「鋸南・江月水仙ロードハイク」の一つ先、南房総・岩井駅まで。1月19日(土)、駅ハイで昨日に続きJR「岩井の水仙ロードと歴史をたずねて(約9.2km)」に参加。列車時刻を1本遅らせて、最寄り駅・岩井へは9時38分着。ホームに降りたのは、50人くらい。
晴天で風もない冬場としては絶好のコンディション。水仙が両脇に門柱のように 飾られている駅前を進み、T字路を左折して、しばらく歩いて、脇道に入ると「御目井戸〔石橋山の戦いで敗れた源 頼朝が安房に逃れた際、この井戸水で目を洗って治ったという伝説〕」を覗きました(9:48)。蓋をした普通の井戸場です。
その後、前のウォーカーに続いて、高崎神社踏切を渡って、左手に 岩井神社があり、参拝(9:55)。ここで、先頭から2番目を歩くことに...。他のメンバーは小休止。ペースが上がり、先頭の若い男性ウォーカーを抜いたまでは良かったのですが、途中で何やらマップに載っているはずの神社が見えません。 集会所を左折するところを、真っ直ぐ行ってしまい、男性ウォーカーと戻ることに...。矢印が電柱に重なっていて見落としました。15分のロス。
すると、後続のウォーカーたちが続々と前の方にいるではありませんか? 安全のために、ペースを落とし今度は付いて行くことにしました。のどかな田園地帯を眺めながら先へ...。
薬師橋を渡り、八雲神社(10:13)を過ぎると、、いったん広い駅前道路に出ます。右折して一直 線。歩道を進みます。前方の高い所に、富津館山道路が見 えて来ました。手前で左折して観音山を目ざします。
観音山の看板〔上にふくろう―前日の池袋ウォークには多くのスポット〕が見えて、左折すると、急な階段。100段ぐらいでしょうか、登って回り込むと頂上(10:30)。岩井の海岸線と東京湾、市街地が一望できます。好天だったので、遥か沖合いまで絶景が...。
ゆっくり眺望を楽しんだ後は、里山の道を、コースどおりに歩きます。途中、帰りの岩井駅へ向かう道路が傍に見えて、早い時間に来た男性ウォーカーが駅へ向かう姿を見かけました。ここから、まだコースの1/3しか来ていないと思うとうらやましくも思えました。
急に林に覆われた山間の道に入り、うす暗くなります。小さくて狭い松尾神社のあたりで、3人の女性観光客に、道の駅「富楽里(とみやま)」までの近道を聞かれたので、マップを見て説明。その後は、一人で先を急ぎました。
県道鴨川富山線に出て右折して、県道を進みます。途中で、実物 大の乳牛の置物があるレストランを過ぎてから右折して勝善寺へと向かいます。入口に浮世絵 師 菱川師宣過去帖(資料)が多数保存されている案内板があります。寺が奥まっていて、着くまでの間に、十数人のウォーカーとすれ違う(10:52)。
昨年は降雨で上り口が水流が激しく上がれなかったとみやま水仙遊歩道の上り口へ(11:04)。今回は登れて幸せ気分と行きたかったのですが、最初が木を渡した階段で、ず~っと登りぱなし。地元農家の水仙畑が続く道端に白い水仙群を観ることができましたが、今年は寒さのせいか、五分先程度。それでも、あたりに甘~い香りが漂う...。菜の花の黄色い絨毯は、全然観られません。
階段の上には、遊歩道が続いていて、今回は展望所まで歩いて、岩井海岸が 一望できました(11:23)。伊豆大島まで観えるほど、視界良好。帰りの電車時刻を考えて、小休止して、急勾配の下り坂を下って、10分ほどで下の県道に着きました。
岩井川に沿っての近道を左手に行くと、道の駅「富楽里(とみやま)」へ。「ふらーり」とシャレ?で道の駅へ(11:42)。広い駐車場に車がいっぱい。当日は、イベントが行われ ていて、農産物や岩井漁港の新鮮な魚料理が食べられたり、土産品の販売、野菜や鮮魚、特産品などが並べられていて、賑わいを見せていました。
ハトちゃんは、あまりスピードを上げていなかったので、汗はそれほどかかなかったのです。トイレ休憩と、道の駅内をひと通り観て、次の電車(12時22分発)に間に合うように、販売していた人にコースを確認。。
岩崎橋を渡って、直進のコースを途中で右折し天満神社へ(11:54)。参道が 長く、神社の囲いが無く、横のどこからも境内に入れます。
少し、急いで福聚院へと(11:57)。道路に面していて、藁葺 きの山門が立派。奥に広い墓地が続く。線路を渡り、すぐ右折すると、駅前の駐輪場脇に小さな公園。そこに小説「南総里見八犬伝」の登場人物、伏姫と八房の銅像が立っています(12:02)。
ゴール後、乗車まで15分ほど時間があったので、隣の観光案内所を覗いて 、チラシ集め。また、駅前で「川戸おんだら山」の方々が地元農産品や特産品などの販売。水分補給とトイレ休憩をして、係員に『来年も来ます』と。よく考えて見ると、夏にも確か「岩井のエコハイキング」があり、調子の良い男です。
乗車した一番後方の車内では、4人掛け座席を途中まで独占。というのも、結構、保田駅や浜金谷駅から乗って来るのですが、後ろまで歩いて乗らない。千葉駅まで1時間半、軽食後、グッスリ寝てしまい、蘇我駅で目が覚めた次第です。
本日は、八王子の実家へ妻と一緒に行く予定が、娘が体調不良で日曜に延期になったので、駅ハイの申し込みを取り消さずに良かったです。
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