3/13(火)は、「ゆうほ(友歩・遊歩)21」で、千葉市内ウォーク。「県立青葉の森公園とその周辺」を歩きました。晴天とはいえ寒気の中、京成線「津田沼」駅構内に集まった参加者は、先生を含め20名。9時39分のちはら台行きに乗って「千葉寺」駅へ(9:59)。 右は「紅葉葉楓(アメリカフウ)」の実→
まず、駅前から5分ほどで、千葉寺(せんようじ、通称 ちばでら)〔真言宗豊山派の寺。709(和銅2)年に行基が創建。1190(永歴元)年、千葉常胤が源頼朝の命により再建。千葉氏の祈願寺で坂東三十三観音霊場29番令礼所〕へ(10:15)。狭い道路沿いを進んで、仁王門をくぐると境内の本堂前にひと際聳える大銀杏が。高さ約30mで、樹の幅が広く、枝が垂れ下がっているものも...。これだけの圧倒的迫力は、なかなか観れません。
続いて、向かったのがお花見や運動施設で有名な県立青葉の森公園〔1917(大正6)年に設立された農林水産畜産試験場の跡地を利用し約53.7haを都市公園に。園内には、中央博物館、生態園、彫刻の広場・西洋庭園、陸上競技場や野球場もある〕へ(10:35)。
園内に入って、公園センターに入り、トイレ休憩とセンター 内の資料写真などの展示を見学。次いで、先生のガイドで荒久古墳(高台になっている)。そして、記念碑(地元東習志野のドイツ捕虜収容所の兵士による、日本で最初のソーセージを作った場所)へ。今回は、スポーツゾーンは寄らないで、わんぱく広場・水の広場を通って、お花の広場に(11:02)。残念ながら、サクラはつぼみのまま。もう2週間もすれば満開になり、さぞ見事でしょう!鉄骨ベンチで坐り心地を体験。
さくら山では、保育園か幼稚園児が座って昼食中。中央広場の芝生を踏みしめ ると、広々としていて、気持ちがさわやか。次いで、梅園へ(11:15)。花名札の付いた33種 1000本のうち、20種ほどが開花〔3/14読売新聞京葉版に写真入りで掲載〕。紅・白・桃の濃淡の梅をタイミングよく観れて、写真を撮ったり、スケッチをする人も...。たっぷり観梅後、芸術文化ホール前では、ちょうど催事が終わって、多人数が出口から出て来ました。
カルチャーゾーンに入り、生態園の雑 木林を散策(11:40)。道すがら、写真と言葉の木々の紹介は、とてもユニーク。西洋庭園の周辺ベンチで昼食(12:00)。横に彫刻の広場があり、20体の彫刻 が園路に沿って、配置されていました。花壇は菜の花が満開で黄一色。
昼食をとってから、公園を出ると西千葉駅稲荷町線沿いに歩きます。先頭と後ろとでだいぶ差がつき始めました。右手には、壁、ひさしがあり、その向こうが生態園に。松ぼっくいだと思ったのは「アメリカフウ」とい われる木の実。珍しいので拾ってお土産にする仲間も。また、壁に「千葉県立中央博物館」の一字ずつの文字が見えます。
矢作トンネル東の交差点を左折し、千葉大学真菌医学 センターから医学部・看護学部キャンパスへ(12:56)。古い建物の頭の部分のモニュメントを見学。その後、古墳や医学部の建物をぬうように歩き、階段を降りて、間もなく横断すると、目 の前に千葉市立郷土博物館〔1997(昭和42)年、千葉氏の居城跡に4層5階の鉄筋コンクリート造の建物で、千葉氏に関する資料の展示や体験学習ができる〕の表示。右手前方に、城郭型建物が見えて来ます(13:15)。
館内(天守閣様式)に入って、5階から千葉市街や東京湾の眺望がのぞめます。残念ながら、富士山は見えませんでした。来館者の安全確保から柵が高いのですが、写真撮影や展望に目障りな点も...。
その後、傍にある日本キリスト教団千葉教会〔1895(明治28)年ゼール(ドイツ人 )の設計で建築。戦災にもあわず、現存。木造のゴシック風な建物は趣きがある〕を見学(13:15)。
それから、千葉県警本部と県庁の建物〔県庁前に、日本国憲法下、初の民選知事 川口為之助の銅像〕を通って、千葉市の官庁街である裁判所、合同庁舎脇を歩いて大通りを左折し、千葉中央ビル前の大時計前で解散となりました(14:13)。
歩行距離は、約7kmでしたが、待ちわびた観梅ができたことと、千葉市〔氏〕の歴史を垣間見れました。
解散時に、来年度の役員が発表されて、旧役員へのねぎらいと、新役員の抱負が聞けました。市外ウォークで隣りの千葉市になりましたが、晴れていたのと、スタート・ゴール地点までの交通時間が短く、解散も早かったので、身近なウォークとなりました。
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