「JR ウォーク」で武蔵野緑地を歩く

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寒空の中、12月23日(金・祝)、「JR 駅からハイキング」で 武蔵野緑 DSC06103.JPG7km)を歩いて来ました。東京メトロで西船橋高田馬場駅へ。そこから西武線を利用して、「秋津」駅が本日の最寄駅になりました。駅に降りるや、ウォーカーの波が続きます。受付の10分前に着いたのですが、集合はJR東日本八王子支社総合訓練センターになっていて、ここから歩いて15分ほど。武蔵野線の「新秋津」駅を通り抜けて、線路を眼下に見ながら付いて行きます。

JR東日本八王子支社建物脇の階段を降りると、先週12/17(土)の「in 新座」の倍ぐらいの列が並んでいました(9:31)。受付で8分ほど待たされ、スタート。

コースマップを見ないでも大丈夫なほどの大人数。志木街道は車の往来が激しい。いったん、左折し、秋津文化センター前を通って、所沢街道へ。果樹園があったり、畑のある道を進んで、また志木街道へ戻ります。

角に、ヤマザキパンの東村山工場があり、「世界のヤマザキパン」の大きな看板が。信号を二つほど越してから、右側の道に入り、東村山第二中の校舎が。校庭では、生徒が祝日なのに練習中。このあたり久米川町の道は細くなっていて、突き当りのT字路を右折し、信号を渡ります。

白壁の蔵が見えて来て、最初のポイント豊島屋酒造〔酒造りで東京の酒「金婚」 DSC06108.JPG有名〕へ。屋敷内に入ると、試飲や、清酒や酒かすを買う列ができていました(10:00)。ハトちゃんは、酒に弱いので後のことを考え、寄るだけで、先を急ぎました。

DSC06113.JPG久米川辻も直進すると、西武新宿線の踏切で、電車が通るのを待ちます。遮断機が上がって、次のポイント「徳蔵寺〔臨済宗大徳寺派の寺で1616年に壁英禅師が創建。多数の板碑や考古・民俗資料を収集していたことから「ちらかし寺」と呼ばれる〕」が(10:08)。境内に、近代的な建物が見えるのは「板碑保存館(国の重要文化財も所蔵)」。寺の周囲には、小さな堀があります。

寺を半周して、諏訪町で前川、北川を渡り、前方に小高い丘が観えて来ます。と DSC06122.JPGころどころに、まだ紅葉が観られます。その八国山のふもと右手住宅地前に、緑のユニホーム姿の観光ボランティアの方が立っていて、久米川古戦場碑新田義貞が鎌倉攻めの際に、小手指原に続いてここ久米川で戦ったという古戦場跡〕です(10:18)。山に上る前に、風で落葉を掃いている二人に会い、「大変ですね」と声をかけました。

DSC06125.JPG東京・東村山市と埼玉・所沢市をまたぐ狭山丘陵の東端にある八国山緑地〔標高89.4m。頂から八国が見渡せ DSC06126.JPGることから名が付いたといわれる〕の山道に入ります(10:15)。最初は上って行きますが、落ち葉舞い散る道を踏みしめて歩いて行くので足への負担も少なく、心地よいリズムで歩けます。ずーと、武蔵野の雑木林の中を進みます。ここで、速いペースで歩く男性のウォーカーに、結局ゴール近くまで付いて、その間、前をどんどん追い抜いて行きました。

DSC06129.JPG DSC06132.JPG途中、東京都と埼玉県との境を持っていたボランティアにも遭いました(10:18)。頂上には新田義貞の将軍塚や碑が残されています。しばし、鎌倉時代に戦場になった場所に思いを馳せながら、ゆるやかな下りを進みます。

途中、おおぞら広場(10:23)、ほっこり広場など陽射しがそそぐ場所もありますが、ほとんど林の中を歩いているので、体感温度は低く感じます。

西武園駅が近づいて、最後の開けた広い場所を下ると、八国山の出入口 DSC06137.JPGに(10:31)。そこから、舗装道路へと。約20分ほどでゴールですが、遠くに大観覧 DSC06140.JPG DSC06144.JPG車が見えて来ました。このあたりでぺースダウン。西武園駅のコーンコース横(10:40)を通ると、遊園地の大観覧車がぐんぐん近づいて来ます。最後のゆるやかな坂を上って、階段を降りると、ゴールに到着(10:48)。缶バッチをもらい、本日、駅ハイの参加者特典で、遊園地の入場が無料だったので、入園。

三連休というのに、遊園地内の入園者・家族連れは思ったほど少なく、アトラクションも空席が目立ちます。休憩していたウォーカーの話によると、「東京ディズニーランド・ディズニーシー」の影響大とのこと。汗をかいた下着を、店舗の裏でこっそりと着替え、その後、トイレ休憩、園内を散策。子どもたちが DSC06146.JPG DSC06152.JPG DSC06161.JPG絶叫したり、笑ったり。最後は楽しい光景に出会えました。

ひととおり、園内を観て、「西武遊園地」駅(11:15)から西武新宿線、東京メトロ東西線経由で自宅まで約1時間40分。

最初のスタート地点で待たされたのが、少々いただけなかったのと、できればもう1,2ヶ所、名所・旧跡があればと...。それ以外は、晩秋の山道を歩けたのは、「奥多摩」に続いて大変、収穫だったと思います。

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