前日の寒い北風から打って変わって、暖かい日差しの中、JR 駅ハイで11月20日(土)西日暮里~日暮里、谷中などを散策(11.1km)に参加。東京メトロで西日暮里駅へ。ただし、地下鉄とJR出口への乗換えが難しく、間違ってJRのホーム下に出てしまい、駅員に suica を直してもらいました。
スタートの10分前に到着。一番に並びました。10時ちょっと前にスタート。東京 メトロ 西日暮里駅前には童子像「飛翔」が設置されています。
スタート後、宮地陸橋のT字路まで直線で約900m。陸橋をくぐって右折。ここから、明治通りを南千住方面へ同距離ぐらいをまた一直線。途中、荒川公園で小休止(10:19)。都電荒川線の踏切を渡って、左手は「荒川区役所前」。NTT荒川前の信号を右折して、幅広の道を道なりに進みます。
車の交通量が多い日光街道に出て、いったん右折。間もなく円通寺へ(10:31)。上野・寛永寺にあった黒門が移設されていて、本堂の後方に尖った高い塔の前に観音様が...。イチョウの黄葉・落葉の中を保育園の園児たちが遊んでいました。
いったん、日光街道を荒川土手方面へと向かいます。南千住信号前で警察官が交通整理。六車の信号は一つ先で、横断して、紅葉が続く住宅街の間の道を進みます(10:45)。
常磐線の高架下(黒と黄のまだら模様になっている)をくぐると、荒川土手下の道へ(10:50)。左側が土手になっていて、階段を見つけてサイクリングロードに上り、上から眺望を楽しむ。
建設中のビルや、広々とした川の景色が観えて、爽風と日差しがまぶしい。降りるところが先だったので、少し戻って、団地内にある胡録神社、はなみずき保 育園を通って、リバハープ公園前へ(11:02)。そこでトイレ休憩。
右折すると、南千住駅へ向かう複合商業施設の街並みが続きます。子ども連れが目立ちます。
やっと、東京メトロ南千住駅手前にある、ドナウ広場〔荒川区が、1972(平成8)年 から、オーストリア共和国ウィーン市ドナウシュタット区と友好都市交流を始めたのを記念した広 場〕。ドナウ広場には「ドナウの調べ♪」というブロンズ像がありました(11:13)。
3線の駅が混在する中、JRの東口改札付近に設置してある、駅ハイの機械にタッチ(中間チェック)。残り5.3km。
チェック後、駅南口方向に歩道橋を上り下り。下りて前方を見ると、短距離ですが東京スカイツリーが望めます(11:22)。
すぐに中華飲食店前を右折し、右側通行とマップに記されているものの途中工事中の場所が続き左側通行。500mほど直進すると、日光街道と昭和通りの大関横丁という交差点。横断して昭和通りを100mほど。右手に曲がる道があります。念のために角の兜というレストランの店員に確認。
真っ直ぐ、柳通り信号まで約1km。薬局の角を右折すると、道端に柳の並木道 が続く、まさに柳通り(11:45)。風情ある通りですが、尾竹橋通りを横切り、尾久橋通り(竹台高校前)を日本医療整体学院まで行って、左に入り日暮里駅に通じる細い道を進みます。
途中に、善性寺へ(11:57)。境内には、安土桃山時代の作といわれる「不二大黒天像」がありました。
日暮里駅へ。階段を上って、南口に出たので京成本線の運賃表を確認。すると、京成幕張本郷駅まで一本で420円。東京メトロでは、乗換え2回で430円。帰りは、日暮里駅へ戻ることにしました。
そこから線路に沿って、北口に回り、駅傍の本行寺〔日蓮宗の寺で「月見寺」と もいわれた〕前を通って(12:08)、石材店を左折すると、谷中の西側にあたる地域になり、江戸時代から続く寺社仏閣が両脇に続きます。江戸幕府の政策により、神田付近の寺社が移転し、寺町を形成。
珍しい観音寺の築地塀(江戸時代に築かれた土塀)や大小数々の寺社があります。伝統工芸の店や博物館も集まっています。写真を撮っている人や、寺社めぐりの団体客がぞろぞろ歩いていました。通りに六地蔵を発 見。
創立110周年の谷中小学校の前には、「大名時計博物館」にある大名時計を 模した大きな和時計が立っています。
その先を右に曲がると、よみせ通り商店街(12:25)。商店街をめぐる「めぐ りん」というバスが走っていたのにビックリ。谷中銀座を右に見て間もなく、「ツーリストインフォメーションYANESEN」でゴール(12:27)。観光パンフレットがあったので、記念資料にいただきました。
ここから、駅ハイのマップには、西日暮里駅までの案内が載っ ていましたが、谷中銀座を抜けて、夕焼けだんだんの階段を上って、日暮里駅への道が近道。
コロッケ30円、バナナ8本で100円など、激安の商店街でしばし買物を...。両脇が狭いので、自然と商品や値段掲示が見え、庶民感覚のお店が並んでいて、昭和世代のハトちゃんは下町の活気と人情が感じられて、一度で気に入ってしまいました。
今回は、日暮里・谷中をざっと観て回りましたが、今度、ゆっくりと「谷根千(谷中・根津・千駄木)」の街並みを歩きたいという想いに駆られ、日暮里をあとにしました。
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