4月4日(月)に、「ゆうほ(友歩・遊歩)21」で昨年の10月12日(火)に行った「野火止用水から玉川上水緑道コース」(6km)、ハトちゃんは入院のため行けなかった分を一人で歩きました。
叔父がJR「武蔵小金井」駅近くに住んでいるのですが、地震の影響でなかなか買いづらい米の話を聞いていたので、駅の改札口で10kgをいとこに渡してから、国分寺駅から西武線を利用してスタート駅の「玉川上水」駅に着いたのがちょうど12時でした。
駅を降りると、すぐ前に玉川上水の遊歩道(12:15)が。一応、行く手を通りがかりのおばさんに確認して、左折。上水脇の遊歩道にそって、しばらく歩いて行くと、上水小橋があり、その橋を降りると、 自然岩で築かれた高さ3mぐらいの岩から何筋もの滝が落ちていました。その横に清流復活の碑(12:23)がありました。付近は、ひんやりとしていて、涼風が漂っていて、子どもが遊んでいました。そこから緑道が続いていますが、いったん、玉川とはお別れして、線路沿いに赤レンガの遊歩道(両脇に高いアカマツ並木)が、ほぼ東村山方面に一直線 に延びています。右手に、ゴミ焼却場の高い煙突、左手は西武拝島線の線路・車庫が見えて来ました。線路沿いを進む遊歩道は、とても歩きやすいのですが、結構、直線が長いので距離が長く感じます。たまに、散歩中の人々に出会いました。
ひと駅分歩いて行くと、左手に、志村けんの歌で有名になった「東大和市」駅が見えて来て、青梅街道に出ました。すぐそばに、東京都薬用植物園 (入園無料)があります。桜の木は少なかったのですが、しばし、園内を見学。太陽光をいっぱいに浴びた温室には、バナナや高級ランのほか、観葉植物が所狭しと植生され、屋外には、漢方薬の薬草や薬木など多数植えられていました。観光客もだいぶ訪れていました。
青梅街道を渡って、ヤサカ家具前の細い道に入りました。「野火止用水」の標識があり、その道の脇に清流が流れ、脇に遊歩道が。ここは、玉川上水の水を、老中松平伊豆守が許可を受けて引いたとされているところです。
途中には、鯉の泳ぐ姿や「ホタルの生息地」の看板もあり、東京都の自然がこんなところで守られて いる発見もしました。右手には、今回の地震で悪名になった「東京電力」の変電所が見えて来ます。
その先の雑木林の木立の中を、上水に沿って野火止緑地を踏み進めて行くと、東野火止橋の分岐に到着。そこで、道に迷いそうになったので、地元の人に道を聞きました。「踏み切り沿いのこんもりした森に神明宮がある」そうです。
西武拝島線の線路沿いの踏切を渡ると、青々とした竹林の神明公園へ。その脇を進むと、神明宮(13:20)。境内の入口に、このあたりを開拓した、小川九郎兵衛の開拓碑。そして、すぐ近くの青梅街道沿いに小川寺(九郎兵衛の墓がある)も。
街道沿いのけやき通りに入ろうとすると、工事中の看板が。交通整理のガードマンに話して、家の外から竹内家の大ケヤキを観賞。高さは35m以上といわれ、市の天然記念物になっています。見上 げると、すごい威圧感。郵便局前を迂回して、遠方から眺めると、周りは宅地の造成中で、ひときわ聳え立つという感じ。
途中から、ケヤキ通りに戻って直進すると、右手に学校らしき建物が。親友のYさんの母校、武蔵野美術大学の校舎でした。畑の田園風景を見ながら進む。左にやっと大けやき道公園(13:45)があり、ここで、遅いお昼のおにぎりと水で休憩。
公園前の玉川上水緑道(14:00)に出て、上水緑道と武蔵野の自然散策を楽しむ。10分ほど歩いて左手に校舎の裏門が。高校野球の強豪、創価高校と記されて、所在地を初めて知りました。
緑道は約1.5kmほど続いていて、行きかうウォーカーにもだいぶ出会いました。 少々疲れてきたので、やっと西武国分寺線の「鷹の台」駅への表示があったので、これ幸いと、そのまま駅(14:20)に直進してしまいました。後でコースマップを見ると、小平中央公園がラストスポットでしたが、飛ばしてしまったのは残念でした。
この緑道を中心にしたコースは、とても歩きやすく、わかりやすいので、地元のウォーカーがうらやましく思えたことと、玉川上水に沿って武蔵野の自然が残る、貴重な体験をしました。6kmということでしたが、直線を歩いた分、長く感じました。
次回も、都合で行けなかった「ゆうほ(友歩・遊歩)21」のコースめぐりに挑戦します。
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