秋が深まって来た10月27日(土)、絶好のウォーク日和の中、第64回京成さわやかウォーク(13km)に参加。前回はお休みしたので、今回は千葉市緑区の京成「おゆみ野」 駅に受付時間15分前に到着。
「生実(おゆみ)は、江戸時代から明治維新にかけて、譜代大名だった森川氏の生実(おゆみ)藩の領地であったことに由来し、現在もその一部が生実町として引き継がれています。
この「おゆみ」の語源は、それよりも古くから存在し、応神天皇の頃(270~310年)、古代朝鮮から帰化した工芸人が住みつき、麻績連(おみのむらじ)という部民がい
て、その「おみの」が変化して「おゆみ」になったのが起源とされている」。
参加者が多く順次スタート(8:45)。まず、駅前からの冬の道が続く緑道を進みます。紅葉した木々も...。その後、ガード下をくぐり、扇田小を左折して、しばらく進み、階段を登ります。最初のポイント、大百池公園へ(9:15)。
園内を眺めながら進むと、大百池。城ノ台遺跡を望む風景 がなかなかにすばらしい。池を周回して進むと、途中、真っ赤に熟れた柘榴を発見。フィッシュングセンター横を右折し、細い坂道の住宅街を通ります。
階段を登って、右手に習志野にも同名である、八剱神社へ(9:22)。
その後、畑が続く里山風景が続きます。
埋蔵文化調査センターに寄って、土器や遺跡の発掘資料・パネル、復原された古代住居などをひと通り観賞しました(9:30)。
左手にウォーカーが立ち止まっていて、小高い丘が。大覚寺古墳が雑木林の中、 あります。多くのウォーカーは観なかったのですが、ハトちゃんは、センター近くに、貝塚や古墳、城跡が多いと聞いていたので、その地を体験(9:34)。
その後は、前のウォーカーたちに付いて行くようにして進みました。途中、地元の方が「生実(おゆみ)マップ」を家の前で配っていたので、一部いただきました。観光協会の方なのか?親切な方でした。
生浜東小からは、右に左に、そして右に折れてジグザグと進むと、やっと広い県道66号浜野四街道長沼線に出ました。小生は、横断して正面に見えた小さな鳥居の弁財天神社と、池面が枯れた蓮の茎で覆われていた生実池〔戦国時代、小弓城址の水堀だった〕を観覧。
次に、案内ボランティアが立っていた、重俊院〔生実藩 主、森川氏の菩提寺〕。仏殿奥にある、うっそ うとした椎の木の間にある、森川氏一族の墓碑にも足を延ばしました(9:55)。
生実神社〔もとは御霊社と言い、室町時代の城主原氏が鎮守社とした。江戸期の森川氏も厚く信仰〕は、外観のみ。
神社前を横断して、10分ほど歩くと、案内人が立っている「千葉明徳短大・ 高校」へ(10:14)。校舎横の広い道を歩きます。構内を抜けて直進すると、「おゆみ野」駅の千葉駅寄り一つ前の「学園前」駅へ(10:22)。
学園の名前が、先ほどの学校だということが解りました。
そこからは、公園が続きます。道なりに、まず、はるの道公園横の緑道を進 みます。紅葉を観ながら落葉を踏みしめます。歩いていて、秋の気配が感じられ、爽やかな風も流れて来て、ウォークを楽しみます(10:33)。
ガード下を直進し、春の道へ。ここも同じような風景で、直線なので長く感じます。やっと、おゆみ野さくら公園を過ぎて、階段を右に曲がると、風景が変わります。
階段を回るように登ると、有吉日吉神社と有吉貝塚公園(10:46)。こんもりした丘の上で、端から市街地が眺望できます。
また、階段を降りて、右折し、マップにしたがい進むと、 中の道とよばれる散策道へ。道は狭くなっています。ガードをくぐると、緑多き泉屋公園へ(10:53)。道の横は、せせらぎが聞こえる親水公園になっています。ここで、小生はトイレ休憩と5分ほどの小休止。
公園内を通って、陸橋を渡り、さらに続く中の道を進んで遊歩道を超えて、左折します(11:05)。
浜野町大金沢線の陸橋を渡ると、残り5分ほどでゴールへとのこと。京成線の高架に沿った冬の道では、ビラカンサの赤い実がぎっしりなっていました。
ゴールの駅前広場にやっと着いて、スタンプカード(前回、粗品をもらったので今回が初めて)をいただきました(11:17)。
単線なのでホームは上り下りも一緒。間違えないように、駅員が再三のアナウンス。近いので、家には12時前に着きました。あたたかな陽ざしに誘われて、おゆみ野の史跡と公園・緑道を眺められ、爽快感がありましたネ。
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