により、より雄大に観えました。異国の雰囲気が漂います。

 

                  青山通りに出て、赤坂方面へ。

 

PICT2430.JPG PICT2433.JPG 東京メトロ 乃木坂」駅前の旧乃木邸〔邸内の拝観は、9月12,13日のみ〕と馬小屋のある、乃木公園を散策(12:05)。紅葉がちょうど見頃 PICT2434.JPGでした。乃木神社にも参拝。無料の暖かいお茶のサービスで体が温まりました。境内の宝物殿で、乃木将軍の勇姿の写真や殉死の際の刀・小刀、遺品(書、壺など)を観ました。また、自然保護のため、社務所の屋根から突き出ている大イチョウもありました。

今でも年配の人から信頼の厚い、乃木将軍の生き様を垣間見ることができました。

 

次に、赤坂小学校前にある高橋是清翁公園へ。屋敷跡が公園になっていて、公園の DSC04735.JPG 中央に、2・26事件で暗殺された、高橋是清 蔵相の石像と石灯篭が置かれていました。

その後、TBS放送の特番で有名になった「赤坂マラソン PICT2444.JPGの急な三分坂を汗をかきかき登って、高層マンション脇の急な下り坂を進んで、一ツ木通りへ(12:32)。飲食店が多い通りで、ちょうど昼どきになり、サラリーマンやOLの姿が目立ちます。赤坂見附出口付近に、赤坂不動尊あり。

 

赤坂見附で、サラリーマンの後に続いて、信号を3個続けて横断。途中で、信号 が変わるのではと冷や冷やしましたが、意外と長くて無事渡り終えて、弁慶堀PICT2446.JPG(12:39)。ボート場・魚釣り場あり。

それから、紀ノ国坂へは、森村誠一『人間の証明』の角川映画で紹介されたPICT2448.JPG「麦藁帽子」に似ている、「ホテルニューオータニ新館」から本館へのエレベーターとホテル内を歩いて体力を温存(12:42)。時間も短縮できました。

 

紀之国坂前の信号を四ツ谷駅方面に進み、迎賓館 PICT2452.JPGの5m以上の高い壁に沿って歩きます。若葉東公園(12:55)前を通ると。迎賓館の正門入口前へ。手入れの行き届いた松と広い敷地に、モスグリーンの宮殿風な建物が...。門扉越しに観覧。

 

また、学習院初等科の建物前を横断して左折。みなみもと町公園に沿って右折して細い道へ。前 PICT2458.JPG PICT2457.JPGに女性ウォーカーを発見。付いて行く形で、闇坂を上って須賀神社 (13:13)の境内へ。神社の本殿には、「万葉集」や「古今集」などの歌人を画いた「三十六歌仙絵」が飾られていました。

最後に、そのまま、後に続き新宿通りに出てゴールを目ざします。「信濃町」駅前のコンビニ「ミニストップ」ゴール(13:30)。

 

その後、最後のポイント民音音楽博物館〔古典ピアノ、オルゴール、楽譜など約30万点といわれる PICT2462.JPG資料を所蔵〕に立ち寄りました。親切な女性係員の方々から、貴重な円盤型のオルゴールを特別に拝聴させていただき、また貴重な楽器類や、オーケストラのビデオ鑑賞など、とても癒やしの時間を加えて、心が安らぎました。駅から近いので、今度は妻と一緒にゆっくり来たいと思います。若い頃、民音のコンサートを聴きに行ったことがありましたが、都心に立派な展示施設があって文化活動をしていたとは...。新宿通りを10分ほど歩いて、「四谷三丁目」から東京メトロ丸ノ内線に乗って帰宅の途に着きました。 

 

昨年と同時期の外苑散策でしたが、ちょうど見頃のいちょう並木が印象的で、何度訪れても晩秋気分にひたれます。

 

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このページは、hatochanが2012年12月 3日 14:36に書いたブログ記事です。

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