「ゆうほ21」で小平から狭山・境緑道を歩く

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5月8日(火)は、「ゆうほ(友歩・遊歩)21」で雑木林の残る小平から狭山・境緑道(約7km)を歩きました。

 

9時30分に船橋西武前に集まった面々は、先生を含め17人だったそうです。というのも、ハトちゃんは、ブログにも書いたように、前日、実家に泊まってスタート小平駅(西武新宿線)で合流することに。インターネットで調べて、11時ちょっと前に駅に到着。すると、2分もしないうちに、神田先生率いるサークルのみんながやって来ました。ネットは便利ですね。

トイレをすませていざ出発。駅北口から和気藹々と二人一組という感じで、周囲を観ながら歩きます。東京街道に出て右折し1kmほど進んだ後、新小金井街道で左折します。途中、右手に大学と間違えそうな錦城高校、左手にFC東京大垣グラウンドがありました。500mほど進むと、車の往来が激しい新青梅街道にぶつかりました。 DSC09391.JPG左前方に緑に囲まれたレンガの建物が見えて来て、横断し、がす資料館〔東京ガスの事業の歴史およびくらしとガスの関わりを紹介するガスの歴史博物館。2棟の展示館は、明治時代に建てられた社屋を移設・復元したレンガ造りの建物〕へ(11:30)。

入場は無料で、先生が予約されたのでしょうか?館内ガイドからビデオ上映後、ガスの灯りの実験と説明。特に、花ガスはきれいでした。現在では、電気が主流ですが、ガス燈が明治初期に活用されていたことを改めて知りました。

まだ、ほとんど歩いていなかったのですが、先に昼食を館内で済ませて、 見学。 DSC09387.JPG灯館」1階では、都市ガスの最初の利用分野であるガス灯を中心に、黎明期の状況を展示・解説。2階では、レールが繋ぐ開化の架け橋「明治鉄道錦絵」展が開催されていて、当時の鉄道や駅舎、人々の様子がカラフルに描かれていました。「くらし館」では、明治初期から現代に至るガスやガス器具と、人々のくらしとの関わりの変遷を展示。また都市ガスの原料と製造システムの変遷も合わせて展示。中でも、2階にあったガスの火を利用したパイプオルガンは、珍しいものでした。

レンガの建物は、温か味があり、好評。ただし、外壁がきれい過ぎて建築年が疑問。館外ガス燈の趣き。庭園のサツキ等は、DSC09381.JPG手入れが行き届いていました。建物の間にあったガスコークガイド車は目を瞠ったのに、案内文が、素人にはわかりづらかった。

 

昼食&見学後(12:45)、満腹になって歩くペースは上がらない。大沼通りを歩いて行くと、都立小平霊園の入口へ(12:58)。霊園内は、サクラやケヤキ通り DSC09402.JPG DSC09408.JPGがあって、65haという広大な墓地が続く...。墓碑の形もさまざま。会員と同じ姓を見ると、「親戚?」という冗談も出るほど。

林の中に、「さいかち窪」と呼ばれる、黒目川の源流の窪地を見る。豪雨の後、復活するとの説明が。霊園内は、案内役の先生が、途中で道に迷ってしまうほど...。事務所手前の松の主幹に枝木が生えていて、「どうしてそうなったか」分析する女性も。

 

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やっと、管理事務所脇の広場に到着(13:30)。休憩後線路脇の道路に出ます。大ケヤキが DSC09419.JPG通りにあり、線路と反対側は墓石等の石材店が並び、古風なたたずまい。

小平駅手前(萩山寄り)の踏切を渡って、狭山・境緑道〔多摩湖から境浄水場までの水道道路を緑化した10.5kmの都立公園〕(13:48)。サイクリングロードを併設〕に入って、サイクリング道路脇の土の歩道を進む。歩行者と自転車が分かれているので歩きやすい。

 

DSC09433.JPG DSC09431.JPG

途中から、高い木々がこんもりしていて、道端には色とりどりの花壇もあって、目を楽しませてくれます。地元の人たちが、ベンチで休息していて、「どちらから来たの?」と気軽に声をかけてくれました。また、彫刻の像がところどころにあって、気分を和ませる風景も(14:00)。

 

何しろ、一直線の緑道なので、意外とくたびれ DSC09428.JPGます。途中のあじさい公園は通りすがりに観ましたが、小さな池が見えました(13:59)。あじさいの木は、たくさんありましたが、まだ葉のみで、開花時期に合わせたウォークが良いでしょう。

 

続いて、進行方向左手に旭の森児童公園を通り過ぎて、大沼田用水を取 DSC09436.JPGり入れたグリーンロード親水公園内を通って、右手に延命寺〔新田に移住した農民の菩提寺〕の本堂が遠くに見えましたが、本日は寄らずに、小平ふるさと村〔江戸初期、開拓時の住居、屋敷林に囲まれた農家、旧小平郵便局舎、消防小屋、水車小屋を移築・復元。1994(平成5)年5月に古民家を後世に伝えるため開村〕へ(14:15)。

 

出入口の郵便局舎前には、赤いポストが立っていて、 DSC09448.JPG敷地DSC09452.JPG内には開拓当初の復元住居が、小川家の古文書にしたがって当時の工法や材料を使っているので、リアリティーに溢れています。また文化遺産としても、大変貴重なものを見学できました。出口前の松の木の切り口に、珍しいくぼみが...。また、きれいな青紫のカキツバタが一輪、道端に可憐に咲いていました(14:30)。

最後のスポットは、「たけのこ公園」でしたが、先頭の集団は素通り(14:35)。ハトちゃんとKさんは、公園の表示 DSC09455.JPGを見て、二人で寄り道し、竹林を写真に撮ることに成功。

公園の大きな表示があったのを知らずに通り過ぎていたウォーカーに話すと、残念がっていました。

ゴール花小金井駅には15時5分前に到着。南口駅前広場に, ポツンと木製の碑 「 ブルーベリー栽培発祥の地 こだいら」が建っていました。今回は、小平駅~花小金井駅(2.6km)の狭山・境緑道を歩きましたが、時間の許す範囲でスポットに寄り、ゆっくり観賞できたら、さらに良かったと思います。

習志野から東京西部地区までは、時間が1時間半ぐらいかかるので、歩く距離が少なくなるのは仕方ないのですが...。

 

帰りは、行きと同様に、西武新宿線で高田馬場→東京メトロ東西線で西船橋→JR総武線で船橋駅という経路で帰りました。

天候は五月晴れで、午前中は初夏のよそおい。半袖で歩く人も。午後は、曇って来ましたが、雨に降られず、「新緑の武蔵野を満喫するウォーク」となりました。

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