雨が心配された6/8(火)に、習志野市のスポーツ振興協会の、ウォーキングサークルの皆さんと一緒に、東京駅~日比谷公園~皇居東御苑を歩く、ウォーキングに参加しました。
市内を一人で歩いていたときに、偶然、声をかけたのがご縁で、サークルに加入することができて、初のウォーキングです。
先生を含めて、14名の参加で、JR船橋駅から総武線快速で、スタート地点の東京駅へ向かいました。
東京駅を出て、まもなくポツッと、小雨が降ってきました。国際フォーラム(旧都庁跡地に建設された総合文化施設)内に行き、「大田道灌の銅像」を見ました。ゴールデンウィークに、「アート東京2010」に来たときは、全然気がつかなかったのですが、そういえば、昔、仕事で来たときに旧都庁前にあったことを想い出しました。次に、赤レンガ造りの三菱一号館の復元された建物の横をとおり、日比谷公園に。公園内に、古くから会った、馬用の水飲み場を見て、感心することしかり。火事で一度、消失した「松本楼」を見て、日比谷公園内をショートカットで散策。平日のお昼前なので人もまばらでした。
しばらくして、先生が予約されて、復原された、赤レンガの「法務省旧本館」http://www.moj.go.jp/gallery/index.html に入館し、警備が物々しい中、閲覧室へ。ここで、急遽、受付の女性に、説明を先生が依頼したところ、快く引き受けていただき、サークルのみんなは、説明に聞き入り、入ったことの無い人たちは、資料や、部屋の格調の高さに見とれていました。
皇居の外堀周辺は、多くの修学旅行と思われる生徒や、外国人観光客も、歩いており、広大に敷き詰められた、砂利の道や、きれいに手入れされた松の大木が立ち並んでいました。
重要文化財の桜田門をとおり、警視庁の建物や、近くまで行って眺望し、写真の絶景ポイントとなる「二重橋」のいきさつを聴きました。
「大手門」から、皇居東御苑 http://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higashigyoen.html にはいりました。本日は、火曜なので入場できました。
大きな石垣は、何度か補修されたそうですが、それにしても江戸時代には今のように機械が無かったので、城郭建築の大変さがうかがい知れます。
江戸城を偲ばせる史跡が、多数残っていたのと、坂が多くて、城外に出るのも大変だったと想像できます。徳川幕府の権力の絶大さが感じられます。
同心番所、百人番所、大番所と、建物も身分の違いから、立派になり、その違いにも、今回、初めて気づきました。坂を上ると、広大な「本丸跡」があります。
広い芝生で、お弁当を広げ、しばし歓談と昼休憩。雨が降ってきたので、東屋へ。ここで、サークルの名前を 「ゆう歩'21」に多数決で決定。発案者によると、「ゆう」は、「友」でも「遊」ともかけて、あとは21世紀に作った、ということで考えたそうです。 なかなか、格好良いと思いました。
案内板も整備されていて、浅野内匠頭で有名な「松の大廊下跡」を見て、またTVドラマや映画でも有名な「大奥」跡を、小高くなった「天守閣跡」から眺め、また、当時では一望できた「東京湾」を想像して、ビル群を眺めました。香淳皇后の還暦を記念した、音楽堂の建物「桃華楽堂」がカラフルで、ちょっと歴史の場所には、不釣合いかな?
その後、昭和天皇の武蔵野の樹林の面影を残した小道や、平成の小道を歩いて、日本庭園へ。
池には鯉が泳いでおり、花菖蒲が咲き誇り、さつきの桃色と相俟って、しばし憩いのひとときを楽しみました。
最後に、「平川門」で、入場の際に渡された「許可証」を返し、気象庁前の「和気清麻呂銅像」の平安京に向いた、大きな像を見ました。
本来ならば、ここから、東京駅まで戻るのですが、先生から、初の市外ウォークで、みんなが疲れていそうなので、ここで切り上げ、東京メトロの「竹橋駅」から電車に乗って帰路に着きました。
今回のウォーキングは、「歴史ウォーク」と呼べるもので、皇居を中心とした、東京(江戸)の再発見になりました。ウォーキングを違った視点で楽しめる良さに、また次の楽しみが増えました。雨もたいしたことなく、かえって暑くなくて、良かったです。
それにしても、神田先生の案内は、博学で、バスガイドさん顔負けです。
先生は、帰りの電車内で、解散後、さらに習志野市内の谷津周辺を歩くとのこと、一日3万歩を目標にしているとは言え、そのバイタリティーには恐れ入りました。
私も、毎日、最低、1万歩を目指して頑張ろうと思います。
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