日本のアニメは、今や「世界一」と言って良いほど、日本だけでなく、世界各国で反響を呼び、多大な人気でファンを集め続けています。また、「アニソン」と呼ばれる、アニメの主題歌等の歌手による、一分野も熱狂的なファンがいて、活況を呈しています。
一時は、アニメもいろいろとあって、各局で、TV のゴールデンタイムでも放映されて、子どもだけでなく、大人も楽しめた時期(例えば、「少女戦士セーラームーン」や「剣豪浪漫 るろうに剣心」など)もありましたが、現在では、土・日曜の午前の早い時間帯や、深夜番組など、テレビ東京が力を入れている程度です。
その中で、フジテレビの海賊が主人公の「ワンピース」が、一つ気を吐いています。漫画家の尾田栄一郎氏は、連載が日本一になり、さらに頑張っています。どこまで、行くのか未定ですが、まだ、大航海グランドラインの半分を過ぎたとのことですが......。
邦画では、盛んに、木村拓也が主人公「古代 進」になって放映中の「宇宙戦艦ヤマト」(実写版)の「番宣」が目につきますが、映画は観なくても、やはり、アニメの方が、すばらしい感じがします。
そもそも、確かアニメは、1年半ぐらいかけて終わったと思いましたが、映画で2時間超えても、ストーリーが限られて、物語のエキスは取り出せない、浅いものになってしまうと思います。また、アニメは、アニメの主人公や冒険活劇そのものに、いろいろなドラマがあり、時には「理論的には、おかしい場面」があったり、また、ヒューマニズムをふんだんに取り入れたりして、実際はそうではなくても、十分に感動を受けたり、夢を与えてもらうことができます。
ジブリ作品が、老若男女を問わず、いまだに多くの人から圧倒的支持されるのも、作品の緻密さ、絵や背景・キャストの個性が、よく仕上がっているからです。また、主題歌を聞くと、その作品をイメージできる「魔法になっている」感があります。
最近、ネットで、ハトちゃんは、若い頃に観ていた「北斗の拳」「北斗の拳2」「タイガーマスク」「巨人の星」「あしたのジョー」などを次々と観て、また、当時「テレビっ子」であったことが証明されて、つい、深夜まで見入ってしまう日が続いています。
現在も「スポ根アニメ」はあるんでしょうが、あまり聞きません。小生の若い当時は、毎週欠かさずに観て、友達同士で学校で話題になったり、クラブに入部するきっかけも、アニメのスポーツに憧れた人がたくさんいました。ちなみに、妻は「アタックNo.1」でバレーボールに憧れて、高校時代、バレー部で頑張っていたそうです。
さすがに、現在のアニメと比べると、絵の単調さ、背景の雑さ、理論的な真実性などは劣りますが、何か「心に響くもの」が昭和のアニメには、残っている気がします。インターネットも無い時代だからこそ、少ない情報から得た印象は、鮮明だったのかもしれません。
1回だけの放映ではなくて、再放送もされていたので、多くの人が観て感動していました。もちろん、ハトちゃんは、同じアニメを何回も観ていたので、場面ごとのシーンも覚えていて、結構、当たっていました。 熱中して観ていたんですネ。
今夜も、[Gyao]で、懐かしの「タイガーマスク」の最終回を観て、感涙にむせぶのでしょうか?
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