「JR ウォーク」で 桶川の神社・寺院(六阿弥陀)めぐり

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10月14日(日)、JR駅ハイ「泉福寺 国指定重要文化財特別公開と六阿弥陀めぐり(in 桶川)」15kmに行って来ました。

千葉・習志野から、埼玉の桶川まで、普通列車で1時間35分ほど。上野から快速アーバンに乗り桶川着が9時15分。桶川駅からスタート。当日は、秋晴れで、絶好の PICT1025.JPGウォーキング日和。駅西口前の道路をひたすら直進。ハトちゃんは、スタート時刻を少し遅らせたため、前を歩くウォーカーに付いて行けば大丈夫。今回は、コースマップ下欄に、六阿弥陀スタンプめぐりがあり、順番にスタンプも押していく楽しみが...。歩道の途中に、べに花の郷を描いたマンホールが...。

 

PICT1027.JPG西口公園と反対側の歩道を歩きます。本日のゴール「さいたま文学館」前では、すでに受付の準備ができていて、女性係員から「頑張ってください」と声をかけられました。

それにしても、最初から2.5キロの直進はしんどい。今回はゆったりしたペース。藤波交差点を過ぎるとゆるい下り坂に...。滝の宮交差点を左折します。

 

いよいよ寺社めぐりがスタート。周囲が田畑の中、最初の砂ヶ谷戸(いさげーと) PICT1032.JPG観音堂で、最初のスタンプを押します(9:51)。第三番の六地蔵もあり。地元のガイド観光ボランティアの方が、暖かく出迎えてくれて、観音堂の沿革等について聞くこ PICT1031.JPG PICT1045.JPGとができます。なお、入口にはポイント名の看板と、曲がり角には、いろいろな衣装を着た案山子が立っているのもユニークで楽しみに。

 

 

PICT1034.JPG PICT1037.JPG次に回ったのが桶川西高校(9:58)。全国高等学校の中で2校しかない、貴重な水族館のあるハートフル桶西水族館。構内に入って、水族館のある校舎へと...。

入口には、先生や制服で出迎えてくれる生徒たち。部屋には、たくさんの水槽が並び、アマゾン川生息のピラニアやアロワナはじめ、世界の淡水魚の飼育展示、写真や文集発行など。順路にしたがって進み、高校生が解説してくれます。年間約3500人の来館者があり、今回も魚の折り紙をいただいて、かわいいお土産になりました。

 

途中、同じ道を戻るため、これから水族館に向かう人と行き交う状況に...。その PICT1044.JPGまま、直進して下り坂を越えて、右折すると薬師堂東光寺(10:13)。第一番の六地蔵あり。

 

さらに、松原双龍堂へ(10:27)。六地蔵の第六番あり。ここまで1キロも PICT1046.JPGあり、前にウォーカーが大勢いるので、コースを間違えることはほとんどありません。

次の松原八幡神社へは、右折して800mほど(10:3PICT1048.JPG1)。ここで、冷たいお茶のサービスがあり、ホッと一息して、休憩。  

 

圏央ふれあいんぐロードの横を通って、その後は、荒川の土手に上がって、眺望を楽しみながら、涼風の中、ピッチ PICT1052.JPGが上がります。土手づたいに真っ直ぐ歩いて行くと、右手にこんもりとした森がだんだん大きくなって来ます。

 

山門の前に、ボランティアの方々がいて、今回のメイン泉福寺〔東叡山勅願院円頓房泉福寺と号し、比叡山延暦寺を総本山とする天台宗の別格寺院。東叡山とは「関東の比叡山」という意味で、天皇の勅願所であると共に、学僧の養成道場としての学山。829(天長6)年、慈覚大師円仁が開山したとされ、広大な寺城であったと言われるが源平の乱において戦火を被り全てを焼失。その後、鎌倉時代に復興〕へ(10:41)。

PICT1057.JPG PICT1060.JPG PICT1065.JPG緑に囲まれた広い境内には、山門 や本堂をはじめとした江戸時代以来の建物があり、阿弥陀如来坐像は、 高さ89.3cm、鎌倉時代の1262(弘長2)年に製作されて、安置されています。今回、国指定文化財の坐像が特別公開されていて、広い境内を歩き、他にも仁王門に珍しい石の仁王像、雨乞いの龍など重要な文化財、第五番の六地蔵を観ることができました。PICT1055.JPG

 

また、寺の前の荒川沿いの広大な敷地で、セスナ機フライト を観られました。

続いて舗装道路を進むと、三田原氷川神社が左手に..(10:47).。左折し PICT1068.JPGて細い道に入り、左側が土手になっています。前後に誰もいなかったので、思い切って土手によじ上がり、荒れた草と土の道をかき分け、荒川 PICT1070.JPGの広い河川敷周辺の眺望 を見渡しながら歩きます。PICT1072.JPG

 その先で、横の道に下 PICT1073.JPGりてすぐに、喜倉堂

(10:55)。

ここは、前の氷川神社に続き、スタンプがありません。

 

 

県道川越栗橋線のガード下を通って、真っ直ぐ進むと、ウォーカーとすれ違う。先に、敷地が広く、後部に旧陸軍桶川飛行学校〔現在の航空自衛隊熊谷基地の分教場として昭和12年に桶川市 PICT1075.JPG PICT1077.JPG PICT1081.JPGの太郎右衛門橋のたもとの川田谷に開校。特攻隊の訓練基地としても使用されました。初めて飛行機に乗る人向けの教育を行っていた場所〕が見えます(11:00)。

現在も守衛所、宿舎本部兵舎、車庫などが残っていて、当時の雰囲気を今に伝えています。滑走路は川島町側、現在のホンダエアポートの滑走路と同じ場所です。
 
当日は、薄暗い建物内部を公開していて、「旧陸軍桶川飛行学校を語り継ぐ会」の会員さんが写真や資料を展示、DVD放映などがあり、丁寧に解説をしてくれました。
 
 
ここで、やっとコースの折り返し
 
後半戦は、信号を渡った後、県道を滝の宮方面にひたすら1キロほど直進。右手に、屋根の先が見えて来た狐塚堂坂 地蔵堂へ(11:17)。道の裏手が本堂の正面に PICT1090.JPGなり、回りこむように PICT1091.JPGして覗き、六地蔵の第二番を確認。
 
その後も、県道を直進すると、JA川田谷支店前に給水所の看板。再び、冷たいお茶のサービス。
至れり尽くせりで、マラソンの給水所のような感じ。
 
 
歩道橋を反対側に渡り、新しい舗装道路(圏央道の表示あり)を進むと、左手に桜の樹が見えて子どもたちの歓声が聞こえる城山公園。離れて眺めて右に横断して農業センタ PICT1093.JPGの横にある歴史民俗資料館へ(11:29)。地図ではセンターの左手にあるのに出入口が無し。ちょっと、立ち止まると、後ろのウォーカーが右手に回りこみ教えてくれました。突き当たった道路の左手に出入口があり、館内へ。ちょうど、川田谷公民館のサークル発表会が開催されていて、絵画や写真、編物、作陶や焼物などが展示されていて、またイベントや各種販売も行われていました。
 
 
前のウォーカーに続いて、王子農村センター(横に神社あり、参拝)へ。ささら獅子 PICT1095.JPG舞の準備を町の青年部が準備をしていました(11:33)。
 
 
戻って、田園風景の中を進んで、前領家 観音堂(11:43)。ここは、六地 PICT1100.JPG蔵の第四番の地蔵がありました。
 
 
この辺では、ハトちゃんもだんだん快調なリズムで歩けるようになり、200m前を歩いていた年配の女性ウォーカーに迫るようになり、抜こうと思うと、なぜか向こうがこちらを意識して早足に...。それでも、抜いてしまうと「早いですね」と。信号を横断して離れると、「置いて行かないで?」と後ろから声が...。間違えることの無い道なので、振り向かずに前へ...。理解できなかったのですが、後で考えると「負けず嫌い」なんですね、と想像しながら。
 
コースの道端で、右側にお店屋が、3人で販売。炭の会の方たちで「どこから参加で PICT1101.JPGすか」と聞かれたので、「千葉です」と言ったら、「遠くから」さらに「頑張ってください」と(11:51)。
 
 
また、この道が直線で何とも長い。次のポイントまで4.6キロ。疲れもピークに近かったのですが、幸い、自分より、ピッチが早い方に途中で抜かれて、その後を付かず離れずを目標に歩いたので、思っていた以上に早くゴールへ...。途中、交差点 PICT1103.JPGJA農産物直営所があり、べに花のかわいい看板が目につく...。
 
 
最後のポイントさいたま文学館では、「中島 敦が見 PICT1105.JPGつめた世界」〔埼玉とのかかわりを中心に、文学作品(歌、小説など)の紹介〕、さらに文学団体発表会、文学ホールでは、「埼玉文芸 秋の集い」が開催されていました(12:28)。
 
ここで、トイレと館内作品鑑賞のため小休止。
 
PICT1106.JPG外に出て、駅西口公園内ゴールがあり、受付で記念品(切り絵のハガキ)をいただきました(12:35)。
 
そこから、桶川駅までは5分程度。帰りは、湘南新宿ライン赤羽経由秋葉原幕張本郷とJR線を乗り継いで帰りました。
 
家に着くと、小雨が降って来て、ウォーク中に降られなかったことに感謝。
 
 
桶川コースは、進路や曲がる道には、必ず駅ハイの矢印、それにいろいろな案山子、表示板があったので、間違えることはありませんでした。最初と最後の直進は長くて本当にくたびれました。普段、たまにはロングも歩いておくべきだと感じた次第です。
 
地元観光協会をはじめ、地域の方々も親切で、久々に心温まる田園風景+寺社ウォークでした。
 
 

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このページは、hatochanが2012年10月15日 21:30に書いたブログ記事です。

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