1月18日(金)晴天。寒いながらも、降雪で延期していた駅ハイで、9日ぶりに「池袋 ふくろうの街と歴史をたずねて(約8.3km)」歩きました。雪融けの気温上昇を待って、遅く家を出て、JR山手線「池袋」駅前をスタート(10:57)。
まず、人通りの多い西口駅前広場内で「えんちゃん」〔「みんなのえんがわ池袋」というキャッチフレーズに合わせたふくろうのキャラクター〕を観ました(11:01)。ここから、本日は「ふくろう」を数多く観ることになりました。
続いて、西口五差路を左折。池袋警察署の建物を左に見て左折し、直進する と間もなく右手に立教大学の駐輪場が(11:16)。脇に、裏門があり、キャンパス内に入構。やはり、キリスト系大学で女子に人気があるせいか、女子学生が多く歩いています。蔦の絡まる建物を眺めながら、久しぶりの大学キャンパス散歩。入学パンフレットで見かける趣きのあるツタの絡まる本館をパチリ。
大学正門を出て、左折して、細い路地に入ります。角にふくろうのモチーフがあります。間もなく、左手に大正~昭和にかけての推理小説の第一人者、乱歩の旧江戸川乱歩邸―立教大学大衆文化研究センター〔立教大学との深い縁があり、乱歩邸が大学や地域のシンボルとなっていて、旧蔵書・資料を多数保管〕を見学。書庫ごと土蔵で保管〕へ(11:21)。公開日が水・金曜でラッキーでした。
その後、邸内を出て路地を進むと、都道441号線にぶつかり、西池袋5丁目を横断し 左折すると、出版の光文社があり、祥雲寺に立ち寄り参拝。門脇にふくろうあり。ゆったりとした坂の祥雲寺坂を下ります。
山手通りの手前に緑道があり、右手に曲がり谷端川南緑道を 進みます(11:28)。両側には、人家が並びますが、真ん中が散歩道になっていて、結構、距離が長くて、途中に遊具施設もあります。まだ、地面や樹木の上に雪が残っている場所も...。
やっと、オレンジ色の民家が見えて、右に曲がって進むと、250mほどで御嶽神社〔西口一体の氏 神様〕へ参拝(11:40)。前にいた男性ウォーカーが迷っていたので、道を教えてあげました。その際、聾話者であることに気づきました。区立池袋図書館への曲がり道は解りにくい細い道で、一緒に歩いて行きました。池袋第2公園(雪かきの男性を発見)を過ぎて左折し、真っ直ぐ進みます。
チェックポイントの丸左 東京園(茶舗)をうっかり見過ごして振り返ったところ、 後 続の女性ウォーカーが手話で教えてくれて助かりました(11:46)。東京園で彼女が男性ウォーカーと一緒に歩いていたんです。
機械でチェック後は、ハトちゃんは別れて一人で」歩くことに。途中、池袋郵便局前で、劇場通りを横断するコースでしたが、方向音痴となり、二人を待っていればと後悔。角の喫茶店「スターバックス」の店員に道を確認し、再出発。線路が見えて、東武東上線 とJRの通過電車を横目に見ながら、池袋大橋を渡ります。前に豊島清掃工場の高い煙突が迫ります(12:00)。正午のサイレンが鳴ります。高架橋を渡る際、仲の良い若いカップルが手をつないで歩いていました。そういえば、妻と結婚する前に1、2度だけ手を繋いだことが脳裏をよぎりましたが、うらやましい限りです。
長い高架橋の上から眺める通過電車や駅の様子は、鉄道模型が走っているようでおもしろい。コース マップに沿って歩いて行くと、明治通りにぶつかります。右手前方に、垂れ幕が下がり、豊島区役所の様相。横断して、区役所内の3階へ(12:10)。建物は近代的な建物とは程遠い古さ。ちょうどお昼どきで、事務所の電気を省力化して、消している場所が多い。3階まで歩いて上がると、一緒に歩いた男女のウォーカーが階段出入口に立っていたので、一緒に「梟(ふくろう)像第1号」の場所へ...。置いてあった〔現在、池袋にある、25体のふくろうがあるとのこと。今後も増やす予定〕設置マップをもらいました。
続いて、ビルや店舗が並んでいる東口五差路へ。角に宮城ふるさとプラザ〔宮城県 の特産品(牛タ ンや笹かまぼこ、ずんだ饅頭〕、地酒、工芸品などを販売〕前へ(12:21)。横断して左折すると、東池袋方面へ進みます。首都高速道手前にある、ガソリンスタンド「EN EOS」を過ぎて、道なりに都電「雑司が谷」駅方面へ直進します。道路の拡張工事中で、途中には、区役所の新庁舎の工事建築中のフェンスが続きます(12:29)。
300m先を右折すると、ふくろう・みみずく資料館でしたが、土・日曜のみ開館なのでパス。東京で唯一の都電荒川線線路に沿って「鬼子母神前」駅まで。上下1本ずつの都電に出会う。情緒のある1両編成の懐かしいチンチン電車がゆっくりと近づいて来て走り去ります。スピードが遅いのと、隣り駅間が近いので、出発してからずーっと見えます。
線路沿い向かいの雑司が谷七福神の一つ、大鳥神社(恵比寿神)を参拝(12:36)。次に、駅前から続く雑司ヶ谷鬼子母神堂(大黒天)表参道を進みます。
参道途中に、雑司が谷案内処があり、中に入り、マップや七福神のチラシをいただきました(12:42)。
参道には、飲食店や土産店が道の両脇に。しかし、平日で、人通りが少なく閑散としています。
境内に入り、境内には「子授け銀杏」といわ れ る、樹齢約700年の大銀杏をはじ め、立派な本堂〔安産・子育てに御利益がある鬼子母神を祀る〕や、うっそうとした大木がまわりを囲んでいます。薄暗い雰囲気。休憩所の傍のベンチ脇にふくろうのモチーフ。鬼子母神像をお参りして、鬼子母神を後にしました。
次に、法明寺へ向かう道に下りて、門前を左折すると明治通り手前に高層マンション「オリナス ふくろうの杜」前にまたもモチーフ(12:51)。
歩道橋手前の信号を横断して、セブンイレブン手前の細い道路を道なりに進みます。西武池袋線のガード手前を左折して線路に沿って歩き、歩 道橋を渡って、西武線のガード下をくぐります。JR線に沿って歩いた後、左折して間もなく「自由学園明日館」 〔大正10年、羽仁吉一・もと子夫妻が創立した自由学園の校舎。国の重要文化財に指定。中央塔の左右がシンメトリー形式〕(13:02)。館内見学は有料だったので外観と、案内板を読んだのみ。手前に、ふくろうの石像がありました。
最後に、メトロポリタンホテル前を横切り、小さな元池袋史跡公園〔池袋の地名由来の一つ袋型の池があったところから〕池があったことを示す石碑と、やはひと際高い所に数羽のふくろうのモニュメントが銀色に光り輝いていました(13:14)。
すぐ目の前にあるビルが池袋ルミネで1階出入 口入ったところでゴール(13:20)。
帰りも行きと同様に料金の安い東京メトロを利用。丸の内線で大手町経由で、乗換え後の長い通路を歩いて東西線で西船橋経由で、幕張本郷まで。
本日は、雪が少し残っていましたが、天候が良く、冬枯れの緑道や、大学キャンパスを歩いて、都電やふくろうのモニュメントに遭う楽しみが...。池袋界隈の閑静な自然と歴史、高層ビル街を観て回る冬のウォークとなりました。
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