3.11 東北大震災から一年 今、何が...

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3.11が来た―。あっという間の一年。昨年の今頃、日本の歴史が大きく変わった。東北を中心に大地震が起こり、東日本の各地で被災、大津波、原発事故。これまでのわが生涯の中で最も恐ろしく、悲惨な状況に陥り、自然の脅威の前に、人間の脆さを痛感。小生も「生命」「家族」「生活」など、あらためて考えさせられた出来事になりました。

一年が過ぎても、ガレキの処理は全体の6%程度。復興対策の遅れが目立ちます。11日は、日本だけでなく、世界各地でも、追悼集会や祈りが行われ、黙祷が捧げられました。

家族や親戚、家屋や財産や田畑や工場をはじめ、生活の根幹から無くなってしまった人々。また、福島原発事故で、未だに自分の土地に帰れない人々など。仮設住宅等で苦しい避難生活を強いられている人もなお、34万人もおられます。当時の大津波の映像や、原発事故の現状を再び見ると、復興できるのか? 多分に疑問を持ちます。

当日はテレビ番組も軒並み、大震災の特集で、他人事ではなく自分が同じ立場になったらどうかという感じで、深い悲しみが溢れて来て、何度も涙がこぼれました。しかし、現実を直視して、後世にも伝えていかなければならない使命もあるので、できるだけ知ろうと、視ていました。

復興には、莫大な金が必要で、国としても大変でしょうが、復興・再建、そして防災など、急ピッチな支援・対策を進めていく必要性を痛感します。

被災者の中には、物資、雇用といった問題もありますが、心に残った傷は記憶の中から消し去ることは不可能です。希望を持って、一歩一歩前進している被災者の姿に、同じ日本人として、心から「頑張って!」という気持ちです。

小生にも自分に何ができるかを、常に考え、できるだけみんなのためになることを、真摯に考えようと思います。

そんな気持ちもあって、本日(3/12)、病院で午後、ボランティアを...。自分にできることは何か、自らを律しながら、日常生活を少しでも家族・地域社会、国のために続けていこうと考えています。    

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