1月21日(月)、晴天で微風。翌日が雨天予報のため、急遽、駅ハイ期間限定コ ース「笑福来福! 笑う埴輪と本庄(埼玉)七福神めぐり」http://www.saipo.net/7fukujin/6301_11.html へ。
幕張本郷駅(6:51)からJR高崎線本庄駅までは、普通列車で約2時間30分。本庄駅には、9時18分着が信号警報器が鳴ったことにより4分遅れ。
改札口を出て、インフォメーションセンターで名簿に記載。本日、最初のウォーカーになりました。『コースは1時間ほどでまわれますヨ』とのこと。『初めてなので、ゆっくり楽しんで来ます』とハトちゃん。
スタンプを押して、マップと缶バッチ等、チラシ一式の袋をいただき、北口にまわってスタート。スタート・チェックポイント・ゴールのスタンプで「はにぽん(ゆるキャラ)」のイラストが完成します。名前の由来はもちろん「埴輪(はにわ)」+「本庄(ほんじょう)」から。
まず、線路に沿った道路を銀座通りまで進みます。レンガ造りの民家あり。車や 人通りが少ない。右折して、間もなくあさひ通りが次の角にあり、今度は左折。二つ目の角手前に最初の七福神、泉林寺(寿老人)の境内へ。境内前が雪どけで、水たまりの部分があり、避けて参拝。
次の角を右手に曲がると、正面に幅広の旧中山道の街並みが。通りは、江戸中期に中山道最大を誇った宿場町の面影がうっすらと残ってはいるが、見ようによっては、思っていた以上に閑静な感じがします。
左折して、道路沿いの風景を眺めながら、ゆったりしたペースで歩きます。途中、そば処「きむらや」の黒光りした老舗の店構えや赤レンガホールの土蔵も、チョッピリ覗いたり...。
5分ほど直進。右手にこんもりした林が見えて来て、金鑚神社(恵比寿 尊)を参 拝。大門、社殿は立派で、巨大なクスノキは見上げるほど。
その先は、国道462号線(金鑚通り)に出ると、伊勢崎方面に向かう車の往来が激しい。一つ目の角を右に曲がると、すぐに佛母寺(銭洗い弁財天)が現われます。
ここは、境内が広くて、本堂も大きい。丸々と太った可愛い弁財天の小さなざるで小銭を洗って、浄財をあげます。
地元の家族連れが、参拝に来ていて、朝から七福神めぐりをしていて、同じコースをまわると言う。そちらは写真を撮りながら、恒例の行事にしているとのこと。
その後、小生は少し前を歩いて、本庄西小学校・中学校が左手に見えま す。歩道と車道との間にはガードレールがあり、都内の学校に比べて倍はあると思えるほど校庭が広くて、校舎が遠くに見えます。
学校を過ぎて、安養院(毘沙門天)へ。手前に、小倉家の墓碑群が立ち並びます。
本来のコースは、歴史民俗資料館(旧本庄警 察署)手前を左折し、阿夫利天神社、元小山川の方へ行って、戻って来るようになっていましたが、ショートカットし直進。そのまま、資料館〔明治の洋風建築物として全国的にもその例は少なく、県指定文化財となっている。明治16年の建築〕前へ。月曜で資料館は休館なので外観のみ。残念ながら、パリでも展示された珍しい笑う埴輪は見ずじまい。
皇女和宮が御降嫁の際〔1861(文久元)年にくぐったといわれる田村本陣の門がその手前にある。
続いて、慈恩寺(銭洗弁財天)へと。ここで、2回目の銭洗い祈願。
さらに、前方に寺らしき建物が見えたので旧中山道まで戻らず、徒歩2分程度の位置に開善寺(布袋尊)に立ち寄りました。
ここでちょっと小休止。参拝後、本庄市役所へと向かいます。四つ角の左側に、ハローワークがあり、横断して左折すると、手前に木々が見えて、その先に中間チェックポイントの本庄市役所が...。
庁舎が手前に見えて来る...。駐車場を横目に見て、市役所の玄関から入所。 右手に受付があり、スタンプを押し、受付嬢に『初めて街を訪れたので、ついでに展望したい』と話すと、快くエレベーターを案内していただきました。6階の展望ロビーまで、シースルーのエレベーターからだんだんと良い眺めが観えて来ます。
展望ロビーには、小生ともう一人のみ。冬空で晴れていたので、浅間山や秩父 連峰、アルプスの雪景色の山々や、南には富士山などが、一望できました。また、本庄市の街並みも展望できて、しばし天上からの楼閣気分に浸りました。1階に降りて、受付嬢に挨拶。『千葉まで、気をつけてお帰りください』と。市内の観光マップなどをもらいました。
気分を良くして、後半へ。駅前通りを南下して、二つ目の路地 を左折すると 、道路脇に円心寺(福禄寿)。ついでと思い、石像の福禄寿の頭を撫でて来ました。また、山門は天明年間に建てられたと伝えられ、その色から「赤門(あかもん)」の名で地元の人達に親しまれ、参詣対象となっています。
そこからジグザクに進んで、旧中山道を十間通り方面へ。間もなく、横断歩道を渡り、参道を進んで行くと、奥に大正院(銭洗い弁財天)へ。〔薬師堂や1863(文久3)年に下総国(現千葉県)成田 山新勝寺より御本尊不動明王の御分影を勧請し不動堂を建立、成田山本庄永続講を立講。1890(明治23)年には鐘楼・石門・庭園等を建設〕。本庄3弁財天が奉られています。したがって、本庄では七福神が、9寺社になります。
最後は、マップに従い、本庄駅前通りを横切り、旧中山 道の街並みをぶら~りしながら、仲町郵便局前を銀座通りへと左折します 。間もなく三交通りにぶつかり、左折し、細い通りを進みます。こちらも人通りが少ない。
右手に、城立寺(大黒尊天)へ。石の鳥居の先は、細い参道になっていますが、本 殿の瓦改修工事でトラックが2台入っていて、境内では参拝もままならない。確かに、お正月も20日以上過ぎたので改修工事も仕方ないのでしょうが、通りが狭く、境内に駐車せざるを得ないのでしょうが、本殿前で作業中は参拝者の気分が落ち着かない。
そのまま、駅前通りに出て右折すると、「本庄」駅が目に入ります。
階段を上がって、ゴールのインフォメーションセンターへ。御賽銭と七福神記念バッチ(今回は、皮肉にも工事中でゆっくりできなかった大黒天。9年来ると全部揃う)をもらい ました。約2時間で6キロ(途中、ショートカットもあったので、5.5キロ)を歩き、軽食は電車の中で食べることとして、予定より早い11時17分の上野行きで帰路に着きました。
吉祥寺・谷中に続いて、今年に入って3度目の七福神めぐり(本庄)でしたが、七福神寺社間の距離が短く、こじんまりとしていて、まわりやすいのが特徴的。
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