「JR ウォーク」で 養老渓谷ハイキング

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5/11(土)、あいにくの冷たい雨。一昨年の12/1(木)に習志野市実花公民館主催のリフレッシュウォーキング梅ヶ瀬渓谷へ紅葉狩りに行きましたが、養老渓谷は初。

千葉県の観光地といえば、養老渓谷といわれるぐらいに有名です。

ハトちゃんは、千葉駅6時58分発の内房線に乗り、五井駅で小湊鉄道に乗換え。小湊鉄道は、ツートンカラーの単線で2車両。田園風景や雑木林の間をローカルな雰囲気で、ディーゼル車が走り抜けて行く――

 

PICT7589.JPG時間ほどで養老渓谷駅に到着。雨というのに、熱心な駅ハイ参加者が50 PICT7240.JPG人ほど降り立ちました。参加者は、駅前でスタート受付と雨具(傘)をさしてのウォークとなりました。

 

小生は、うっかり傘を忘れて来て、ビニール製のレインコート1枚のみ。何とかなると思って、スタート(8:35)。

 

PICT7242.JPGコースマップに沿って、踏切を渡り、舗装道を進みます。宝衛橋から、眼下に渓谷が観えます。最初のポイント、アートハウスあそうばらの谷〔市原市観光写真展を開催中〕は、右手下方に見えて来ましたが、外観だけで立ち寄らず。

ゆっくりとした上り坂に差し掛かります。途中、左手にドッグレッグ PICT7247.JPGしていて、白鳥橋(吊り橋)を渡って、左手に曲がると、県道81号線に出ます。なかなか川には降りられません。右折して、県道を進んで観音橋(2連の朱塗りの太鼓橋)先から、やっと中瀬遊歩道に入り、渓谷沿いを歩きます。房総の秘境といわれる養老渓谷の川面に辿りつきました。暑い日でも、ここは天然の冷房室に入ったようで、澄んだ空気とマイナスイオンですがすがしい。

 

PICT7251.JPG雨に濡れた新緑の木々が眼にまぶしい。道端には休憩処があ PICT7256.JPGり、横を通り抜けると、途中、養老川沿いの渓谷美を観ながらの歩行に。中瀬キャンプ場あたりでは、思っていた以上に浅瀬があり、水量は雨のせいもあり速い流れ。川面に飛び石があって、その石を踏みながら、川に落ちないように慎重に足を運びます。それにしても、雨で足元が滑りやすい悪コンディション。

 

PICT7263.JPG PICT7264.JPGちょうど、前を歩くウォーカーがいたので、付いて行きました。共栄橋を渡り、向山トンネルを抜けると、先ほどの県道に出て、右折後、少し進みます。途中、東屋があって、旧道に入ります。民家があり、つつじがきれいに咲いていました。

そこからが長い上り坂。雨も強くなって来て、風も吹き出し、汗と雨で服はビッショリ、息はハアハア。

途中、大滝町立老川小学校あり。

 

旧道の先が分岐になっていて、道案内の係員が立っ PICT7267.JPGていました。前のウォー PICT7268.JPGカーのペースは時速6kmぐらい。かなり速い。いったん左折しやまびこセンターに寄りました。小生は、前の男性がトイレに寄ったのを幸いに、先を急ぐことに...。あとで、マップを見ると、麦茶のサービスがあったとは? 後の祭り。

 

ここからが、上り坂の山道で、舗装した道路ですが、車の往来が少なく、黙々と歩くこと40分。「本田 PICT7270.JPG忠勝・忠朝を大河ドラマに」という紫の幟が沿道に目立つ程度。面白峡発電所設置の看板あり。眼下に深い峡谷が観えます。

 

当初、養老渓谷沿い遊歩道の散策が続くと思っていたのに、ちょっと残念。結構、ここで、体力を使いました。

 

養老川の支流を渡ると、右手の細い道に入ります。間もなく、水月寺(本日、初 PICT7275.JPGの寺社に出くわしました)へ。途中、「幻の滝」〔=小沢又の滝〕という看板があり、入口で聞くと、拝観料100 PICT7279.JPG円をとるとのこと。マップには無くて、何とも紛らわしい。ここで、先ほどのウォーカーに追いつかれ、その先の滝めぐりを期待して、後に続きます。

 

やっと渓谷沿いに下りて、滝めぐり遊歩道へ。同じような飛び石を渡って、川の右側を進みます。神秘的な渓谷を観ながら散策。石段で石に同化したカエルを踏みそうに。

深沢の滝、昇竜の滝と続きます。天候 PICT7281.JPG不順と、だいぶ木に覆 PICT7287.JPGわれているので、うす暗く一人で歩くと心細い感じ。「避難口4~2番」という表示がありました。その他、万代の滝(何スジか分かれて、水が落ちて来る)や千代の滝などを観賞。

 

遊歩道の最後に、「養老渓谷一の大滝」と書かれた案内板に出ていた粟又の滝〔落差30m、長さ100mの県内最大の滝〕へ。コースマップの写真を見ると、一見、袋田の滝(茨城県)のイメ PICT7291.JPGージ。実際に観るとガッカリ! 水量が無くて、名勝の様相を呈していない。 前のウォーカーも「メインがこれでは?」苦りきった表情に。対岸の急階段を上り、県道81号線へ。

 

 

PICT7296.JPG

PICT7300.JPGその後、県道へ出て右折して、秘湯の宿滝見苑の前を通って、粟又橋を渡り ゴールの町営粟又駐車場へ(10:40)。アップダウンのコース11kmを写真を撮りながらも、約2時間で。2番目のゴールで、ソフト PICT7590.JPGドリンクと、「乗り物シール」&「完歩証」をいただきました。下着がビッショリだったので、トイレで着替え。

 

最初の専用バスの発車が11時40分ということで、発車までテントやトイレ前で立って待つことに。雨は本降りで音をたてて降る続きます。後続のウォーカーも十数人がゴールしました。専用バスが11時ぐらいだとちょうど11時台の電車に間に合ったのですが、残念賞。それでも、30分前に来たバスの運転手がドアを開けてくれて、車内で座れて待てて良かったです。次回も同じコースならば、専用バスの発車時間を早めていただくとありがたいと思います。

 

発車したバスの車窓からは、ゴールに向かって、頑張っているウォーカーの姿が見られて、大変さが伝わって来ました。

 

駅に着くと、地元の方々が、熱いお茶または冷たい麦茶のサービス。雨のせいか、気温も低く肌寒く感じられ、ほとんどのウォーカーが熱いお茶をチョイス。 PICT7306.JPG 

いつも見かける駅ハイ担当の若い男性から、駅横の足湯(入場無料)を勧められて、湯に浸かると少し疲れがとれたように...。

 

駅舎はレトロの雰囲気一色で、マスコットのカエル(ケロ、コロちゃん)やお土産グッズ、観光マップも PICT7308.JPG備わっています。珍しい昔の「」を使っている駅舎前で、小湊鉄道の助役さんたちと、記念撮影。

 

駅に電車が滑り込んで来ると、撮影する人も数人いて、レトロの電車人気が見られました。また、ホームで見送りの手を振ってくれたのには、感激 PICT7314.JPG。ハトちゃ PICT7313.JPGんも再会・再来を誓って、力いっぱい手を振りました。乗車後、頑張って、眠らずに雨の沿線風景を1時間堪能しました。次は、ぜひ紅葉シーズンの晴れた日に来たいものです。

 

地元の方々、JR&小湊鉄道の関係者の皆様、雨の中、お疲れ様でした。

 

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