再び大きな余震が

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4月7日(木)午後11時32分、テレビを見ていると、妻の携帯がけたたましく鳴って、緊急地震速報。それ以前にも毎日、東日本大地震の余震が来ていたのですが、そろそろ1ヶ月近くで、鉄道や震災地の復興が始まっていた、矢先の出来事。桜も咲いて、気分転換といきたいのに。

「ズシーン」という縦揺れに続き、「グラッグラ」という横揺れが、かなり長く続き、千葉県北西部でも震度4の揺れを観測しました。「これは大きい」と直感し、テレビを見ると、NHKでは、すぐにニュース番組をストップして、地震情報が流れました。

宮城県沖を震源として、東北地方各地で震度5~6の観測。被災地の人たちの不安を考えると、言葉が出ません。それでなくても、最近、千葉でも地震が頻繁にあるため、小生は過敏反応しがちでしたが、映像を見て気の毒でガッカリ。

追い討ちをかけるような余震に不安が募るばかり。被災地の被災者・避難者は、頑張って復興のために努力しているにもかかわらず、自然の力の前では、ほとんど無力にちかくなってしまいます。

今回の地震では、停電が東北各県合わせて370万世帯も。死者やけが人も出ました。またしても眠れない夜が続きます。「本当にそろそろ勘弁してほしい」と願うばかりです。「何でこうなるの?」とテンションが下がります。

ハトちゃんは、寺田寅彦の「天災は忘れたころにやって来る」という言葉を思い出しますが、どんなに気をつけても、思いがけずに、どうしようもないこともありますが、ある程度は、時間が解決してくれると信じています。

福島第一原発事故も終息するには程遠いし、新たな問題が次々と起こって来ていて、東京電力や国の政策に疑問を感じますが、東電の社員をはじめ、消防、警察、自衛隊など、命の危険を冒してでも、国民のために闘っている人たちがいます。こうした努力が報われるように、精一杯、応援しています。

野菜や魚の風評被害、工業生産部門の停滞、日本経済・社会はこれからどうなっていくのか、本当に心配です。第二次大戦の敗戦後、がんばって経済大国として、国際的地位を築きましたが、今、まさに、日本が問われている時期です。この試練を乗り切るべく頑張らないと、国力も低下し、国際的信用も堕ちてしまいます。

国内で、足の引っ張り合いは、この時期には休戦し、一丸となって、被災地の被災者を助けて、協力して前へ進むしかありません。

東電は、計画停電の実施を当分見送る旨、発表しましたが、今後の福島原発の方向性(たとえば廃炉)にともなうエネルギー政策の転換など、難問が山積みです。

毎日、ニュースを見ないと不安な毎日。「早く、NHKチャンネルを見る機会を少なくしたいのに、当分、無理なのかなぁー?」

これでは、自分だけ楽しむというのは、悪い気持ちになってしまいますネ。みんなが笑顔になれる日が一日でも早く来て欲しいものです。

 

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