「ガガガァー」という音がこだまして、ハトちゃん宅前では、解体工事が日曜・祝日を除く8時30分過ぎから。重機を使って、先週の18日(木)から、騒音と粉塵などで、けたたましい音が...。
子どもたちは、あまり気にせずに、休みの日中はバッチリ寝ていますが、小生は耳が良いせいもあり、音に敏感。
前日は解体作業が休みで、静かだったので、早朝から自宅の芝生と樹木間の草とり。猛暑も一段落で、一人で60ℓ のゴミ袋一つ分を。だいぶ雑草が伸びて来て、引っこ抜くのに一苦労。芝生は、1ヵ月前の除草剤のおかげで、見違えるように青々となり、何とか甦り、きれいになりました。
今朝(7/22)もそういう状況下で、実家の母に野菜を送り、帰って来てから、先月から治療中の歯医者に行きました。先週、珍しく、先生が夏風邪でダウン。歯医者さんから電話があり、本日に延期され、12時の予約で少し早めに到着。先生の話では、開業して29年目で初めてとのこと。治療後、千葉健生病院友の会へ持っていく野菜の中から、赤いトマトを10数個、「元気を出してください」と言って、手渡し。御礼を言われました。
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その後、友の会事務所に立ち寄り、野菜を渡してから、1時30分開場の健康友の会九条の会主催の「第12回 平和ミニコンサート&戦争体験を聞くつどい」に参加。
第一部のコンサートは、ピアノ伴奏による、バリトン 増野氏、ソプラノ 布村さん、長谷川さんによる豊富な声量による、すばらしいボーカル♪ が披露されました。
ご存知の「千の風になって」から始まり、交代で熱唱。とくに、カンツォーネを言語で歌われた「オーソレミオ」は聴衆を魅了しました。「ブラボー」のかけ声も。
「花は咲く」は3人の出演者と参加者が一緒に歌って楽しみ、番外のアンコールでは、用意していなかったこともあり、リクエストで再び 「夏の思い出」を全員で歌って、和やかな雰囲気で終幕。
小生も、本物の声楽歌手の歌を聴くのが久しぶりで、とても良かったです。
休憩を挟んで、第二部は、一転、戦争体験の話で、講師は石崎 泉さん。演題 は「もっと聞いておけばよかった―「治安維持法」と父」。
現在、71歳になられた石崎さんが、治安維持法による特高警察からの父の検挙・拷問。家族への世間からの冷たい目、迫害などを、当時の生々しい事件や戦争への邁進なども交えて、赤裸々な生活体験を告白。軍国主義下、非国民扱いされ、ひどい迫害を受けたとのこと。結局、太平洋戦争が始まり敗戦。多くの国民が多大な犠牲をはらった結果になってしまいました。平和や戦争反対の声を押しつぶす中、「悪いものは悪い」とはっきり言った勇気ある行動を続けた人々もいたということ。また、忘れてはならない日として、7.7 盧溝橋事件、8.6、8.9の原爆投下、8.15 終戦、さらに9.8 サンフランシスコ平和(講和)条約調印などを取り上げました。
〔7/21(日)に参議院議員選挙が行われて、与党(自・公)の過半数多数で衆参ねじれが解消されたとの報道一辺倒〕ですが、とくに憲法改悪問題では、自民党のごり押しが憂慮されます。自由と民主主義の上に、日本国憲法九条を守って、再び戦争への道を突き進まないように、国民も厳しい目で与党の政策を監視していかねばならないという結論でした。
ハトちゃんも選挙結果と、8月の原水禁世界大会に参加する意義を小生なりにあらためて見つめ直す機会になりました。この企画が12回も続いているのも、戦争反対の講演があって、平和であってこそ、コンサートも聴ける幸せを感じました。
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