総選挙が終わり、株価は上昇 経済も現金なもの?

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師走のあわただしい時期に行われた衆議院総選挙がやっと終わり、民主 惨敗自民 圧勝維新 飛躍少数政党は乱立し過ぎて期待はずれという結果に、自公で過半数を超え、再び政権交代となり国民の審判が下されました。しかし、最低の投票率は、何とも嘆かわしい。

確かに、民主党の公約違反や離党、政策遂行については、国民の大半が3年前の政権交代の期待感を裏切られたのはショック。自民党の政策が支持されたのではなく、消去法で安定感のある自民に票が流れたといって良いでしょう。とくに選挙中は、相手の中傷合戦で、有権者の失望を買ったのも低投票率になりました。各党の政策の違いは明確でなく、選挙ムードや小選挙区による1名当選といった制度による議席数の偏りが、今回の大きな流れを作ってしまったといえます。

 

このところの自民党への政策期待感が、為替や株式に影響を与えて、19日終値で日経ダウ平均は8ヵ月ぶりに1万円台を回復、今年最大の上げ幅にもなっています。しかし、期待感は、今回の民主党への失望感と同様に一瞬にして変化することを認識しなくてはと思います。

日本人は、熱しやすく覚めやすいので、今後の内政、外交などの重要な問題をいっぺんに片付けるのは無理なので、地に足をつけて少しずつでも前進させてほしいと願います。

デフレを脱却するのは急務ですが、消費税の値上げや公共投資の拡大、それに大型補正予算で解決するのでしょうか? 一定のインフレを目指すそうですが、果たしてうまくいくのでしょうか?

ハトちゃんは、この政策では一般消費は冷え込み、企業の一部が一時的に潤って、貧富の差が広がってしまうと考えています。

 

選挙結果は、受け止めますが、いずれにしても内外とも難題が山積みしており、国民が現代社会そして近い将来に安心して暮らせる時代になるように、政治家は使命感を持って頑張ってほしいと...。

いろいろと言いたいことはありますが、今日はこの辺で...。

 

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