「船橋読売(2012.4.14)」に、全国ミニバスケットボール大会で、男子の前原中野木が優勝、八栄が3位という記事を見て懐かしく感じると共に、ここまでにしたチームの選手、監督やコーチ陣、応援者の皆さんの苦労をねぎらいたいと思います。
ハトちゃんは、八王子に小学校6年生の2学期から、結婚して、千葉に移り住むまでの24年間在住していました。10日ほど前に、実家に帰ったときのこと。庭の草取りをしていると、10年ほど前に引っ越して来た、隣りの奥さんから、「昔、子供会のミニバスケットコーチをやっていたんですね」と言われ、そういえばそんな時期もあったのかな、と思い出しました。
「何か頼まれると断れない」性格もあって、就職して2年目に、子ども会のポートボールコーチを頼まれました。少し仕事に余裕ができたので、自分の身体を動かす意味も含めて、引き受けました。スポーツの方は、中学時代の剣道部3年間ぐらいで、あとは体育祭などで、少々短距離が速かった程度。どちらかといえば、消極的でした。
ポートボールは、7人制で、バスケットボールとの違いは、バスケットゴールの代わりにゴールマンが台の上に乗り、立って手で捕る。その下にゴールを阻止するため、半円にガードマンが1人いて、ジャンプしながら相手のゴールを阻止する。得点、ルールはバスケットボールとほぼ同じ。
コーチを頼まれてからは、一応、関連書を読み、他チームの練習風景を見て、真似からスタート。週1回の練習でも結構、大変でした。まず、コミュ二ケーションを通じての子どもたちの長所、短所把握とチームの目標、まとまりなどを重視。また、女の子ということもあって、できるだけ平等に機会を与えることを心がけました。
とはいっても、勝たないと意味が無いので、できるだけ背の高い選手にボールを集めて、またゴールを受け取る選手は手の長くて、バランス感覚の良い子を選びました。最初の年は、小学校で1回戦負けでしたが、2年目は2位。3年目以降は一番強いチームになりました。
途中から、ミニバスケットボールが普及し、変更。ミニバスケットボールは、小学生以下で一般と比べ、コートが狭く、ボールの大きさ、リングが45cm低くて、得点は3ポイントが無いくらいで、他はほとんど同じ。運動量が激しく、高度のパス回しや、シュート能力が養成されるようになり、練習も土・日になりました。疲れるので、選手交替が重要なカギです。
コーチ最後の年は、ユニホームを新調し、八王子の代表を決める大会に出場。2回戦で優勝した長沼チームに完敗。子どもたちの悔し涙に、こちらまで泣かされた記憶があります。
チームのメンバーも、同じ朝日が丘団地の子どもたちだったので、当時は団地内で会うと挨拶したものでした。
1年ほど前に、当時、教えていた子ども。といっても、既に母親で、中学校のお子さんと歩いていましたが、久しぶりに対面。当時の面影が残っていたので、懐かしく感じました。
たった6年間でしたが、団地の一部で、ハトちゃんの町内会のコーチを評価している方がまだいたなんて、久しぶりに明るい気持ちになりました。一人暮らしの母親に話すと、微笑んでいました。
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