「JR ウォーク」で 笠間のつつじと陶炎祭をめぐる

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5月に入り最初のウォーク。5月3日(金・祝)は、遠出をして、常磐線(友部)から水戸線笠間へ。常磐線が約10分遅れ。車内で、途中から乗って来た若い女性が「自分は躁うつ病で、ごめんなさい」と言いながら、大きい声で歌を。 ちょっと参りました! 関東の小京都といわれ、ちょうど「つつじまつり」「陶炎祭(ひまつり)」がゴールデンウィークに合わせ開催中で、駅ハイもよく PICT6991.JPGばりな人気コース。他にも稲荷神社や博物館もあって見応え十分。また、笠間は秋の菊まつりも有名で、汚水のマンホールのデザインは

 

本日は風も弱く、歩くにつれ、青空が抜けて来て初夏に近い陽気に。

茨城県石岡出身のハトちゃんですが、笠間のつつじと陶炎祭(ひまつり)の話は聞いていましたが、なかなかチャンスが無く、今回が初めて。期待と好奇心に胸膨らませての参加。スタート受付に一番早い電車でJR水戸線「笠間」駅に到着。恒例の中村さんとのお楽しみ道中。コースマップをもらって、スタート(9:20)。

 

駅前から一直線で北上すると、約30分で突き当たって右に行くと笠間稲荷神社へ(9:35)。日本 PICT6931.JPG PICT6933.JPG三大稲荷〔他に京都の伏見稲荷神社 PICT6934.JPG、佐賀・鹿島市の祐徳稲荷神社〕の一 PICT6944.JPGつといわれるだけに、境内も広く、風格もあります。稲荷神社だけに、狐の像が参道の両脇にありますが、入口の鳥居は、東北大震災で壊れて無い状態。

 

 

PICT6937.JPGPICT6936.JPG境内右手には、天然記念物の 八重の藤が満開で 、藤棚から垂れ下がっ PICT6938.JPGた2種類の薄紫の藤の花が圧巻。

 

神社手前の通りには、店屋が並んでいて、笹目酒造が右手に。

 

PICT6949.JPGさらに真っ直ぐ進むと、右手に笠間日動美術館(9:51)。中村さんの話では、昔はクラシックカーの展示があったそうですが、今は普通の展示館。外観と入口付近だけを見て、入館せず。

 

コースは、その先のつつじ山方面へ PICT6953.JPGと。途中に大石 PICT6947.JPG内蔵助の祖父・曽祖父の屋敷跡、そして森の中に、1985(昭和60)年8月の日航機墜落事故で亡くなった歌手の坂本 九の「九ちゃんの家」〔大家族9番目の子ということでの名前が付き、母方の家で6歳まで住んでいた〕のがポツンとあり、その前でギター演奏と「上を向いて歩こう」の歌が流れて、写真も建物前に飾られていました。

 

つつじ山手前に駐車場がいくつもあるが、どこも満杯状態で、入場待ちの車が連なる...。

多くの観光客や駅ハイ参加者とともに、山の斜面に色とりどりに咲くつつじ山の道を登って行くと、頂 PICT6958.JPG PICT6960.JPG上が平らになっている広場に...。「つつじまつり」が開催されていて、笠間観光大使のキャンペーン PICT6969.JPGガールや、飲食や土産物などの出店が多く並んでいて、大盛況(10:12)。天候が快晴で、皆さん、喜んでいました。

 

石の観音像裏にある展望台からのPICT6972.JPG眺めと、広場の並んだベンチ上からの眺めは、青い空と色鮮やか PICT6974.JPGなつつじと見渡す限りの市PICT6970.JPG街地、田畑、山 々など。絶景スポット。

つつじの甘い香りと、手入れされたつつじの配色がすばらしい。さすがにつつじの名所といわれるのもうなずけます。十分に観つつじを堪能した後、来た道を戻ります。右手に急階段で観世音寺がありました。

 

 

PICT6988.JPG途中の駐車場横には、トイレと観光案内所があり、小休止。遠方に、屋根が崩れて廃墟になった大き な旅館の建物が見えました。

 

 

PICT6998.JPGPICT7001.JPG日動博物館前を左折して、上り坂へ。自動車道を左折して進み、間もなく案内係 の指示で右折すると、駐車場が見えて来ます。駐車場の車の渋滞横を抜ると、芸術の森公園〔茨城の新しい文化の発信基地として「伝統工芸と新しい造形美術」をテーマにした公園。54.6haを予定、現在35.9haを開園陶芸美術館ほか野外コンサート広場、イベント広場、陶の杜、あそびの杜などがある〕へ(11:02)。左手に石彫広場と展望広場が広がり、賑やかな陶炎祭〔毎年、4/29~5/5に開催される春の大陶器市で、200余名の陶芸家、窯元、地元販売店が個性豊かな作品と店作りで、20万人以上の客が訪れる〕会場へ。本日は、友部駅と笠間駅から無料シャトルバスも出ています。

 

笠間焼の陶器店がずらりと並び、多くの客が、店内で陶器の品選びや掘り出し物を探したり、購買す PICT7002.JPG PICT7008.JPG PICT7014.JPGる人でごった返し。また、作家による飲食店や特産物の販売も行われ、人をかきわけて歩くような状態。イベント会場では、土面オークションなどが行われ、「~ 円」というかけ声が続く。

地元の小・中学生による土面のコンクール作品・入賞作にも眼が奪われます。

2人で一回りしましたが、ウォークの荷物になることもあり、残念ながら陶器は買わず。

 

PICT7015.JPG戻って、左手の芝生の斜面では、子どもたちが板でスベって遊ん PICT7016.JPGでいました。左の方に曲がると、陶芸美術館〔2000(平成12)年、東日本初の陶芸専門の県立美術館として開館。人間国宝や文化勲章者などの代表的作品や国内外の優れた作品、笠間焼の歴史や技法を展示、紹介している〕(11:27)。入館して、「没後10年 人間国宝 松井康成展」の企画展やコレクション展 近現代日本陶芸の巨匠たち、そして茨城の陶芸家の陶芸展など、思わず感嘆するほどの斬新かつ繊細な作品の数々に眼を奪われました。

 

その後、笠間工芸の丘(クラフトヒルズ KASAMA)〔陶芸の初心者や陶器作りを趣味とするアマ PICT7017.JPG PICT7019.JPGチュア愛好家まで幅広い人々が、ロクロをまわしたり、手ひねりができる体験工房〕を覗いて、コースの丘を下って行くと、途中に彫像なども...(11:48)。

 

下りたところから右折しギャラリーロ PICT7021.JPGードを進んで、「陶の小径」の案内板を左折し、陶の小径に入ります。ちょうどそのとき、正午を知らせる「上を向いて歩こう♪」のメロディーが流れて来ました。道の両側に次々と窯元が点在(12:04)。陶器も店先で販売しています。角にある笠間焼 PICT7023.JPG PICT7025.JPG共販センターを右折して国道355号線を駅方面に向かうと、大型バスが駐車できて観光できる陶器店もあるやきもの通りへと(12:09)。中村さんの話では、十数年前と比べ、店舗も大きくなったそうです。

最後は、前のウォーカーたちに続いて、ガソリンスタンドを左に曲がって、笠間駅でのゴール(12:19)。駅前の観光案内所へ寄って PICT6926.JPGパンフをいただきました。

帰りの電車時刻(12:31)に合わせていたので、ゴール時刻は予定通り。 

 

本コースは、歩行距離7.5kmといつもより短いが、つつじ陶器市といったイベントがゴールデンウィーク中ということで混雑しましたが、駅ハイ参加者もそれぞれの目的で十分に楽しめたことでしょう。ハトちゃんも、すばらしい満開のつつじとやきものを観られて、遠出した甲斐がありました。

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