「JR ウォーク」で 恵比寿・六本木&美術館めぐり(パート28)

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秋晴れの10月16日(火)、「JR 駅からハイキング」の今月いっぱいの「恵比寿・六本木のお洒落な街歩き」に。このコースは今月いっぱいの期間設定で、遅くならないうちにと思い、勇んで出かけました。

JR総武線「幕張本郷」駅を8時40分過ぎの電車に乗り、東京メトロ東西線・日比谷線を乗り継いで「恵比寿」駅へ。というのも、パソコンで調べて、この乗継ぎが一番運賃が安いので利用。東京メトロは、長い距離でも最高300円と運賃が安いんです。

 

ちょうど地上に出ると、すぐ前のビルがスタート地点のチェック場所の「アトレ恵比寿」(10:00)。並んでチェックを受け、マップを見ながら歩き出しました。平日なのに、都内はウォーカーが多くスタート時に20人ぐらいが...。

 

PICT1108.JPGまず、受験校でも有名な広尾小、中、高校まで、なだらかな上り坂。右側に、洋風で入口が自動扉になっている第1のポイント「山種美術館」へ(10:07)。以前は、ハトちゃんが勤めていたH大学の近 くの「九段下」にあり、4回ほど足を運んだものです。広尾に移転してからは2回目。入館し絵画鑑賞。「没後70年 竹内栖鳳-京都画壇の画家たち」の傑作を、まとまって観ることができました。また、「東の大観、西の栖鳳」と並び称された日本画家 栖鳳とその弟子をはじめ京都画壇の歴史的展開、円山派の作品の洗練された筆技も合わせて紹介されています。

 

広尾3丁目の交差点を左折すると、国学院大のキャンパスが...。学生たちが行き PICT1115.JPG交っています。国学院大前の道を右折すると左に、国学院大学(伝統文化リサーチセンター資料館-)〔入場無料〕の建物が...(10:16)。入館すると、大学名が「国学」といわれるように「モノ」を通じて日本人の「心」を究明する学術資産、考古学資料や祭祀祭礼関係資料が展示されていました。その後、大通りに戻 PICT1119.JPGり、首都高速を過ぎて周囲が竹林になっている根津美術館前へ。以前、一度入館していたのと、展示があまり興味が無かったので寄らずに直進。

 

 

右手にいろいろなお墓が見えて来ました。青山橋を渡って青山霊園(10:37)内へ。墓地中央で右 折し、両側の墓地を見ながら霊園にサヨナラ。霊DSC04531.JPG園は約26万㎡もあり、著名人や忠犬ハチ公の碑もあるそうです。霊園の手前で、女性ウォーカーと出会いました。管理事務所で歴史的墓所マップを配布しているそうですが、今回、観るところが多いのでパス。

 

 

先を急ぐわけではなかったので、一緒にウォーク。昨年10月に歩いたコース PICT1126.JPGとほぼ同じということで、マップを見ずに勘で進んだために、霊園を出て、法庵寺脇を通るところを、間違って長谷寺(ちょうこくじ)(永平寺別院)の前を通って、西麻布方面に進んでしまい、遠回りに(11:00)。都内のウォークは、矢印が無いため、一本、道を間違えてしまうととんでもない所へ出てしまいます。

したがって、政策研究大学院大、六本木の「国立新美術館」は、観ずじまい。道を聞きながら、二人は首都高速の六本木交差点を左折して東京ミッドタウンへ、やっと辿り着けました。

 

前方に高いビルディング。まず、チェックポイントのフジフイルムスクエアで中間チェック(11:32)。カード登録後、自転車のカギが見つからず、またも迷惑をかけてしまいました。東京ミッドタウンで、 PICT1129.JPG PICT1133.JPG横断歩道を渡り、東京ミッドタウンガーデン内のイベント会場は改装中。奥の檜町公園へ(11:50)。ベンチで水分補給。お茶菓子をいただきました。休憩後、写真を数枚撮って、公園をあとにしました。ホテル横を高級車が横切り、ホテルマンの姿も...。ここはゴールまで5kmとなって、やっと全コース半分の地点。

 

坂を上って、大通りに。左折して、人通りの多い高速道路下の道に。六本木交差 PICT1135.JPG点を左折すると、見上げるほどの高い建物。六本木ヒルズ(12:20)で、 ヒルズを過ぎて、交差点を左折し、あまり車の往来が多くない道を入って行くと、警察官が物々しい警備。中国大使館があり、大使館壁にカラーの絵画が飾られています。

 

PICT1137.JPG PICT1141.JPG交番を過ぎると、雑木林が見えて来て、有栖川宮記念公園(12:27)入口へ。ここは高松宮家より1934(昭和9)年に東京市に賜与され、記念公園として開園。園内には、丘や渓流、散策路があり、噴水広場では、昨年は枯れていましたが、今回は水が出ていました。中央図書館斜め前に、馬に乗った銅像 もありました。

トイレ休憩後、公園前から外苑西通りの広尾橋に出てからは、南下します。天現寺橋の歩道橋を渡って直進し、恵比寿3丁目を右折して山手通りを恵比寿駅方面に向かいます。社会教育館を過ぎて、恵比寿郵便局を左折すると、前方にレンガの建物、高層ビルが見えて来ます。

 

DSC04577.JPG PICT1163.JPG恵比寿ガーデンプレイス周辺は、街の商業・文化都市をテーマにする複合施設に変貌し、飲食店、広場、サッポロ ビヤステーション前を通り、向かい側の三越インフォメーションセンターゴールの手続き。広場では、クリスマスツリー・イルミネーションの取付中。

 

その後、向かいの恵比寿ガーデンプレイスの中へ。せっかくなので、東京都写真美術館へ。通路から、美術館2Fへと入口がつながっていて、同行の女性ウォーカーと一緒に入館(13:00)。

約25,000点の収蔵作品と6万冊の蔵書、映画(1階)も上映していて、写真のみ鑑賞。10月の展示で、上の方から

3階「機械の眼―カメラとレンズ」カメラとレンズ、感光材料の「機械性」による多彩な描写表現を国内外の作品が展示されていました。

2階「操上和美―時のポートレポート」では、広告写真界の鬼才、操上氏の日常のスナップから鮮烈な美意識に貫かれた写真眼と、風化した記憶のようなモノクロ特有の鮮明さとぼかし、それに強烈な色彩のカラー写真のコントラストで、時、存在、旅での日常・風景などについて、自然と人間との関わり、ライフワークとしての被写体の愛の表現を感じ取ることができます。

地下1階「JPA(Japan Photographers Assosiation)地球はいま」では会員出品作、公募入賞・入選のすばらしい作品が並んでいて、写真がアートとしてのすばらしさ、輝きを放っていました。目を見張らせる作品と、撮影者の技術力、創作力に酔ってしまいました。

PICT1144.JPG PICT1149.JPG PICT1151.JPGヱビスビール記念館に寄って(13:39)、ギャラリー(入館無料)でヱビスビールの沿革などの写真や展示品を観て、レトロな気分に...。最後に、ガーデンプレイス地下1階にある「ライオン」で駅ハイの特典を利用し、昼食がまだだったので、昼食とヱビスビール(無料)で乾杯。まろやかな味で、つい話も弾み。1時間ほどおしゃべりを...。単独歩行が好きで、ポイント数もほぼ同じ。歩いたイベントコースも同じところが多く、話が合って楽しいひとときを過ごしました。

 

PICT1160.JPG PICT1157.JPG駅東口へは、動く歩道(エスカレーター)に乗って、2分ほど(14:53)。再会を期待してお別れしました。西口にまわり、そこから東京メトロとJRを乗り継いで、家路を急ぎました。

 

 

〔今回のコースは、途中、道に迷って悪戦苦闘でしたが、駅ハイで自分と同じようなタイプの方がいることを知り、大変励みになりました〕

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このページは、hatochanが2012年10月18日 16:47に書いたブログ記事です。

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