本日(10/12)金曜は、千住の「宿場町」から「学園都市」まで、下町めぐり(約10km)に出かけました。
北千住までは、東京メトロで、東西線茅場町駅で乗換え、日比谷線で北千住駅へ。受付時間の10時前に着いたのですが、スタート受付が「ルミネ インフォメーション」前ということでほぼ定刻に。
まず、駅西口を出て直進し、右折して 宿場町通り〔江戸時代の日光街道と奥州街道の宿場で千住宿があった〕へ(10:07)。下町らしい商店街になっています。また、横山家住宅もあります。
宿場町通りを進み、左折して、安養院へ。境内には「かんかん地蔵」と「仲直し地蔵」が並んで祀られています(10:15)。「学びピア21」を左折して、幅広で交通量が増す日光街道を進みます。大黒湯の先を右折し、荒川土手方面へと向かいます。荒川の土手手前の細い道を左折します。
この道は今年正月に「千住七福神めぐり」で歩いたコースと同じで見覚えが ありました。右手に、長い参道のある「氷川神社(大川町五丁目)」〔布袋尊〕へ(10:27)。境内には、高さ3mの千住川田神社の富士塚(富士山信仰)や、旧千住新橋の橋脚、紙すき碑がありました。
元の道に戻り、千住公園でトイレ休憩(10:32) 。ベンチで休む人も...。途中、タカラ湯があり、その先の桜の並木道を通ります。
「元宿神社」〔寿老人〕があり、このあたりは、千住宿に対して、鎌倉時代からの集落で「元宿」と呼ばれていました。墨堤通りを横断し 直進。元宿堀(浮世絵「武州千住」)記念碑を過ぎて(10:40)、右手の帝京科学大学横の階段を上ります。隅田川土手を右手に行くと、お化け煙突モニュメント〔大正15年~昭和38年まであった火力発電所の4本の煙突のミ ニュチュア〕(10:45)で、ハトちゃんは、小さい頃、母の実家に帰る際、常磐線の車窓から眺めて見える本数が変わるのを不思議がっていたのを思い出しました。コース前方に、スカイツリーの観えるビューポイントも...。
スロープを下ると、護岸は3mぐらいの高さで何も見えません。都営アパート脇を抜けて、300mほど 行くと、千住藝術村へ(11:00)。これが、名前負けで看板も無く、ウィンドー越しに、石こう像などが並べられているだけ。先に歩いていたウォーカーも場所がわからず右往左往。
墨堤通りを進んで、何やら右手にスポーツ公園らしき場所が...。角にある、管理事務所・弓道場・相撲場の建物前に、駅ハイの機械があり、中間チェックポイント(11:03)。
テニスコートは練習中でいっぱい。広場前を通って、東武線に突き当たります。
線路伝いに歩き、千住大橋駅を過ぎ、右折して間もなく、銅板葺きおろしの屋根とレンガタイル貼りの六角形の石洞美術館〔故・佐藤千壽氏のコレクションを核として、美術館の名称は佐藤の雅号「石 洞」から採用〕へ(11:10)。本日は、「第41回伝統工芸日本金工展」が開催されていて、入館して、金属の工芸品の花器・飾箱・鉢・金具・釜など、形・色など一級品のすばらしい作品を堪能できました。1階展示室からスロープで2階へ。帰りはそのスロープを下りて戻るので、2回作品が観れる特徴も。
やっと、コースの半分まで歩きました。隣りも、同じような建物で、美術館の受付に聞くと、千住金属工業(株)の本社ビルとのこと。
200mほどで、隅田川にかかる千住大橋のたもとに...。矢立初めの句碑がある大橋公園へ(11:21)。そこからがマップを見ても解りづらく、傍にいた工事関係者に聞いて、納得。階段を上って、下って千住小橋を渡ると、土手の壁には、松尾芭蕉の「奥の細道」の有名な絵があり、また階段を上り下りして、日光街道の反対側に出ました。
右手に進むと足立市場〔都内唯一の水産物市場。千住の魚河岸としても有名で 、一般客も一部買物できたり、食堂利用、マグロ解体ショーも行われます〕(11:28)。昼近くなので、閉散した状況。見学者用のチラシだけもらい、すぐさま退散。
市場脇を右折すると、やっちゃば緑道の土の道に入ります(11:34)。脇の家々は下町の情緒が...。緑道は常磐線路に沿っていて、突き当りを右折し、高架をくぐります。200mで左折し桁下1.6mの低い高架を頭を下げて通過。
東京電機大学前の一本手前の細い道路を右折。らぁ麺「マタドール」前は、 10人ほどの列。そのまま、直進なので早足に。東武線牛田駅~京成関屋駅前を通って、通りを渡って、千住曙町公園横から東京未来大へ(12:06)。きれいな外観とキャンパスに集まる学生たち...。(東武)堀切駅脇の水色の歩道橋を渡ると、前に荒川、途中に東武線の電車と線路が遠望できます。
反対側に下りて、土手に出ると、ゆったり流れる荒川と広々とした河川敷とサイクリング・歩行者道路が...(12:12)。掘切橋と、京成本線の鉄橋をくぐり、さらに土手が続きます......
「3年B組金八先生」のロケ地としても有名。開放感に浸れます。
最後は、土手を下りて、北千住駅方面へ。柳原千草通り~学園 通りに入って、 駅 手前に東京電機大学(TDU)の一号館、二号館の建物。ゴールは二号館入口に機械がありタッチ(12:36)。館内は、学生がいて、久しぶりに若い雰囲気は活気があって、前職場(大学事務)を思い出すことに...。
帰りも、東京メトロを乗り継ぎ、総武・中央線で最寄り駅の幕張本郷へと向かいました。
北千住は2回目でしたが、今回は宿場町に加えて、3大学キャンパスと「金八先生ロケ地」散策と、新しい場所にも行けたことが何よりでした。
しかし、ポイントが多くて、道が解りづらいのが難点でした。ウォーカーの一部には、道に迷ってしまったりで、困る人も出ると感じました。
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