「JR ウォーク」で 琴平丘陵から芝桜咲く羊山公園へ

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昨日に続いて、連チャンウォーク。本日(4/20)は、JR東日本高崎支社と秩父鉄道合同の羊山公園(埼玉)を中心とした、花めぐりコース(7km)となりました。

 

PICT6533.JPG本日は雲が多く、午後からは雨の予報。ハトちゃんは、意を決して、家を6時半に出発。

片道約3時間をかけて、途中、高田馬場から西武新宿線所沢→西武池袋・秩父線西武秩父→秩父鉄道影森までの長丁場。

乗っている途中で2回ほど、電車の進行方向が変わることを知らなかったので、三峰口行がこの車両で良いかを、高麗から乗って来た女性ウォーカーに話しかけました。

 

すると、この女性は、単独で駅ハイや秩父連峰の山々を歩いていて、沿線の地理や事情に詳しかったので、いろいろと教えてもらいました。「武蔵横手」駅傍には、牧場でヤギが2匹(名前がみどりとそら)いました。

さらに、「正丸」峠のトンネルが長いことや、沿線のトンネル数、最近話題になっている西武鉄道の廃線区間や利用者状況。そして、本日目当ての羊山公園が、武甲山のふもとの平らな丘に、はじめは狭い面積だったのが、観光地として有名になった経緯。さらに、帰り道が西武秩父方面と手前の横瀬駅へと分かれていて、目的に合わせて帰る方面を選択できるなど、貴重な情報を提供してくれました。御礼を言って、ホームで別れました。

 

 

スタートの秩父鉄道「影森」駅は、花シーズンということもあり、駅ハイ参加者だけ PICT6471.JPGでなく、ハイカーもたくさん来ていました(10:00)。

コースマップ(いつもより簡単な地図)と、缶バッチ、記念の芝桜・羊山公園のストラップをもらって、スタート(10:02)。ハトちゃんは、スタート時間より1時間も遅 PICT6473.JPG PICT6476.JPGかったので、本日はゆっくりウォーク。多くの参加者の後に付いて行きます。駅前を線路に沿って右に進み、間もなく、踏切を渡り、左右ジグザグと曲がった右手先に、札所26番円融寺が。

真っ直ぐ、素通りするウォーカーもいましたが、小生は参道を抜けて、本堂を参拝。

戻って、道路端の人家の庭先にも、芝桜や八重桜、ツツジがところどころ観られます。竹薮などもあります。また、左手には田園風景、右手には秩父の山々も時折見られます。

 

しばらくコースどおりの矢印にしたがって歩いて行くと、水道タンクが。マッ PICT6478.JPGプでは、芝桜と武甲山が描かれていると案内されていましたが、モスグリーンの無地のみ。

 

PICT6479.JPG突き当りを右手に曲がると、水量が少ない川が現われ、橋を渡って進むと、琴平ハイキングコースと書かれた看板が。

 

 

急な登り道に、途中で休んでいる人も。登ってすぐのところに、ヤシオツツジが赤い PICT6489.JPG花を咲かせていて、雑木林は新緑に染まって、森林浴にはもってこPICT6487.JPGい。蕉風の 中、木洩れ日を浴びて、うっすらと汗がにじんで来ます。

低い山なので、すぐに山頂付近からは、ゆるい下りで足元も悪くないので、自然とペースが速くなります。

 

 

ハイキングコースの終点に、ひつじが飼われている「ふれあい牧場」。振り返ると、武甲山と「クマ出 PICT6493.JPG PICT6500.JPG没注意」の看板が......。 鯉のぼりも風にたなびいていました。カメラを撮っている人たちの先に武甲山が大きく全貌を現して、思わず息を呑む。

 

 

ちょうど、ふもとの丘に、公園が位置していて、昔は無料で観れた時期もあったそうですが、現在は、周りが囲まれていて、入園しないと全体は観賞できないそうです。

 

ハトちゃんは、以前から「羊山公園〔約17,600㎡の広大な敷地に9種類40万株以上の芝桜が植栽〕」の芝桜の丘は、パンフレットであこがれて、今回、初のご対面。

出入口の観光案内所で各種パンフレットをもらい、多くの観光客やハイカー、ウォーカーとともに入園。ピンクを基調にカラフルな縞模様の花の絨毯は、芳しい花の香と、武甲山を背景にした絶景は、やはり遠くまで来た甲斐がありました。

 

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何十枚も写真を撮りたくなるほど、素敵な空間。

 

 

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十分に花を観賞した後は、秩父路の特産市を覗く―。帰り道に出る手前には、フィールドアスレチック緑と太陽の丘 PICT6529.JPGには八重桜が満開。

 

 

PICT6536.JPGPICT6540.JPG駐車場には、係員が忙しく交通整理。ゆるい下って行く道を歩いて行くと、これから観に行く観光客とすれ違う。団体や家族連れ、アベックな PICT6544.JPGど、和気藹々と上って来ます。右手に、赤い鳥居が続く急階段を登る人たちも見かけました。

 

 

右手の小高い見晴らしの丘手前を左折。舗道にいた交通整理員の案内で、麓から中腹にある牧水の滝〔若山牧水は宮崎生まれであるが、たびたび秩父地方を訪れて 歌と紀行文を残していたので、 PICT6545.JPG PICT6549.JPGゆかりの地として名づけた〕へ。階段を降りて行くと、秩父の市街が見渡せます。水車小屋はあるが、水車が動いていない。人工の滝は水量が少なく、味気ない。以前は、水車を回し、清流に金魚が生息していたそうです。

 

市街地に向かって進んで、一つだけ PICT6551.JPG、興味があった「ちちぶ銘仙館〔秩父は「知々夫絹」の産地で、明治期に「秩父銘仙」と呼ばれるようになり、全国的に有名になる。銘仙の展示・販売、今・昔、染め織り体験(要予約)」に立ち寄り、着物やゆかた類の銘仙の良さ・模様の妙について見学。

 

最後は、そのまま市民会館の横を通って、間もなく右側に秩父鉄道「お花畑」駅でしたが、ゴールPICT6554.JPGは手続きが無いと聞いていたので、左に曲がって、直接、西武秩父線終点「西武秩父」駅へと向かいました。駅近くには、秩父仲見世通りが続いていて、飲食店や、特産品やお土産の販売店が並んでいます。

 

トイレで汗ビッショリの下着を取り替え、予定より2時間ほど早い電車(11:38)に乗って、帰宅。さすがに、途中の電車では、何回か眠ってしまいました。家に着くと、タイミングをはかったように、雨がポツポツと落ちて来ました。その後は本降りに。ハトちゃんは、ついていました。

 

初めて電車の旅で訪れた秩父は、美しい花々と、歴史・文化をもった町で、この次は、秩父夜まつりをぜひ観たくなった "散歩みち" でした。

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