ゴールデンウィークに入る直前の先月28日(金)、義母が満88歳(享年90歳)で亡くなりました。葬儀の際、享年が2歳多い90歳となっていました。ハトちゃんは、数え年だと思い89歳だと思っていたので住職にも聞きましたが、返答は「パソコンに誕生日を入力すると出て来る」とおっしゃって、よく解りません。享年の数え方が解らなかったので、家に帰ってから調べてみると、行年(ぎょうねん)とも言い、たとえば、誕生日が5月4日の場合、生まれた時が1歳で、正月が来て2歳となり、したがって、亡くなった年で、まだ誕生日が来ていない場合は、2歳の違いが出ます。確かに、死者が長生きした場合には、それも一理ありますが、間違えやすいので、人に聞かれた場合は満年齢で答えています。享年を数え年ではなく、満年齢で表し「享年(歳)」と表すことが一般的になりつつあるそうです。
また、義母の土地での葬儀の慣わしは、普通の葬儀の順番とは違っています。
まず、死者をお通夜の前に荼毘に付します。したがって、死者の顔を見に来る人は時間的余裕がありません。お通夜や告別式でのお別れが無いので、普通のつもりで行くと、顔を拝むことができません。今回は、火葬が4月30日(火)午前で、その夜にお通夜。お通夜と告別式は、遺影、仮位牌と骨壷を祭壇に飾って、お線香をあげることになります。
また、簡略化して、初七日、百日法要も行ってしまって、お墓に納棺もしてしまいます。
その土地に子どもが住んでいない場合は便利ですが、何か物足りなさが残りました。
埋葬許可書をもらうのも役所が休みだったので大変でした。慣れていない受付で、何度もマニュアルを見ながら確認し、書類をもらうまでに40分。何とも時間のかかる対応でした。
2日(水)しか手続きができる平日が無かったので、かなり時間に追われました。したがって、一日では終わらず、来週も手続きに行く日があると思います。
昨年の11月に義父、今回、義母が続いて亡くなり、これで実家に誰も居なくなりました。農家のため、畑が残っています。義兄は二人が入院している頃から、ほぼ毎週末に見舞いと農作業をやって来ました。ハトちゃんや妻も手伝っていました。幸い、義兄は農業が好きなので、定年を迎えた後、戻って頑張ることでしょう!
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