「JR ウォーク」で いすみ「波の伊八」ハイキングで偶然の出会い

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前日のボランティア仕事の急遽変更により、4/20(金)は、外房線に乗り、いすみ「波の伊八」ハイキング(13km)に行って来ました。最寄りの大原駅へは9時57分に到着。

早速、駅近くの観光案内所へ。本日、二人目の参加者とのこと。スタート・受付を済ませて、直進して駅前通りを進み、左折し、そのあとは外房線の踏切を渡って、海岸へと向かう。中央商店街は寂れていました。途中、右手に大原公園の看板があり、波切不動堂(大聖寺)DSC09027.JPG池が広がる公園に立ち寄る(10:16)。大原はだか祭りの由来の看板。海岸が近づくにつれて、 DSC09037.JPG DSC09040.JPG潮風の香りが漂う。左手にある石の大鳥居の階段を登って、小浜城址八幡崎からは、外房の海の絶景が両側に望めます(10:26)。

しばらく眺望を楽しんだ後、階段を降りて、右手に進むと、数多くの漁船が停泊する大原漁港(10:36)。道路伝いには網元や、 DSC09044.JPG船の名前が書いてある屋敷が続き、港では、漁師が網を直したり、婦人たちが働いている姿も...。右手に港内を観ながら、海岸線の舗装道を進みます。

干物や海産物を取り扱っている店「がんこおやじ」を通り、塩田川に架かる立派な日の出橋を過ぎると、右側に公園が見えて来ます。池や遊具、風で動くモニュメントがある日在浦海浜公園に着きます(10:48)。園内には、 DSC09052.JPG DSC09051.JPGこの地に別荘のあった森 鴎外や林 芙美子の文学碑がありました。

観光案内所の受付の女性から、コースマップをもらった際、コースは、震災から変更になり舗装道路に。ハトちゃんは、海岸道路のオプションコースを選択。海の眺望と、近道に感じたため。

歩き始めは、海岸手前の細い道路を歩いて行きましたが、途 DSC09057.JPG中から道が砂で埋まり、海岸が見える一段高いところの道を歩いて行きます。打ち寄せる荒波を観ながら、潮風が頬に心地良くあたります(11:00)。眺望もきいて、当初は張り切っていたのですが、向かい風と、ほとんど直進状態が続く単調なウォーク。会った人も一人のみ。道も途中から、昨年の大震災の影響で、砂で埋まり、人一人が通れるコンクリート(前は、堤防の上部だと思われる)の上を約4kmほど靴に砂が入りながらの悪戦苦闘。救いは、砂地に風紋が鮮やか。

DSC09066.JPG途中で、行き先が不安になり、左に折れて、防砂林の中へ。ちょうど散歩に来ていたおばさんが親切にも、次のチェックポイントの九十九里ヴィラそとぼうの見える地点まで同行してくれました。何でも、ご主人が定年後、新鮮な魚介類が食べられるこの地に転居して生活をエンジョイしているそうです。御礼に、駅ハイ参加でいただいた煎餅と洋菓子を渡して別れました。

海岸の駐車場では、サーファーたちがサーフボードを出して、海岸へ。海岸まで歩いて、二番目のビューポイントですばらしい眺望を...。

ヴィラそとぼうでは、冷たい麦茶のサービスがあり、トイレ休憩(11:48)。DSC09068.JPG

その後、瀬崎橋を渡って、川幅の広い夷隅川沿いの道を進みます。舟が一艘、 漁をしていました。国道128号線に出て右折し、江東橋を渡って(脇に橋の由来看板あり)、ショートカットして国道を進んで、ゴール飯縄寺へと向かう。山門を見つけるまで、だいぶ時間を食う。今回のウォークコースには、矢印の案内が無かったのが、ちょっと迷ってしまった。

DSC09072.JPG DSC09074.JPGまず、藁葺屋根で鳥が翼を広げたような山門の風格に目を奪われる。藁の敷き詰め方も細かく見事(12:23)。

次いで、境内にある寺務所により、カードにタッチして、ゴール。境内の建造物や見所の説明を受ける。飯縄(いずな)寺〔808(大同3)年、 慈覚大師開山。天台宗明王山無動院飯縄寺。飯縄権現は、信濃国の飯綱山に対する山岳信仰から生まれた神様。神仏習合の神仏。浮世絵師として有名な葛飾北斎の作品「富嶽三十六景」「神奈川沖浪裏」の波に大きな影響を与え、を彫っては天下一の初代伊八の欄間彫刻や、天井画の墨絵「龍」絵馬鐘楼竜神池など〕

DSC09080.JPGここで、本堂入口上部に、二つの天狗の面。波の伊八 DSC09078.JPGの彫刻を観るため、靴を脱いでいたところ、女性が本堂の写真を撮るので横に避けて、ハトちゃんが立ち上がろうとした時、偶然に、若い男性に声をかけられました。千葉スタンプラリー時に、毎回、駅ハイスタート・ゴールで親切に案内をしてくれていた松﨑さん(小生は、JRの職員の方だと思っていましたが、駅ハイのお手伝いで、いすみ市役所商工観光課所属)に、思いがけず、出会いました。

たまたま、小生が昨日から本日へ変更し、コースも変更・寄り道をしたりして、お寺に着いた時に出会うとは? 記念に、二人のツーショットを。これも由緒ある寺に来た縁なのかも? 次の電車まで、時間があったので、境内を十分に歩いて堪能しました。本堂を覗くと、上部に装飾された伊八作の『結界欄間』が正面「天狗と牛若丸」と左右「波と飛龍」があり、浮き彫りという独特の作風で表現されるダイナミックな波は、押し寄せてきそうなほどの迫力を感じさせます。天狗の姿をした神様が沢山奉られていました。

DSC09087.JPG山門を出て、国道を渡って、JR太東駅までは直進で約30分ぐらい歩いて、ようやく後田踏切に(13:23)。途中、道の両脇は水田風景カエルの鳴き声がのどかに聞こえます。右に曲がって、ちょうど DSC09090.JPG昼休み中の無人駅に着いたのが13時27分。電車の到着3分前に改札が始まり、あわてて、駅員さんが障害者運賃の切符をくれました。駅構内上部にも飯縄寺観光ポスターが紹介されていました。数人の乗客と共に、13時48分発の千葉行きに乗りました。

平日午後の外房線は、ガラガラ。ボックスシートでゆっくりくつろぎ、軽食と水分補給。

夷隅(いすみ)の漁村風景や海岸景色歴史と文化、それに田園風景など、盛り沢山のウォークとなりました。次回は、まだ乗ったことの無い「いすみ鉄道」周辺を散策したいと思います。それにしても、今回は、知っている方と偶然に出会ったこともあって思い出のウォークに。これからも、さまざまな所に足を運んで、いろいろな見聞と体験を広めていければと考えています。

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